第17回6月例会の模様
2011年6月4日例会の報告
①「東日本大震災 被災地に本を届ける活動」の中間報告
前回の例会日4月2日から始めた「東日本大震災 被災地に本を届ける活動」の報告です。
4月に本を送ったユニセフと他の2団体は本の受付を終了しています。そこで今回は主に落合恵子さんが中心となっておられる「クレヨンハウス」の「HUG & READプロジェクト」通じて被災地に送りました。後日、落合さんご本人から、代表の仲野さんにお礼の電話がありました。
今後もこの活動は続けていきたいと思っています。例会の日に図書館入り口に場所をお借りし、本などの受付をします。また三和、大江、夜久野の分館では受付のカゴを常設させて頂いています。この様子は朝日新聞の地域版に掲載されました。
②実践報告~テーマ「高学年で読む本」
・雀部小学校 村上さんより
1,「海のおっちゃんになったぼく」なみかわみさき文/黒井健絵 クレヨンハウス
2.「世界がもし100人の村だったら」池田香代子編 マガジンハウス編
3.「日本が100人の村だったら」水のかおる著 データハウス出版
→内容をクイズ形式にしてまとめたものを紹介してもらいました。
たとえば「日本が100人の村だったら・・・農業人口は2人、漁業は0.2
人、林業は0.4人」など興味深いものでした。
・昭和小学校 大槻さんと長田さんより
1,「おおかみのおいしゃさん」オルガ・ルカイユ絵・文/こだましおり訳 岩波書店
2,「じごくのそうべえ」田島征彦絵・文 童心社
3.「まるまるまるのほん」エルヴェ・テュレさく/谷川俊太郎訳 ポプラ社
→「きいろいまるを おして つぎへ いこう」言葉に導かれて、ページをめくっていくと・・・? フランス発・ポップな色づかいのイマドキ絵本。絵本を押したりゆすったり傾けたり・・。
③質疑応答
④「学校図書館機能充実(司書教諭)講座」の報告(5月20日) 仲野さんより
八木中学校の実践報告を紹介
「心・技・体」の調和を目指す学校全体の取り組みとして
*毎朝必ず行う各クラスでの朝読書
*中学校で最も求心力のあるクラブ活動での読書会、
(全校集会や放送などで取り組みや感想発表する)