世界のデータ
Hanasaki et al. (2018)を執筆していた頃にまとめた世界の水利用量のデータ。
AQUASTAT
特徴:世界全体のデータ
解像度:国別
入手方法:http://www.fao.org/nr/water/aquastat/main/index.stm
備考:
USGS
特徴:アメリカのデータ
解像度:州別・郡別データ
入手方法:http://water.usgs.gov/watuse/data/2010/index.html
備考:2016年現在の最新版はEstimated Use of Water in the United States in 2010
USDA/NASS
特徴:アメリカの農業関連データ
解像度:州別・郡別データ
備考:CENSUS>CROPS>FIELD CROPS>CORN>WATERAPPLIED と進むと灌漑用水量データが得られる。なお、分類はgravityかpressuredか。
Eurostat
特徴:EUのデータ(Wada et al., 2014, ESDで参照されている)。
解像度:国別
入手方法:http://ec.europa.eu/eurostat/data/database
備考:
Statistics on water in Mexico
特徴:メキシコのデータ(Wada et al., 2014, ESDで参照されている)。
解像度:
入手方法:http://www.conagua.gob.mx/english07/publications/Statistics_Water_Mexico_2008.pdf
備考:
IGRAC
特徴:国別の地下水資源量・取水量データ
備考:かつてIGRACは”Digital form for viewing and editing data in the Global Groundwater Information System (GGIS)”という国別の地下水データを豊富に含むExcelファイルを公開していたことがあったが、現在はダウンロードできなくなっている。
日本のデータ
Hanasaki et al. (2022)を執筆していることにまとめた日本のデータ
日本の水資源の現況
特徴:日本の水資源・水利用の最も基本的なデータ
入手方法:https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/mizsei/mizukokudo_mizsei_fr1_000037.html
工業統計調査 統計表 用地用水編
特徴:工業用水取水量のデータ
解像度:最も細かくて工業地区単位
入手方法:https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/kougyo/result-2.html
備考:Hanasaki et al. (2022)では取水量が出荷額と比例していると仮定することで市町村別の値を推定している。
水道統計
特徴:水道のデータ
解像度:最も細かくて水道事業者単位だが、必ずしも全国すべての水道事業者の情報が漏れなく記載されているわけではなさそう。
入手方法:日本水道協会の発行する年間「水道統計」を購入する(2分冊のうち、施設・業務編に水量の情報はある)
備考:Hanasaki et al. (2022)では取水量が人口と比例していると仮定することで市町村別の値を推定している。