Ver. 1.00
Ver. 1.00
プレイヤーは調査隊となり、アルフヘイムの世界で手がかりを頼りに、妖精たちを探します。
他の調査隊も同時に調査しています。より多くの妖精たちを、より早く見つけましょう。
※アルフヘイムとは、北欧神話に登場する、光の妖精たちが住んでいる世界と言われています。
妖精豆知識
ニッセ:デンマーク辺りで伝承されている家の妖精で、恥ずかしがり屋でいたずら好きです。
トムテ:スウェーデンなど北欧で伝承されている農場の妖精で、働き者だけど気難し屋です。
各プレイヤーは、それぞれで自分の場を持ち、同じ手がかりカードを一斉に自分の場に配置していきます。一定のカードの並びができたら、そこに対応する妖精を並べて配置できます。こうして、たくさんの妖精をより早く配置していくゲームです。
妖精カード 45枚(9種類、各5枚ずつ)
手がかりカード 60枚(表面6種2枚ずつで5人分)
手がかり山札カード 18枚(表面6種3枚ずつ)
足跡カード 6枚
エキスパートカード 15枚(3種各5枚ずつ。大きさが異なりますが、同じ扱いです)
妖精カードをイラスト別に分け、妖精のイラスト面を上にしてそれぞれをよく混ぜ、山札にします。
その後、以下のように、キングとトムテ以外で、山札の一番上のカードをめくり、その山札の横に置きます。これらには手がかりカードのセットが描かれています。
この各セットは、その妖精カードを配置するために必要な手がかりで、「コスト」と呼びます。
「妖精カードの配置フェイズ」にて詳細を説明します。
手がかりカードは裏面のプレイヤーカラーで分け、各プレイヤーは1色選んで、12枚ずつ受け取ります。
残ったセットがあれば、それは箱に戻してください。(次のページの図を参照ください)
各プレイヤーは、手がかりカードをすべて表向け、種類別に分け、手元に置きます。
手がかり山札カードをよく混ぜ、各プレイヤーに2枚ずつ配ります。
この時、いずれかのプレイヤー同士で同じ色のセットがあった場合、それらを再度山札と一緒によく混ぜ、それらのプレイヤーで新たに引き直し、全員異なる色のセットにします。
配られた2枚はそれぞれ自分の前に並べて置きます。これを「自分の場」と呼びます。
残った手がかり山札カードは、山札にして、全員が手の届く場所においておきます。
足跡カードを裏向きでよく混ぜ、各プレイヤーに裏向きのまま1枚ずつ配ります。これは指示があるまで表を向けません。
は、種類別に分けておきます。このとき、正方形のものはTIEDと書かれていない表面を上にしてください。
最後にリードプレイヤーを適当な方法で1人決めます。
リードプレイヤーは、6種2枚ずつある自分の手がかりカードを裏向きでよく混ぜ、山札にします。自分の場にある2枚は混ぜないように
注意してください。混ぜた後、上から7枚目の位置に足跡カードを裏向きのまま置きます。さらに、一番下の1枚を、表を見ずに箱に戻します。
これらの準備は、ラウンドの進行の手助けのために行います。
このゲームでは、11ラウンドを行います。各ラウンドでは、各プレイヤーが同時に1)~3)のフェイズを行います。
1)準備フェイズ
2)手がかりカード配置フェイズ
3)妖精カード配置フェイズ
1)準備フェイズ
7ラウンド目のみこのフェイズを行います。一旦読み飛ばし、2)と3)を読んだ後に読んでください。
以下を順番に行います。 ※上から7枚目にある足跡カードはこれを行う目印です。
□妖精カード
トムテ以外の山札の一番上のカードをめくり、その山札の横に置きます。すでにあるカードの横に並べます。
山札にカードがない場合、新たにめくりません。山札がすべてめくられることもあります。
これは、それぞれの妖精カードで、2種類のコストのうち、どちらか一方を選べることを示しています。
□足跡カード
各プレイヤーは、自分の手元にある「足跡カード」を表にします。
すぐに手がかりカードと同様に、「自分の場」に配置します。これはゲーム終了時に得点になります。
※足跡カードの得点については、「4.ゲームの終了」を参照してください。
2)手がかりカード配置フェイズ
リードプレイヤーは、自分の手がかりカードの山札からカードを1枚引き、表を向けます。他のプレイヤーはそれと同じカードを自分の手がかりカードから1枚取ります。
各プレイヤーはそのカードを自分の場に配置します。すでに配置されている手がかりカード、足跡カードに縦、もしくは横で隣接する必要があります。後述している妖精カードのみに隣接している場合は、配置できません。
重要:各プレイヤーは、そのカードが気に入らなかった場合、そのカードを手がかり山札カードの一番下に裏向きで置き、手がかり山札カードの一番上から1枚引きます。これは各ラウンドで、各プレイヤーが1度だけ行えます。引く順番が気になる場合は、引きたいプレイヤー同士でじゃんけんなど適当な方法で順番を決めます。
3)妖精カード配置フェイズ
各プレイヤーは、条件を達成していれば、その妖精カードを取り、自分の場に配置することができます。ただし、各妖精カードにつき、自分の場には1枚だけしか配置できません。条件さえ達成していれば、一度に別々の妖精カードを配置することができます。
この時、「キング」の妖精は、コストが公開される7ラウンド目以降でしか配置できません。
また、「トムテ」は手元に取るまで、配置できません。詳細は、後述の「トムテ」を参照してください。
●配置条件
連続して直線に並んだ手がかりカードとコストが一致する妖精カードを自分の場に配置できます。
この際、順番は関係ありません。
●配置手順
配置する際、まず該当する妖精カードで、裏向きの妖精カード(妖精の面の山札)から1枚取ります。コストを示しているカードはそのままにしておきます。取った妖精カードは、そのままの面でセットの直線上に配置します。もし、コストを示しているカードしかない場合は、そのカードを取り、妖精の面で配置します。2枚ある場合は、どちらか選ぶことができます。
また配置する際、並んだ手がかりカードに対して直角(90度)に曲げて配置しなければなりません。※図を参照
▼トムテ
ニッセの3種を配置したプレイヤーは、トムテを1枚受け取り、こっそり自分だけで確認し、手元に妖精の面を上にして置きます。
以降、他の妖精カードと同様に、コストにあった場所に手元から配置できます。受け取った時点で配置できる場合、すぐに配置することもできます。配置できたとしても、配置しなくて構いません。
▼キング
キングのコストは、ほかの妖精カードとは異なり、以下の条件に合う手がかりカードのセットができたら、配置できます。
◆エキスパートカード
妖精カードで、キングとクイーンを配置したプレイヤーは、「キング&クイーン」のエキスパートカードを取ります。その際、残っている中で、最も得点の高いものを取ります。フェアリー3種すべて、トムテを配置した場合でも、同様に「フェアリー3種」、「トムテ」のそれぞれのエキスパートカードを取ります。各プレイヤーは、3種類のエキスパートカードから達成した時に、それぞれ1枚ずつ取れます。
2人以上が同時に取る場合、その順位のカードと、一つ下の順位のカードを裏返した「TIED」の面でそれぞれ受け取ります。こうすることで、同じ得点になります。3人以上だった場合は、2人目までは先ほど同じ取り方をし、3人目以降は、その下の順位のエキスパートカードを裏面で受け取り、ゲーム外からコマなどを使って、差の分の得点として追加で受け取ります。
11ラウンドを行ったら、ゲームが終了します。
以下の3種の得点の合計で、最も得点の高いプレイヤーが勝者となります。同点の場合、ともに勝者となります。
・妖精の得点
自分の場に配置してある妖精カードの得点を合計します。
手元にトムテが残っている場合、その得点はありません。ペナルティもありません。
・エキスパートカード
エキスパートカードの得点を加えます。
・足跡ボーナス
足跡カードに縦、もしくは横に接している手がかりカードを見ます。描かれているアイコン2種と同じ手がかりカードがあれば、1枚に付き、1点を得ます。
ゲームデザイン /	田邉顕一(TANABE Kenichi)
アートワーク /	HAL10WEEN