Ver. 2.12
Ver. 2.12
全員で協力するゲームです。 『同じ色のカード(カラーカード)』を『同じ順番』に出せば、ゲームに勝利します。
カラーカードは、手番の人の言葉から推測し、出していきます。この『言葉』は、お題カードから連想されたものです。
人によって色の印象が違うため、なかなかうまくいきません。
5回繰り返したら答え合わせを行います。全員で出したカードが、順番も含めてすべて一致していれば、勝利となります。
難易度調整が可能で、より簡単に、もしくはより難しくすることができます。複数セットあれば、何人でも遊ぶことができます。
カラーカード90枚
裏面が6種類あり、各15枚ずつあります。表面は色が書かれていて、それぞれ15色あります。
各自、裏面が同じ種類のカラーカードを15枚すべて取ります。残ったカラーカードは箱に戻してください。
いずれか1人が代表して、自分のカラーカードからランダムに5枚選び、表面を向けて、前に出します。
ほかの人は、これらと同じ色のカラーカードを手札から出します。これらはひとまとめにして裏面を向け、『準備図』のようにテーブルに並べます。
これで、全員、表面が同じ色のカラーカードを10枚セットで、手札として持つことになります。
お題カード42枚
※ブランクカード2枚を含みます。
各カードの両面にお題が書かれています。
表面が1~2で、裏面が3~5となっています。
ブランクカードを箱に戻し、残ったお題カードを1~2の面を上にして、よく混ぜます。こちらも『準備図』のように、カラーカードと一緒に並べて、山札としておきます。
※お題カードには、両面で5つのお題が書かれています。
数字は難易度レベルを表しており、1が一番やさしく、5が一番難しくなっています。
このページの裏面にある『遊び方』で、どれを使用するか、説明があります。
遊んだ後に、ブランクカード2枚には、自分でお題を書いてみましょう。あなたオリジナルのヒトトイロが作れます。
最後に、名前に色が入っている人がスタートプレイヤーとなります。複数いる場合や誰もいない場合はランダムに決めてください。
準備図(※6人で遊ぶ場合)
スタートプレイヤーから時計回りに手番を行います。
手番の人は、お題カードを山札の上から1枚引き、山札の隣に1~2の面を上にして置きます。
その後、1番目のお題から『連想した言葉』を1つ声に出して答えます。
この時、そのカードが気に入らなければ、一度だけ引き直せます。引き直したカードは気に入らなかったカードの上に重ねてください。
注意:この時、色を含むもの、色に近い単語を言ってはいけません。例えば、「文房具」のお題に対し、「"赤"えんぴつ」や、「音楽」のお題でいえば、「"ブルー"ス」などがダメです。
手番の人を含む全員が、「連想した言葉」から想像し、手札のカラーカードから1枚選びます。
そして、ほかの人に見えないように、お題カードと並べて、テーブル中央に伏せて置きます。この時、下の図にあるように、それぞれの列ができるようにして下さい。
パスはできません。
伏せたカードはそのままにして、時計回りに次の人の手番となります。
先ほどと同様に、次のお題カードを引いて、カラーカードを出していきます。
その際、お題カードの中で使用するお題の数字は、引いた枚数と合わせてください。引き直した枚数は数えません。
つまり、1枚目は1、2枚目は2、以下同様に、3枚目は3、4枚目は4、5枚目は5を使います。
注意1)山札の一番上のカードに、お題が見えるのが気になる場合、山札からカードを引く際に、山札の一番下からカードを引くようにしてください。
注意2) 伏せたカラーカードは、ゲームの終了まで色を確認したり、入れ替えたりできません。
細かいルール
お題カードを見て、気になった時に参照してください。
■お題から出す言葉は『有名なもの』でも、プレイヤー全員が分かれば『身内のもの』でも構いません。
■『20.音楽 / Music』の『4.(実際に)歌』、『5.(実際に)鼻歌』は実際にそれを行ってください。
■『40. このメンバー / Players』は1~5すべて同じお題となります。一緒に遊んでいるいずれか1人を選んでください。
■英語と日本語を同時に使用する場合、一部カードは順番やその内容が異なります。全員で相談して決めてください。
こうして5枚目までカラーカードを伏せて出したら、1枚目から答え合わせを行います。
1枚目の手番だった人は、1枚目に出された全員のカラーカードを表向けます。この時、1枚目で連想した言葉を併せて言うとよいでしょう。
同様に2枚目以降もそれぞれの手番だった人が答え合わせしてください。
全員同じ色のカードを『5枚』、『同じ順番に』出していればゲームに勝利します。おめでとう!
そうでなければ敗北です。もう一度チャレンジしましょう!
初めて会う方や小さいお子さまと遊ぶ場合、お題カードはすべて1つ目のお題を使用してもいいでしょう。
慣れてきたら、すべて5つ目のお題を使用するなど、より難しくしてもいいでしょうし、カラーカードの枚数、お題カードの枚数を自由に変更することもできます。
大谷 直史(おおたに ただし)
鳥取大学准教授。教育学を専門としており、社会教育や環境教育について研究しています。また、NPO『みんなの居場所「ぽっと」』で子ども・若者とかかわり、そこからこのゲームも生まれました。
※『ヒト+イロ』の売り上げの一部は、『みんなの居場所「ぽっと」』様に寄付されます。
ゲームデザイン / 大谷直史 (OHTANI Tadashi)
イラスト・デザイン / わと (Wato)
スペシャルサンクス/ 梅井節次 (Trickplay)、Jon Power、丸田康司(株式会社すごろくや)、テストプレイヤーのみんな