設立趣旨
職場における精神障害者の職場環境調整など、産業精神保健におけるソーシャルワークは必須の専門活動であり、精神保健福祉士の専門性や機能を生かせる潜在性は高いと思われます。しかし、現状では精神保健福祉士の関与や関心は必ずしも大きくなく、また、職域でも精神保健福祉士の活用については議論が十分になされてきませんでした。そのため、発起人の声かけにより、2011年10月に「産業保健分野で働く精神保健福祉士の会」を設立し、2012年の第11回日本精神保健福祉士学会 学術集会にて、世話人4名が職域に関する活動報告、研究発表を行いました。ここで予想以上にPSWの職域への関心の高さが感じられたため、日本産業精神保健学会にて精神保健福祉士部会を設置するよう働きかけを行い、会設立に至りました。両会では「働く」を支援する精神保健福祉士が集い、情報交換と研究成果に関する交流をはかり研鑽を積むことを活動の中心に据え、「働く」場において精神保健福祉士のコンピテンシーを生かし、より貢献を深めていけるようになることを目指します。
役員
部会長 佐藤 恵美 メンタルサポート&コンサル沖縄 代表
副部会長 真船 浩介 産業医科大学 産業生態科学研究所 精神保健学研究室 助教
春日 未歩子 森とこころの研究所
事務局
佐藤 恵美
重山 三香子、森 利人、田村 真弓
E-mail: opsw-rep@umin.org
当事務局は、「産業保健分野で働く精神保健福祉士の会」事務局も兼ねています。
「産業保健分野で働く精神保健福祉士の会」webサイト URL:https://sites.google.com/site/opswweb/