Ver. 1.00
Ver. 1.00
全員で協力するゲームです。 『同じ形のカード(形カード)』を『同じ順番』に出せば、ゲームに勝利します。
形カードは、手番の人が選んだお題から推測し、出します。お題カードは2枚のうち、1枚から選びます。
人によって形の印象が違うため、なかなかうまくいきません。
5回繰り返したら答え合わせを行います。全員で出したカードが、順番も含めてすべて一致していれば、勝利となります。難易度調整が可能で、より簡単に、もしくはより難しくすることができます。複数セットあれば、何人でも遊ぶことができます。
形カード96枚
裏面が6種類あり、各16枚ずつあります。表面は形が書かれていて、それぞれ16種類あります。
各自、裏面が同じ種類の形カードを16枚すべて取ります。残った形カードは箱に戻します。
いずれか1人が代表して、自分の形カードからランダムに6枚選び、表面を向けて、前に出します。
ほかの人は、これらと同じ形の形カードを手札から出します。これらはひとまとめにして裏面を向け、『準備図』のようにテーブルに並べます。
これで、全員、表面が同じ色の形カードを10枚セットで、手札として持つことになります。
お題カード60枚
各カードの両面にお題が書かれています。
ゲームを始める前に、どちらの面を使うかを、みんなで決めます。混合でも構いません。
※難易度は、ふつう、むずかしいの2段階あります。
※各お題カードの数字は難易度レベルを表しており、1が一番やさしく、5が一番難しくなっています。
お題カードをよく混ぜます。こちらも『準備図』のように、形カードと一緒に並べて、使う面を裏向けて山札としておきます。
最後に、名前に形が入っている人がスタートプレイヤーとなります。複数いる場合や誰もいない場合はランダムに決めます。
お題カードの山札から1枚引き、使う面が裏向きのまま、スタートプレイヤーの前に置きます。
準備図(※6人で遊ぶ場合。お題カードの面は「ふつう」を使用する)
スタートプレイヤーから時計回りに手番を行います。
手番の人は、お題カードを山札の上から1枚引き、手元にある1枚と合わせて、今回使う面を見ます。
1番目にあるそれぞれのお題を見て、どちらか1つを今回のお題にします。選んだカードは、下図のように山札の下方に置きます。
最後に、選ばなかったカードを次の手番である左隣の人に裏向きに渡します。
重要)両方のカードが気に入らなければ、各手番に一度だけ、2枚を箱に戻し、新たに山札から2枚引いて決めることができます。
注意)この時、それぞれで相談したり、出すカードを伝えるような言動はできません。特定できないような会話をすることはできます。
手番の人を含む全員が、お題から想像し、手札の形カードから1枚選びます。
選んだ形カードは、ほかの人に見えないように、お題カードと並べて、テーブル中央に伏せて置きます。この時、下の図にあるように、それぞれの列ができるようにします。
また、パスはできません。
伏せたカードはそのままにして、左隣の人の手番となります。
先ほどと同様に、次のお題カードを引いて、どちらかを選び、形カードを出していきます。
その際、お題カードの中で使用するお題の数字は、引いた枚数と合わせてください。引き直した枚数は数えません。
つまり、1枚目は1、2枚目は2、以下同様に、3枚目は3、4枚目は4、5枚目は5を使います。
注意) 伏せた形カードは、ゲームの終了まで誰も内容を確認したり、入れ替えたりできません。
細かいルール
お題カードを見て、気になった時に参照してください。
■『38. 人 / Players』は1~5すべて同じお題となります。一緒に遊んでいるいずれか1人を選びます。
■『87. 自由 / Free』は1~5すべて同じお題となります。自由に決めてください。その際、図形が名前に入ってはいけません。
■英語と日本語を同時に使用する場合、一部カードは順番やその内容が異なります。全員で相談して決めます。
こうして5枚目まで形カードを伏せて出したら、1枚目から答え合わせを行います。
1枚目の手番だった人は、1枚目に出された全員の形カードを表向けます。この時、お題も併せて言うとよいでしょう。
同様に2枚目以降もそれぞれの手番だった人が答え合わせします。
全員同じ形のカードを『5枚』、『同じ順番に』出していればゲームに勝利します。おめでとう!
そうでなければ敗北です。もう一度チャレンジしましょう!
初めて会う人や小さいお子さまと遊ぶ場合、お題カードはすべて1つ目のお題を使用してもいいでしょう。
慣れてきたら、すべて5つ目のお題を使用するなど、より難しくしてもいいでしょうし、形カードの枚数、お題カードの枚数を自由に変更することもできます。
大谷 直史(おおたに ただし)
派生元となったヒトトイロの作者です。鳥取大学准教授で、教育学を専門としており、社会教育や環境教育について研究しています。また、NPO『みんなの居場所「ぽっと」』で子ども・若者とかかわり、そこからこのゲームも生まれました。
ヒトトカタチを作る際、アイデア、ルール整備を田邉が行い、お題については、それぞれがアイデアを出す形で進めました。※大谷様からの提案で、ヒトトイロとは異なり、作者名が田邉となりました。
ゲームデザイン / 田邉顕一(TANABE Kenichi)
イラスト・デザイン / わと (Wato)
作成協力 / 大谷直史 (OHTANI Tadashi)
スペシャルサンクス/ Jon Power、テストプレイヤーのみんな