日本産業精神保健学会 精神保健福祉士部会 第8回専門技術研修会 ご報告

日本産業精神保健学会 精神保健福祉士部会 第8回専門技術研修会 ご報告

去る2018年1月13日(土)PSW部会主催の専門研修会を下記の通り行いました。

遅くなりましたが簡単にご報告いたします。

主 催:日本産業精神保健学会 精神保健福祉士部会

テーマ:「レジリエンスに焦点を当てたストレスコーピングモデル

~BASICPhモデルの紹介と産業精神保健への応用~ 」

講 師:岡田太陽 先生(臨床心理士) BASIC Ph JAPAN 副代表

森脇正弘 先生(臨床心理士) 東海旅客鉄道株式会社 健康管理センター

このモデルは、ストレス時の対処行動(コーピング)を多重にとらえ直して活用する方法で、自分が一番使って世界とつながっているのは、6つのチャンネルの内どれかを知っていくことから始まります。

まずは、知的先入観を持たないよう講義なしで、車座となってワークから開始。

6つのチャンネルとは、

B信念 A感情 S社会 Iイマジネーション C認知 Ph⾝体的 です。

危機的状況下を想定した時に、何を自分が優先するか、発想するかで無意識に自分が使っているいつものチャンネル、自分が重視しているチャンネルが浮かび上がってきます。

いくつかのワークを通して、改めて自覚できたこと、新しく発見した自分など、いつもと違う研修を体験することができました。

ワークショップの後は、お茶とお菓子での交流会が行われました。和気あいあいとした雰囲気の中、有益な情報交換やネットワークづくりができたのではないかと思います。

講義終了後のアンケートでは、参加者の多くの方から「講義に満足した」回答があり、大変有意義な会となりました。

皆さま、積極的なご参加誠にありがとうございました。

第8回 専門技術研修会の様子


交流会の様子