ニュース

2023年4月20日

研究グループで特別研究員(ポスドク)をしてくださる方を名募集しています。詳しくはこちらをご覧ください(JREC-IN版はこちら。英語版も作成中です

2023年3月31日(4月20日に記入)

特別研究員のAi Zhipinさんが任期を満了され、4月から中国科学院地理科学与資源研究所の研究員(教授)にご栄転されることになりました。ますますのご活躍を祈念しております。

2022年4月19日(5月1日に記入)

花崎の論文「Toward hyper-resolution global hydrological models including human activities: application to Kyushu island, Japan」が出版されました。論文はHydorlogy and Earth System Sciencesに掲載されました。全球水資源モデルは現在、全球1kmの解像度での運用を目指して国際的な開発競争が繰り広げられています。今回は対象を九州に絞り込み、人間の水利用・水管理の表現に焦点を当てて、高解像度化の可能性と課題を詳細に論じました。共著者の皆様からは長年にわたって多大なご支援を頂きました。厚く御礼申し上げます。

2022年4月1日(5月1日に記入)

東京大学社会連携講座「グローバル水循環社会連携講座」が開設されました。花崎は客員教授としてこの講座に関わることになりました。プレスリリースはこちら

202112日(12月27日に記入)

研究グループで特別研究員(ポスドク)をしてくださる方を2名募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。英語版はこちら

2021年12月5日(12月27日に記入)

日本学術会議学術フォーラム「地球環境変動と人間活動―地球規模の環境変化にどう対応したらよいか―」で講演をさせて頂きました(プログラムはこちら)。関係者・視聴者の皆様、貴重な機会をありがとうございました。

2021年9月15日

水文・水資源学会/日本水文科学会の研究発表会で「流域を超えて~全国水文モデルの最前線~」というプロポーズドセッションを開催しました(プログラムはこちら)。発表者・参加者の皆様、誠にありがとうございました。

2021年9月1日

最近の研究を一般の方向けにまとめた「世界の水利用の水源を求める −世界の水資源のコンピュータシミュレーション その3−」という記事が環境研の地球環境センターニュースに掲載されました(こちら)。

2021年日(12月27日に記入)

研究室のZhipin Aiさんの論文"Global bioenergy with carbon capture and storage potential is largely constrained by sustainable irrigation"が出版され、プレスリリースが行われました(こちら。論文はNature Sustainability誌に掲載されました。Aiさんは研究室2人目のNature姉妹紙の筆頭著者になりました。おめでとうございます。

2021年5月14日

気候変動適応センターの適応プラットフォーム(A-PLAT)という基幹ウェブサイトにインタビュー記事を掲載していただきました(こちら)。

2021年1月22日(5月8日に記入)

研究室のJulien Boulangeさんの論文”Role of dams in reducing global flood exposure under climate change ”が出版され、プレスリリースが行われました(こちら)。論文はNature Communications誌に掲載されました。Julienさんは研究室最初のNature姉妹紙の筆頭著者になりました。おめでとうございます。

2020年12月12日

研究室のSaritha Padiyedath Gopalanさんの論文"Impact assessment of reservoir operation in the context of climate change adaptation in the Chao Phraya River basin”が出版されました。タイのチャオプラヤ川版のH08に同流域の全ての主要ダムを組み込み、ダムが現在および将来の気候に対してどのような効果を持つか詳細に分析したものです。論文はHydrological Processes誌に掲載されました。おめでとうございます。

2019年5月9日

研究グループで特別研究員(ポスドク)をしてくださる方を募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。英語版はこちら

2019年1月11日

研究グループで特別研究員(ポスドク)をしてくださる方を募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。英語版はこちら。→締め切りました。今回は残念ながら採用者がいませんでしたので、再公募します。

2018年12月11日

飯泉仁之直さんの論文”Crop production losses associated with anthropogenic climate change for 1981–2010 compared with preindustrial levels”が出版され、プレスリリースがおこなわれました(こちら)毎日新聞共同通信が記事にしてくださったようです。 論文はInternational Journal of Climatology誌に掲載されました。おめでとうございます。

2018年12月1日

気候変動適応センターが開設され、花崎は気候変動影響評価研究室室長に配置換えとなりました。少しずつ、新しい研究体制を作っていきたいと思います。

2018年11月30日

気候変動適応センターの開所式が行われました。日経新聞が記事にしてくださったようです。

2018年11月20日

花崎が芝浦工業大学の平林先生と共同で「地球温暖化は多様な災害の増加と同時発生をもたらし世界の多くの人に影響を与える」という報道発表をしました。毎日新聞が記事にしてくださったようです。

2018年11月19日

花崎が九州水フォーラム2019にて、「温暖化と水」という基調講演をさせていただきました。

2018年11月13日

華北電力大学の経済と管理研究科のLi Yanbin学科長、Liu Dunnan副学科長、Zhou Qian准教授が来所されました。

2018年10月9日

周茜さんの論文"Economic Consequences of Cooling Water Insufficiency in the Thermal Power Sector under Climate Change Scenarios"が出版されました。6月30日のニュースで示した通り、火力発電の冷却用水は将来逼迫することが懸念されています。冷却用水の不足は経済的にどれくらいの影響を及ぼすのでしょうか。6月30日で紹介した論文で推計された21世紀中の冷却用水の不足情報を応用一般均衡モデルに入力することで経済活動にどれくらい影響が及ぶのかを推定しました。論文はMDPI Energies誌に掲載さ入れました。

2018年10月1日

Ai Zhipinさんが研究グループに加わりました。現在の研究グループの研究者は高田久美子さん、Julien Boulangeさん、Ai Zhipinさん、花崎の4人です。

2018年7月11日(11月6日に追記)

解説「水文学から見た水・エネルギー連環の主な要素と最近の研究の動向」が出版されました。水を使うにはエネルギーが必要で、エネルギー(電気やガスなど)を使うにも水が必要です。こうしたつながりは連環(ネクサス)と呼ばれ、温暖化や人口増加により影響が伝播・相互作用すること、どちらかの問題解決を図ろうとするときに他方に悪影響が出ることなどに関して、様々な研究が行われています。この解説では、特にグローバルスケールの水・エネルギー連環研究の中で、水力発電・火力発電・バイオ燃料への灌漑というテーマに絞り、現在までの世界の研究の動向を解説しています。解説はエネルギー・資源学会の会誌「エネルギー・資源」に掲載されました。

2018年6月30日(11月6日に追記)

周茜さんの論文"Cooling Water Sufficiency in a Warming World:Projection Using an Integrated Assessment Model and a Global Hydrological Model"が出版されました。エネルギー需要の増大により、火力発電のための冷却用水需要も伸びると考えられています。特に内陸部の火力発電所は河川水を冷却用水に利用しており、農業・製造業といった他の淡水資源利用と競合します。また温暖化によって河川流量が減少すれば、水が逼迫し、発電出力を落とすことが避けられなくなるかもしれません。この論文では環境・エネルギー分析に特化して開発された応用一般均衡モデルAIM/CGEを用いて将来の火力発電の冷却用水をグローバルに推計し、その冷却用水が取りたいときに河川から取れるかを全球水資源モデルH08を使って推定しました。論文はMDPI Water誌に掲載されました。

2018年6月26日

眞崎良光さんの論文”Consequences of implementing a reservoir operation algorithm in a global hydrological model under multiple meteorological forcing”が出版されました。水循環モデルに貯水池操作アルゴリズムを入れると、計算される流量の季節変動は小さくなります。このため、複数の気象データ(メンバー)を使った(アンサンブル)シミュレーションでも、メンバー間のばらつきは基本的に小さくなります。ところが、メンバーの降水量に過大バイアスがあると、一つのメンバーだけ貯水池があふれ、大きな放流が起こり、ハイドログラフにスパイクが立ちます。このとき、メンバー間のばらつきは貯水池操作アルゴリズムを入れる前より大きくなることがあります。この問題はモデル開発者にまだあまり共有されていないため、詳細な検討結果を報告しました。論文はHydrological Sciences Journal誌に掲載されました。

2018年6月18日   

研究グループで特別研究員(ポスドク)をしてくださる方を募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。

2018年6月12日(11月6日に追記)

Jamal Zaherpourさんの論文"Worldwide evaluation of mean and extreme runoff from six global-scale hydrological models that account for human impacts"が出版されました。Inter Sectoral Impact Model Intercomparison Project (ISIMIP) Phase 2aでは過去の全球気象データを利用し、6つの主要な全球水文モデル(WaterGAP, MATSIRO, PCR-GLOBWB, LPJmL, H08, GBC)の地球水循環の再現性評価を40の流域で6つの指標を使って行いました。論文はEnvironmental Research Letters誌に掲載されました。

2018年5月11日

特別研究員の周茜(Zhou Qian)さんが華北電力大学(北京)経済と管理研究科(http://www.ncepu.edu.cn/)の准教授に採用されることが決定しました。おめでとうございます。

2018年3月15日

環境研究総合推進費[革新型研究開発(若手枠)]に応募していた「企業の温暖化適応策検討支援を目的とした公開型世界水リスク評価ツールの開発」が採択されました。これまで開発してきた全球水資源モデルH08を民間企業の関心が高いCDPウォーター調査への対応に応用できないか検討します。

2018年1月29日

論文"A global hydrological simulation to specify the sources of water used by humans"が出版されました。全球水資源モデルH08は自然水循環と人間水利用の相互作用を扱う優れた機能がありますが、地下水を明示的に扱えない、取水後の復帰水(リターンフロー)を扱えないなど、現実の水資源問題を取り上げる際に支障になる問題も抱えていました。そこで新たに、地下水の涵養と流出、地下水からの汲み上げ、運河導水、海水淡水化、復帰水に関する機能を新たに導入し、また、不確実性の原因となっていた1km3未満の貯水池の表現に関するアルゴリズムを大幅に改良しました。この結果、自然水循環と人間水利用の双方のシミュレーションに飛躍的な改善がみられました。論文はHydrology and Earth System Sciences誌に掲載されました。

2017年8月23日 [2018年2月18日に追記しました。]

和田義英さんの論文"Human–water interface in hydrological modelling: current status and future directions"が出版されました。過去10~20年の間に、灌漑やダム操作といった人間活動が全球スケールの陸面過程モデルや水文モデルに含められるようになりました。この論文は、こうした研究活動を概観し、今後どのような研究が必要かをまとめています。広域水文学の「大御所」が多数共著に入っていることも話題になりました。論文はHydrology and Earth System Sciences誌に掲載されました。

2017年8月5日 [2018年2月18日に追記しました。]

飯泉仁之直さんの論文”Contributions of different bias‐correction methods and reference meteorological forcing data sets to uncertainty in projected temperature and precipitation extremes”が出版されました。気候の将来予測は気候モデルを利用して実施しますが、気候モデルには不確実性があり、過去の再現実験をしても観測とぴったりとは一致しません(モデルの不十分さに加え、「同化」という作業をしていないため、原理的に一致しないことがないことが知られています)。そこで、モデルを使って農業生産性や水資源の温暖化の影響評価をする際には気候の将来予測の問題を取り除く「バイアス補正」と呼ばれる作業が必要です。この論文は最新の気候予測を飯泉さんが開発した方法を利用してバイアス補正した新しい気候データセットの開発についてまとめています。論文はJournal of Geophysical Research誌に掲載されました。

2017年6月28日 [2018年2月18日に追記しました。]

Fang Zhaoさんの論文"The critical role of the routing scheme in simulating peak river discharge in global hydrological models"が出版されました。全球水文モデルには必ず河川の流量を推定するモデルが含まれていますが、ほとんどのモデルは単純に水を上流から下流に「移動させて」いくもので、川の氾濫などが扱えません。国際モデル相互比較プロジェクトISIMIP2aの枠組みを利用し、川の氾濫などを扱える高機能の全球河川モデルCaMa-Floodを利用した場合、河川流量シミュレーションの精度が向上するかを調べました。この結果、CaMa-Floodを利用することで、日最大流量が改善されるなどの効果がH08を含む多くの全球水文モデルに対してみられました。論文はEnvironmental Research Letters誌に掲載されました。

2017年6月22日 [2018年2月18日に追記しました。]

佐藤雄亮さんの論文"Multi-model and multi-scenario assessments of Asian water futures: The Water Futures and Solutions (WFaS) initiative"が出版されました。IIASAのWFaSプロジェクトの枠組みを利用し、PCR-GLOBWB, WaterGAP2, H08の3つの全球水資源モデルを利用したアジア域の水分野の温暖化影響評価を実施しました。論文はEarth's Future誌に掲載されました。

2017年6月22日 [2018年2月18日に追記しました。]

Junguo Liuさんの論文"Water scarcity assessments in the past, present, and future"が出版されました。地球規模の水不足の評価を行う際には水資源の不足度合いを示す様々な指標が利用されてきました。代表的な指標をレビューし、一つの図にまとめることにより、指標の長所や短所などをまとめました。論文はEarh's Future誌に掲載されました。

2017年6月15日

 眞崎良光さんが共著に加わった論文"Water scarcity hotspots travel downstream due to

human interventions in the 20th and 21st century"が出版されました。ダム操作は流況を安定させ、取水は流量を減少させますが、これらの影響は河川を伝って下流へと伝播します。この伝播の特性を5つの全球水文モデルを使って評価しました。論文はNature Communications誌に掲載されました。

2017年4月24日

眞崎良光さんの論文"Intercomparison of global river discharge simulations focusing on dam operation—multiple models analysis in two case-study river basins, Missouri–Mississippi and Green–Colorado"が出版されました。全球水循環モデルはこれまでに複数が開発され、土壌水分量、河川流量といった出力のモデル間相互比較が行われてきましたが、貯水池操作については体系的な相互比較が行われたことがありませんでした。この論文ではISIMIPの出力を利用し、5つの最先端の全球水循環モデルの貯水池操作に関する出力をミズーリ川とコロラド川で精査し、各モデルの特徴や今後の課題を明らかにしました。論文はEnvironmental Research Letters誌に掲載されました。

2017年4月1日

Julien Boulangeさんが研究グループに加わりました。現在の研究グループの研究者は周茜さん、高田久美子さん、Julien Boulangeさん、花崎の4人です。

2017年3月27日 [2018年2月18日に追記しました。]

沖大幹先生と矢野伸二郎さんの論文Economic aspects of virtual water tradeが出版されました。製品を生産する過程で大量の水が使われます。製品の輸出入を通じて水は仮想的に輸出入されることになります。この概念を仮想水(バーチャルウォーター)貿易と言います。これまで水文学者は仮想水貿易を水文学的観点から定量することに努めてきましたが、経済的指標と絡めた分析はまだまだ不足しているのが現状です(正確に言うと仮想水貿易量と経済的指標の間にある明瞭な関係がそれほど見つかっていません)。単価と生産量の関係から水が直接貿易されない理由などが明らかになりました。論文はEnvironmental Research Letters誌に掲載されました。

2017年3月12日

JpGU2017のプログラムが発表されました。今回は、IIASAの和田義英さん、東大の沖大幹先生のセッションのCo-Conveynerになりました。和田さんのセッションは5月22日(月曜日)、沖先生のセッションは5月23日(火曜日)です。どちらも信じられないほど豪華な発表者の顔ぶれですので、ぜひ、セッションまで足をお運びください。

和田さんのセッション

沖先生のセッション

2017年3月5日

長く共同研究をしている国立環境研究所の藤森真一郎さんの論文"Projections of industrial water withdrawal under shared socioeconomic pathways and climate mitigation scenarios"が出版されました。工業用水の世界規模の需要見通しはこれまでにも多く行われてきましたが、需要を決定する要因があまりにも多く、また利用できるデータも少ないため、「国単位の工業用水需要を発電量で回帰する」、といった荒っぽい手法がとられてきました。今回は、数はそれほど多くないものの、産業別の工業用水使用データを整備することで、付加価値額あたりの水利用の原単位を産業別に求め、応用一般均衡モデルAIM/CGEで推計された将来の産業別付加価値に掛けることで「産業別に需要を積み上げる」形でを将来の工業用水の需要見通しを行いました。論文はSustainability Science誌に掲載されました。

2017年2月20日

 共同研究をしている国立環境研究所の仁科一哉さんの論文”Reconstruction of spatially detailed global map of NH4+ and NO3− application in synthetic nitrogen fertilizer” が出版されました。20世紀中、世界の窒素肥料の使用量は激増しましたが、いつ、どこで、どんな肥料がどれくらい使われたのか、という情報は世界中どこでも手に入るわけではありませんた。入手可能なデータや統計手法を組み合わせることにより、1961-2010の50年間にわたり、緯度経度0.5°(約50km四方)の解像度で窒素肥料使用量のグローバルデータを開発することに成功しました。特に、地球規模の物質循環を数値計算する際に重要になる硝酸態窒素とアンモニア態窒素の割合についても推定しているところが特徴です。論文はEarth System Science Data誌に掲載されました。

2017年2月9日

地球環境研究の国際プログラムFuture Earth(詳しくはこちら)の一部であるWater Futureに国連持続可能な開発目標(Sustainable Development Goal; SDG)を評価するためのコアグループSDG Assessment Core Groupが設置され、全球水資源モデルH08も参加することになりました。詳しくはこちらをご覧ください。

2017年2月6日

共同研究をしている農研機構の田中朱美さんの論文"On the scaling of climate impact indicators with global mean temperature increase: a case study of terrestrial ecosystems and water resources"が出版されました。パリ協定では「世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保つととも. に、1.5℃に抑える努力を追求すること」に言及されていますが、これまで1.5℃という温度上昇に対する影響評価はあまり実施されてきませんでした。この論文は、今まで数多く実施されてきた2℃に対する温暖化影響評価の結果を按分(内挿・外挿)することで、1.5℃をはじめとする別の温度上昇に対する影響評価とみなせるかについて、複数の影響指標について詳細に調べた結果を報告しています。全球水資源モデルH08は流出量のデータ提供を行いました。論文はClimatic Change誌に掲載されました。

2016年11月22日

 光栄にも大先輩の伊藤昭彦さんにインタビューしていただくことができました。詳しくはこちらをご覧ください。

2016年10月12日 [2018年2月18日に追記しました]

論文"A seawater desalination scheme for global hydrological models"が出版されました。海水淡水化は河川水や地下水の不足する沿岸域において水資源を生成する技術で、世界のさまざまな地域で急速に普及が進んでいます。海水淡水化の現状分析を踏まえ、世界に適用可能なモデルの開発を行いました。論文はHydrology and Earth System Sciences誌に掲載されました。

2016年6月30日

眞崎良光さんが栄転し、研究グループを離れることになりました(弘前大学理工学研究科)。4年と1か月、お世話になりました。新天地でのご活躍を期待しています!

2016年6月2日

研究グループで特別研究員(ポスドク)をしてくださる方を募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。→終了しました。

2016年4月1日

高田久美子さんが研究グループに加わりました。現在の研究グループの研究者は眞崎良光さん、周茜さん、高田久美子さん、花崎の4人です。

2016年3月18日

全球水資源モデルH08の動画マニュアルが完成しました。開発してくれた鴨志田穂高さんに感謝します。

日本語版 短縮URL:http://goo.gl/s2q4fl

英語版 短縮URL:http://goo.gl/MOaPOy

2016年3月13日

2008年に出版されたH08の論文の被引用件数が100を超えました(Thomson ReutersのWeb of Scienceによる)。投稿した時、ここまで被引用件数が伸びるとは全く予想していませんでした。嬉しいです。

”Hanasaki, N., Kanae, S., Oki, T., Masuda, K., Motoya, K., Shirakawa, N., Shen, Y., and Tanaka, K.: An integrated model for the assessment of global water resources - Part 1: Model description and input meteorological forcing, Hydrol. Earth Syst. Sci., 12, 1007-1025, doi:10.5194/hess-12-1007-2008, 2008.”

2016年2月28日

全球水資源モデルH08の動画マニュアルの試作版の公開を始めました。→動画マニュアルの開発は完成しました。2016年3月18日の記事をご覧ください。

2016年1月21日

研究グループに新しいサーバが導入されました。機種はIBM (Lenovo)のx3750です。どんなパフォーマンスが出るか楽しみです。

2016年1月17日

2016年のJpGUでCoupled Human-Water Dynamics across Scales: Observations, Understanding, Modeling, and Management (Coupled Human-Water System Dynamics Across Scales)というセッションがあります。海外の著名な研究者も多数講演するセッションになりそうです。詳しくはこちらをご覧ください。

2016年1月7日

研究グループで特別研究員(ポスドク)をしてくださる方を募集しています。→募集は終了しました。

2016年1月5日

共同研究をしているNASA Goddard Institute for Space StudiesのYoshihide Wadaさんの論文"Modeling global water use for the 21st century: Water Futures and Solutions (WFaS) initiative and its approaches"が受理されました。温暖化の進行や社会経済の大きな変化が予測される中、世界の水循環や水利用の変化がどうなっていくのかを総合的に検討していく国際応用システム分析研究所(IIASA)のWFaSプロジェクトの最初の論文です。全球水資源モデルH08はこのプロジェクトにも貢献しています。論文はGeosceintific Model Development誌に掲載される見込みです⇒2016年1月22日追記:こちらから出版されました。

2015年12月6日

研究グループの周茜さんの論文"Model-based analysis of impact of climate change and mitigation on hydropower"が受理されました。水循環モデルが推定した将来の水力発電量の最大可能量と経済モデルが推定した将来の水力発電需要を世界の地域別に比較・分析したものです。水循環と経済という異なる分野のモデル結果を総合的に分析しているところが特徴です。論文は水工学論文集第60巻(土木学会論文集B1(水工学), Vol.72, No.4)に掲載される見込みです。

2015年10月30日

最近の研究成果を分かりやすく解説した記事が国立環境研究所ニュースに掲載されました。詳細はこちらをご覧ください。