2010年春は、会で春合宿が催行され、3月2日から3日にかけて北陸旅行に行ってき ました。
3月2日 金沢市内観光
集合は3月2日午前11時、金沢駅。現地には各自選んだ列車で入り、集合ということになっていました。寝台特急『北陸』、急行『能登』で出発した人、翌2日早朝に上越新幹線+特急『はくたか2号』で入った人もいました。私は後者の方で、特急『はくたか2号』の最高速度160km/h、直江津ー富山ノンストップ運転を堪能しました。夜行で着いた方は集合時刻まで富山を観光したり、加賀温泉の方まで写真を撮りに行ったりしていたそうです。
金沢駅集合後は路線バスのフリー乗車券(500円)で金沢城、兼六園、武家屋敷などを全員で回りました。金沢城では城門の復元工事が行われていました。ちなみに金沢大学は郊外移転前はここ金沢城跡にあったそうです。この日は朝から雨模様で、夕方にはとうとう降り出して傘をさしながらの観光となりました。雪もすっかり溶けていて、やや淋しい感じがしました。
金沢駅で夕食をとった後、本日の宿をとってある富山に向かおうとしたのですが、京阪地区の人身事故で下りの特急列車が遅れていました。しかしながら幸いにもあまり待つこともなく、定刻より1時間40分遅れの特急がやってきたのでこれに乗車。定刻に先発した普通列車を途中駅で追い越し、富山駅に到着。駅前のホテルに入ると皆すぐに寝た、と思いますが、私は深夜まで起きていて深夜に富山駅に停車する夜行急行上り『きたぐに』を見に行きました。午前2時に、一人で。実際に行ってみると、ホームには『きたぐに』を待つお客も10人弱見受けられました。
3月3日 富山・高岡周辺(高山本線・城端線・氷見線)観光
富山で朝を迎えた北陸旅行二日目、この日は高岡周辺の観光と乗りつぶしです。富山駅9時10分発の特急『しらさぎ6号』で高岡に移動することになっていましたが、その前に私は特急『ひだ6号』で高山本線の速星駅まで行ってきました。速星からは今度の3月改正で引退するキハ58系(この日は国鉄色でした)の普通列車(土休日運休)で戻ってきました。小雨が降る中、沿線にはカメラを構える人たちが散見されました。実際乗って見ると、塗装はあちこち剥げている上、床や壁も汚れが目立ち、相当くたびれている感が否めませんでした。
高岡到着後は高岡大仏、高岡城跡を見物し、万葉線に乗って駅まで戻り、氷見線で氷見へ。「ハットリくん」列車が当たりました。雨晴駅付近では予想以上に海に近かったですね。昼を過ぎる頃には雨も上がり、海の向こうに立山連峰を望むことができました。
高岡駅に舞い戻った後、今度は城端線で終点まで。この日の城端線は午前中が保守点検のため予告運休していたためか、高校生その他で混み合っていました。終点の城端駅では雪をかぶった白山・飛騨高地が目の前に迫っていて、雰囲気のいい終着駅でした。
みたび高岡駅に戻り、私ほか4人は特急『サンダーバード44号』で小松へ。下りの特急『雷鳥』に乗るためです。小松からは30分弱の待ち合わせで『雷鳥33号』に乗れるはずだったのですが、実際に小松に着いてみると・・・「サンダーバードに変わってる!」先の10月から時刻はそのままに車両が683系に置き換わったことを全員で忘れてました。「485系の『雷鳥』でなければ意味が無い!」というわけで、次の『雷鳥37号』までの時間潰しで駅近くの「アルプラザ小松」なるショッピングセンターをうろうろ。ま、こんなこともいいでしょう。
今年中に消えゆく『雷鳥』号に乗って金沢駅に到着。で、夕食後は、この時期にお決まりの『北陸・能登』撮影会になってしまいました。列車廃止直前に大挙して集まるというのは個人的には好きじゃないんですが、北陸に来たのは今回が初めてなので写真数枚分だけ便乗させてもらいました(もちろん黄色い線の内側で)。それにしてもすごい人気ですね。