Ver. 2.15
Ver. 2.15
人里近い妖精の住む森、喜劇の舞台……
この世界と魔界がつながり、モンスターたちが押し寄せてくると言われています。プレイヤーは魔術師となり、使い魔や使役したモンスターを使って、モンスターを打ち破りましょう。
このゲームは、カードを集めるデッキ構築型のゲームです。終了時に持っているカードの合計点数が最も高いプレイヤーが勝者となります。モンスロートインシリーズは混ぜても遊べます。混ぜたときのルール
適当な方法でスタートプレイヤーを決めます。
各プレイヤーはサマリカードを自分の前に置きます。スタートプレイヤーのみ、スタートプレイヤーの面を上にします。
■モンスターカード、アイテムカード
背面により、初期カード(黄色)、下級カード(青色)・中級カード(赤色)・上級カード(灰色)に分けます。
・初期カード(黄色・12枚)
ネズミ、コウモリ、ロバの3種を、各プレイヤーは1枚ずつ、手札として持ちます。ロバ男はフレーバーで、ロバと同じ扱いです。
残った初期カードは箱に戻します。
・下級カード(14枚)、中級カード(30枚)、上級カード(16枚)をそれぞれよく混ぜ、山札とします。
■トークンカード、土地カード(畑12枚、森8枚)
土地カードは「畑」「森」の面を上にして、それぞれまとめてテーブルに置きます。
■ボスカード(6枚)
上図のように「1」~「4」を1枚ずつ並べて置きます。この時、2枚ずつある「2」と「3」はランダムにそれぞれ1枚ずつ決めます。残った「2」と「3」は表の内容を確認せず、箱に戻します。
その後、「1」のカードの左上にある魔法陣のアイコンに、ラウンドマーカーを置きます。
このゲームは12ラウンドからなります。最初の初期準備ラウンドの他、スカウトラウンド、ボス戦ラウンドがあります。
現在のラウンドは、以下のトラックとラウンドマーカーによって示されます。
以下、ラウンド毎に説明を行います。
このラウンドは全員が一斉に手番を行います。
各プレイヤーは、下級カードの山札から3枚ずつ引きます。この時、スタートプレイヤーから時計回りに見て、最も遠い2人のプレイヤーは追加で1枚ずつ引きます。残ったカードは箱に戻します。
2人で遊ぶ場合、2人とも4枚引くことになります。
各プレイヤーは引いたカードの中から1枚選び、自分の手札に入れます。残ったカードをテーブルの中央に裏向きに置きます。
これで手札は初期カードを合わせて4枚になります。
また、全員が置いた中央のカードをすべて表にし、カード別に枚数が分かるように少しずらして重ねて置きます。これらとゲームの準備で置いた土地カードの山をまとめて「フィールド」と呼びます。
「トークンカード」が置かれている場所は、「ストック」と呼びます。
最後に、ラウンドマーカーを次のマスに移動します。
※5~6、8~9、11ラウンド目のスカウトラウンドも同様です。
スタートプレイヤーから時計回りの順に、1度ずつ手番を行います。
手番では以下の1~3を順番に行います。
■1.召喚フェイズ
■2.スカウトフェイズ
■3.クリンナップフェイズ
■1.召喚フェイズ
このフェイズでは、カードを手札から自分の前に出します。出した場所を「場」といい、それぞれのプレイヤー毎にあります。
出す際、出したいカードの左上に書かれた「召喚コスト」(巻物)の枚数分の手札を捨てなければなりません。捨てたカードは自分の近くに1つにまとめて置かれます。これを「捨て山」といいます。捨て山も同様にプレイヤー毎にあります。
これを繰り返し、場に出したいカードをすべて出したら次のフェイズに進みます。
例 : 手札から召喚コストが1の「ロバ」を出すため、手札から1枚、「コウモリ」を捨てました。
■2.スカウトフェイズ
フィールドにあるカードや土地カードを、自分の場のモンスターカード(タイプが「モンスター」のカード)を使って取ることができます。取ったカードは自分の捨て山に置かれます。これを「スカウトする」と言います。
モンスターカードを1~複数枚使って、1枚をスカウトできます。
逆に1枚のモンスターカードで複数枚のカードをスカウトすることはできません。
スカウトするには、スカウトコスト以上の攻撃力が必要です。
また、1手番で何枚でもスカウトすることができます。
▼フィールドのカードをスカウトする手順
フィールドのカードの右下に「スカウトコスト」(盾のアイコン)が書かれています。対して、自分の場のモンスターの左下には「攻撃力」(赤いアイコン)が書かれています。これらを比べ、スカウトコスト以上であれば、そのフィールドのカードを取って、自分の「捨て山」に置きます。
こうして、スカウトに使ったモンスターカードは、横向きにして、使用したことが分かるようにしてください。これを「未使用」の状態から「使用済み」の状態となったと言います。使用済みのカードは、この手番では使用できません。
注意:もし、攻撃力にあまりが出たとしても、他で使用することはできません。
▼土地カードをスカウトする手順
他のフィールドのカードと同様に、自分の場のモンスターカードを使って、土地カードである「畑」や「森」をスカウトすることができます。別のモンスターカードを使って、手番中に何枚でも土地カードをスカウトすることが可能です。
この時、裏面の「焚火」「濃霧」を直接取ることはできません。
土地カードを取った時、捨て山ではなく、直接場に置きます。
※土地カードの詳細については、後述します。
注意:土地カードを5枚持っている場合、さらに土地カードをスカウトするなど、それ以上土地カードを取る行動はできません。
例:スカウトフェイズ
自分の場にある「ロバ」と「ネズミ」を合わせて、攻撃力が合計5になりました。
これで、フィールドにあるスカウトコストが5以下のカードを1枚スカウトすることができます。
今回は、スカウトコスト4の「木霊」をスカウトすることにしました。
フィールドの「木霊」を自分の捨て山に置き、「ロバ」と「ネズミ」を使用済みの状態、つまりカードを横向きにします。
■3.クリンナップフェイズ
以下の1)~3)を順番に行います。
1)モンスターカードの維持コストの支払い
維持コストとは、カードの左上にある召喚コスト(巻物)と同様です。
維持コストを支払えば、自分の場のモンスターカードを未使用の状態にして、場に置いておくことができます。これを「維持する」と言います。元から未使用のカードを維持したい場合でも維持コストを支払う必要があります。間違わないように1枚ずつ確認して行います。
維持コストの支払いは、手札1枚か、自分の場のカード1枚を捨て山に置くことで「1」を支払えます。場のカードで支払う場合、そのカード自体の維持コストは支払わなくてよく、未使用、使用済み、どちらの状態でも構いません。
また、維持したいモンスターカードを土地カードの上に置くことで、土地カードに書かれた数字分、支払いに当てることができます。
※詳細は11ページの「土地カードの詳細」にあります。
最後に、維持コストが支払われていないモンスターカード、そして手札はすべて自分の捨て山に置きます。
維持コストの支払いができる限り、何枚でも維持できます。
またアイテムカードは、維持コストが0のため、維持コストの支払いなしに維持できます。
2)手札の補充
自分の捨て山にあるカードから4枚までカードを選び、自分の手札とします。残ったカードはそのまま捨て山に置きます。
注意:捨て山が3枚以下の場合、捨て山のすべてのカードを手札にします。
3)もし、ラウンドの最後のプレイヤーの手番だった場合、ラウンドマーカーを次のマスに移動します。
クリンナップフェイズの例:
自分の場には使用済み状態の「ロバ」と「ネズミ」があります。さらに手札が1枚あります。
この時、プレイヤーは「ロバ」を維持することを考えています。
「ロバ」の維持コストは1なので、手札を1枚捨てるか、場のカードを1枚捨てるかすれば維持できます。
プレイヤーは「ネズミ」のカードを捨て山に置き、ロバの維持コストを支払うことにしました。
そして、使う当てのない残った手札を捨て札にしました。
最後に捨て山のカードから自由に4枚選び、手札にし、手番が終了しました。
アクション:場札を使う
自分の場に出したカードに、「能力」「アクション」「使い捨てアクション」のいずれかを持っている場合があります。「能力」は常時使用状態にあり、「アクション」と「使い捨てアクション」は自分の手番中であれば、いつでも使用できます。
「アクション」を行った場合、横に向け、使用済みの状態にします。
「使い捨てアクション」を行った場合、即座に捨て山に置きます。
例 : 能力
「招菌の踊り手」
これが場に出た時、トークンカードから「応菌の踊り手」のカードを1枚取り、自分の場に置きます。トークンカードも他のモンスターカード同様に使用します。
例 : アクション
「ネズミ」
このカードを使用済みの状態にします。
場のモンスターカードを1枚選び、修正前攻撃力(カードに書かれている攻撃力)を2倍にします。
例 : 使い捨てアクション
「ロバ」
自分の場のモンスターカードから、何枚でも選べます。選んだそれらを捨て山に置きます。
このカードを捨て山に置きます。
土地カードの詳細
フィールドのカードと同じようにスカウトできます。土地カードの能力は、維持コストや召喚コストに対して使用できます。維持コストは不要です。置かれているだけでよく、使用済みの状態にはなりません。
1)土地カードをスカウトした時
捨て山ではなく、直接自分の場に置きます。すぐに使用できます。
2)維持コストの支払いとして使用する方法
クリンナップフェイズの【1)維持コストの支払い】で、自分の場のモンスターカードを土地カードの上に置きます。これで、置かれたモンスターカードの維持コストの支払いに、土地カードを当てることができます。「畑」は維持コスト「1」を支払います。「森」は「2」です。
注意 : 1枚の土地カードには1枚のモンスターカードしか置けません。土地カードが複数枚あっても、1枚のモンスターカードにそれらを使う、ということはできません。逆に1枚の土地カードに複数のモンスターカードを置くこともできません。この点、「森」「濃霧」は上に複数のカードを置け、それぞれ合計2、4まで維持コストを払えます。
3)召喚コストとして使用する方法
モンスターカードが上に置かれていない土地カード(つまり、維持コストで使用されていない土地カード)があれば、その土地カードは召喚コストの支払いに使えます。「焚火」では、「3」を自由に割り振って1~複数のカードの召喚コストの支払いに使えます。
また、召喚コストで使った場合は、維持コストとしても使えます。
「森」「濃霧」は召喚コストとして使用することはできません。
4)裏返して「焚火」「濃霧」にする方法
自分の「畑」「森」に8、9以上の攻撃力で再びスカウトすると、裏返され、「焚火」「濃霧」になります。「畑」「森」の左上のアイコンはこれを示しています。
ボス戦ラウンド:4ラウンド目
※7、10、12ラウンド目も同じです。
ラウンドマーカーがBoss(12ラウンド目はFinal Boss)のマスに移動したら、ボス戦のラウンドとなります。一番数字の小さいボスカードを表にします。
12ラウンド目では、残った最後のボスカードを表にします。
以下のフェイズを順に、手番関係なく、全員が同時に行います。
■1.召喚フェイズ
■2.スカウトフェイズ
■3.報酬フェイズ
■4.クリンナップフェイズ
■1.召喚フェイズ
スカウトラウンドと同様に行います。
■2.スカウトフェイズ
スカウトラウンドと同様ですが、必ずボスカードのみをスカウトします。フィールドのカードや土地カードはスカウトできません。
その際、スタートプレイヤーから順に、攻撃力を宣言します。スカウトしなかった場合、0です。ここではまだボスカードを取りません。
注意:カードの効果でフィールドのカードを取ることはできます。複数人が行う場合、手番順を優先させます。
■3.報酬フェイズ
ボスカードのスカウトコスト以上だったプレイヤーの中で、1位のプレイヤーはボスカードを取り、自分の場に表向きに置きます。
同数の場合、スタートプレイヤーから始めて、時計回りに近いプレイヤーがより上位とします。
取ったボスカードはゲーム終了時、得点として数えます。また、取ったプレイヤーは、書かれたペナルティを即座に受けます。
その後、12ラウンド目の場合、ゲーム終了に進みます。
そうでない場合、4、7ラウンド目では中級の山札(赤色)から、10ラウンド目では上級の山札(灰色)から各プレイヤーに3枚ずつ、裏向けて配ります。この際、1位のプレイヤーは(4人プレイの場合は2位のプレイヤーも)追加で1枚受け取ります。
その後、初期準備ラウンドと同様に、その中からカードを1枚選び、自分の捨て山に置きます。残ったカードは、裏向けてフィールドへ出し、一斉に表を向けて、カード別に置きます。
最後に、1位のプレイヤーの左隣のプレイヤーが、新しいスタートプレイヤーとなります。サマリカードをスタートプレイヤーの面にし、元のスタートプレイヤーはサマリカードを裏返します。
■4.クリンナップフェイズ
スカウトのラウンドと同様に行います。
自分の手札、自分の場や自分の捨て山にあるカード、自分の土地カード、取ったボスカードの得点を合計します。
最も得点の高いプレイヤーが勝者となります。
もし同点だった場合、ボスカードの枚数の多いプレイヤーが勝者となります。それも同数の場合は、ともに勝者となります。
TIPs:ゲームに慣れてきたら、クリンナップフェイズ中に次のプレイヤーが手番を開始しても構いません。
プレイ例(1~4ラウンド目まで)
■1ラウンド目:初期準備ラウンド
下級カードの山札から引いた3枚のカードのうち、「招菌の踊り手」を手札に入れました。
■2ラウンド目:スカウトラウンド
・召喚フェイズ
召喚コスト1の「招菌の踊り手」を場に出しました。手札から、「ネズミ」を捨て、これで召喚コスト「1」を支払いました。同様にさらに「ロバ」を出し、「コウモリ」を捨てました。
「招菌の踊り手」の能力で、ストックからトークンカードを1枚取り、「応菌の踊り手」の面にして、場に出しました。
・スカウトフェイズ
「ロバ」、「招菌の踊り手」、「応菌の踊り手」を使い、フィールドにある「畑」をスカウトしました。これで「ロバ」、「招菌の踊り手」、「応菌の踊り手」は使用済みの状態で、自分の場にあります。
スカウトした「畑」は直接自分の場に置きます。
・クリンナップフェイズ
維持コストが1の「ロバ」のため、「招菌の踊り手」を捨て山に置きました。そして「ロバ」を未使用の状態にしました。
「畑」を次のラウンドの召喚フェイズで使いたいため、「畑」には何も置かず、「応菌の踊り手」はストックに戻しました。
捨て山には3枚しかありませんが、すべて手札にして、手番を終了しました。
■3ラウンド目:スカウトラウンド
・召喚フェイズ
「コウモリ」を出し、「ネズミ」を捨て、召喚コストに当てました。
次に「招菌の踊り手」を出し、何も置かれていない「畑」の召喚コストを使います。ストックから「応菌の踊り手」を出します。
・スカウトフェイズ
「ロバ」と「招菌の踊り手」で「ホウキ」を、「コウモリ」と「応菌の手」で「木霊」を取り、捨て山に置きました。
「ホウキ」と「木霊」を捨て山に置き、「ロバ」「コウモリ」「招菌の踊り手」「応菌の踊り手」は使用済みの状態になります。
・クリンナップフェイズ
「フユーレー」を「山」の上に置きました。「フユーレー」の維持コストは「山」と「カエル」を捨てることで支払われます。「マイコニドの菌床」の維持コストは、そのアクションによって0になっているため、何も捨てなくても、維持され、未使用状態になります。
捨て山にある「フクロウ」「カエル」「オオネコ」を手札にしました。
■4ラウンド目:ボス戦ラウンド
・召喚フェイズ
「カエル」を出し、手札から「オオネコ」を捨てて、召喚コストを支払いました。「フクロウ」を「マイコニドの菌床」のアクションで召喚コストに充てて出しました。
・スカウトフェイズ
「フユーレー」は「山」の上に置かれているため、攻撃力が【+1】されます。「フクロウ」、「カエル」、「フユーレー」の攻撃力と合わせて、合計11ですが、「フユーレー」の能力で【-2】され、合計9の攻撃力を宣言しました。
結果、トップでした。スタートプレイヤーが時計回りに次のプレイヤーになりました。
中級の山札から3枚引き、トップのため追加で1枚引きます。引いたカードを見て、「悲嘆の堕天使」を捨て山に置き、残りをフィールドに出しました。
・クリンナップフェイズ
「山」に「カエル」を置き、維持しました。また「フクロウ」を「フユーレー」で維持しました。捨て山から「オオネコ」「フユーレー」「悲嘆の堕天使」を手札にしました。
ゲームデザイン / 竹内大雅(TAKEUCHI Taiga)
アートワーク / HAL10WEEN