第24回学校読書ボランティアの会 8月例会

1. 「わたしと図書館 ~ネパールの子ども図書館に思う~」

今回は特別企画として、福知山高校の図書館司書 岡本みさき先生に講演をお願いしました。

ネパールとの関係

岡本先生は、2001年12月に、福知山高校の生徒の古い体育館シューズをネパールへ届ける運動に参加され、初めてネパールの地を踏まれました。それ以来この活動に関わり続け、靴だけでなく文房具なども届けておられます。ネパールの首都カトマンヅから、さらに飛行機でボカラという町まで行き、そこから車で山を登ったジョムソンというところへ支援物資を運ぶ旅です。支援物資を自らの手でネパールに運ぶのは、輸送費が旅費と変わらないくらい高額で、確実に届く保証がないためと、何よりも相手の様子を目で見て確かめ、本当に役立つ援助をしたいという思いからだそうです。最近では、現地の学校で、生徒の就業教育のために、ノートパソコンを必要としているとのことです。もし使用されていないノートパソコン(WindowsXP)のがありましたら、

提供してください。それから、子どもの靴(20センチ以下のもの)があまりないので、こちらも必要とされています。

ネパール日本子ども図書館

昨年12月にネパールへ行かれた際、カトマンズにある「ネパール日本子ども図書館」を訪問されました。

これは、2001年に設立され、5~6年は日本からの支援があったそうですが、今は個人の支援しかなく、本が古くなり、減っています。ここでは、4歳~16歳の子どもたちに登録制で本の貸し出しをしたり、おはなし会や、折り紙教室、映画会なども開催しています。今後は、この図書館へ本を届けることを考えておられます。ネパールまで、支援物資を運んでくださるボランティアを募っておられます。興味のあるかたはご連絡を。

京都の学校図書館・公共図書館の充実を求めるつどい

岡本先生は学校図書館に司書が必要との考えから、2010年から毎年、学校図書館研修会を開かれています。福知山市では昨年から、小学校に図書室補助員が配置され、子どもたちが図書室を利用しやすい環境作りに改善が見られています。今年度はこの制度が継続されましたが、さらに継続、拡充されるよう要望していきたいと呼びかけれれました。

2. みんなでコラボin中丹 の報告

くじらぐも 小学校での読み聞かせ発表

土井さん ブックトーク 「川は流れる」

仲野さん 語り 「食わず女房」 ブックトーク 「な~にをたべた」

3. 図書館 「夏休み読書感想文お助け隊」 ブックトーク の報告 河村さん 仲野さん 上垣