Ver.3.00
Ver.3.00
全員で協力するゲームです。 『同じ色のカード(カラーカード)』を『同じ順番』に出せば、ゲームに勝利します。
カラーカードは、手番の人が言ったお題から推測し、それぞれで出していきます。
これを5回繰り返したら答え合わせを行います。全員が出したカードが、順番も含めてすべて一致していれば、全員の勝利となります。人によって色の印象が違うため、なかなかうまくいきません。
より簡単に、もしくはより難しく、難易度調整が可能です。
より手軽に遊べる「セレクト」、これまで通りの「シンク」 の2つのモードがあります。
カラーカード90枚
裏面が6種類あり、各15枚ずつあります。表面は色が書かれていて、それぞれ15色あります。
各自、裏面が同じ種類のカラーカードを15枚すべて取ります。残ったカラーカードは箱に戻してください。
いずれか1人が代表して、自分のカラーカードからランダムに5枚選び、表面を向けて、前に出します。
ほかの人は、これらと同じ色のカラーカードを手札から出します。これらはひとまとめにして裏面を向け、『準備図』のようにテーブルに並べます。
これで、全員、表面が同じ色のカラーカードを10枚セットで、手札として持つことになります。
お題カード40枚
各カードの両面にお題が書かれています。
「表面:シンク」と「裏面:セレクト」と呼び、それぞれお題の決め方が異なります。
全員で、シンク、セレクトのどちらの面を使うかを決め、そちらを下にしてよく混ぜます。
その後、このページの最下にある『準備図』のように、カラーカードと一緒に並べて、山札としておきます。
シンク:お題カードから連想して自由にお題を決めます。
セレクト:2枚のお題カードから1枚をお題に決めます。
●お題ルールカード1枚
シンク、セレクトのお題の決め方のルールが書かれています。
最後に、名前に色が入っている人がスタートプレイヤーとなります。複数いる場合や誰もいない場合はランダムに決めてください。
準備図 ※6人でシンクを遊ぶ場合
スタートプレイヤーから時計回りに手番を行います。手番ではお題を決めます。
お題カードの「シンク(表面)」、「セレクト(裏面)」のどちらの面を使うかによって、お題の決め方が異なります。1回のゲームでは、どちらか1つの面だけを使うようにします。
2‐1‐1.お題を決める:シンクの場合
手番の人は、お題カードを山札の上から1枚めくり、シンクの面を上にして、下図のように、山札の下方に置きます。
その後、1番目の言葉から『連想したお題』を1つ声に出して答えます。
この時、そのカードが気に入らなければ、手番中に一度だけ引き直せます。新たにめくったカードは、気に入らなかったカードの上に重ねてください。
注意:この時、色を含むもの、色に近いお題を言ってはいけません。例えば、「文房具」の言葉に対し、「赤えんぴつ」や、「音楽」の言葉でいえば、「ブルース」などがダメです。
2‐1‐2.お題を決める:セレクトの場合
手番の人は、お題カードを山札の上から2枚めくり、今回使う面を見ます。
1番目にあるそれぞれのお題を見て、どちらか1つを今回のお題にします。選んだカードは、下図のように山札の下方に置きます。
最後に、選ばなかったカードを次の手番である左隣の人に裏向きに渡します。
以降、手番の人は、山札から1枚だけめくり、手元にある1枚と合わせて2枚から1枚を決めます。
2‐2.カラーカードを出す
手番の人を含む全員は、決まったお題から想像し、手札のカラーカードから1枚選びます。
そして、ほかの人に見えないように、お題カードと並べて、テーブル中央に伏せて置きます。この時、右下図にあるように、プレイヤーごとに列ができるようにします。
パスはできません。
2‐3.次の手番
さきほど伏せたカラーカードはそのままにして、時計回りに次の人の手番となります。
さきほどと同様に、次のお題を決めて、カラーカードを出していきます。
その際、お題カードの中で使用するお題の数字は、それぞれが出すカラーカードの枚数と合わせてください。
つまり、1枚目は1、2枚目は2、以下同様に、3枚目は3、4枚目は4、5枚目は5を使います。
注意) 伏せたカラーカードは、ゲームの終了まで色を確認したり、入れ替えたりできません。
細かいルール
お題カードを見て、気になった時に参照してください。
■お題から出す言葉は『有名なもの』でも、プレイヤー全員が分かれば『身内のもの』でも構いません。
■『20.音楽 / Music』の『4.(実際に)歌』、『5.(実際に)鼻歌』は実際にそれを行ってください。
■『40. このメンバー / Players』は1~5すべて同じお題となります。一緒に遊んでいるいずれか1人を選んでください。
■英語と日本語を同時に使用する場合、一部カードは順番やその内容が異なります。全員で相談して決めてください。
こうして5枚目までカラーカードを伏せて出したら、1枚目から答え合わせを行います。
誰かが代表して、1枚目に出された全員のカラーカードを表向けます。この時、1枚目で連想した言葉を併せて言うとよいでしょう。
同様に2枚目以降もそれぞれ答え合わせしてください。
全員同じ色のカードを『5枚』、『同じ順番に』出していればゲームに勝利します。おめでとう!
そうでなければ敗北です。もう一度チャレンジしましょう!
初めて会う方や小さいお子さまと遊ぶ場合、お題カードはすべて1つ目のお題を使用してもいいでしょう。
慣れてきたら、すべて5つ目のお題を使用するなど、より難しくしてもいいでしょうし、カラーカードの枚数、お題カードの枚数を自由に変更することもできます。
大谷 直史(おおたに ただし)
鳥取大学准教授。教育学を専門としており、社会教育や環境教育について研究しています。また、NPO『みんなの居場所「ぽっと」』で子ども・若者とかかわり、そこからこのゲームも生まれました。
※『ヒト+イロ』の売り上げの一部は、『みんなの居場所「ぽっと」』様に寄付されます。
ゲームデザイン / 大谷直史 (OHTANI Tadashi)
イラスト・デザイン / わと (Wato)
スペシャルサンクス/ 梅井節次 (Trickplay)、Jon Power、丸田康司(株式会社すごろくや)、テストプレイヤーのみんな