長期化する新型コロナウイルス感染症パンデミックの中で、経済活動や生活の在り方が大きく変化し、労働者に多大な影響を及ぼしています。特に女性は、雇用継続の困難やワークライフバランスの変化などにより、心身の健康に深刻な影響が生じているものと思われます。実際、2020年の自殺者数は11年ぶりに増加に転じ、女性の増加が目立ちました。今回は多彩なご登壇者により、こうした現状の背景を紐解いていこうと考えています。「企業の中からみた女性労働者の動向や職場支援のしくみ」、「外部相談窓口からみえる女性労働者のストレス」、「SNS上のコミュニティに集まる女性労働者の本音から見えるもの」、そして最後に「これからの女性労働者がどのようにこの状況に向き合いセルフケアしていけるのか」について、各テーマでご活躍の先生方にご登壇いただき、支援の多角的な視点を得たいと考えています。
テーマ:「コロナ時代の女性労働者のメンタルヘルス」
日時:2021年11月20日(土) 16:50〜18:50
座長:真船浩介(産業医科大学)
佐藤恵美(メンタルサポート&コンサル沖縄)
シンポジスト:木村理砂(えとう労働衛生コンサルタント事務所)
久保真理(アソシエイトイン・カウンセリングルーム)
千木良直子(株式会社COEO)
櫻井麻紀子(サントリーホールディングス株式会社 人事部)