2012年の大学祭では、当会恒例企画の人車鉄道、模型運転、研究誌の展示・販売に加え、千葉県内ローカル鉄道のグッズを販売を新たに始めました。前年の大学祭では折角の最終日に雨に悩まされたということもあり、期間中の天候が心配でしたが、秋晴れの下、多くの方に当会の企画へ足を運んでいただいたことを大変嬉しく思います。
■人車鉄道
昨年に引き続き、総合校舎A号館前に軌道を敷設し運行しました。今回は初めてこの場所にレールを敷いた前年以上に手際よくレールを設置することができ、人車軌道として定着してきたという実感もありますので、来年もこの場所を利用して人車の運行ができればと思います。
前回は内房線、外房線、成田線、総武本線など千葉県内の路線からの引退が迫る113系を再現しましたが、今回は113系を置き換える形で投入された209系房総色を再現しました。ディテールアップを図った人車制作を継続し、209系のステンレス車体を再現するために車体全体をアルミ板で覆ったのが今回の最大の特徴となっております。また、昨年は様々な行き先、路線名を表示しご好評を頂いたサイドボード方式の行き先表示を今回も採用し、LED表示器を再現した行き先表示機を前後左右に取り付けた他、車内にはトレインビジョンを模したLCDを設置しました。
■模型
ここ数年は社会文化研究棟に当会保有のレイアウトを設置し模型運転を行ってきましたが、今回は人文社会科学系総合研究棟での展示となりました。部屋の大きさの関係からレイアウトの片面のみをお見せすることになりました。
■研究誌
編集中です。
■ローカル鉄道グッズの販売
「車輪の響きいつまでも。乗って、食べて応援しよう!」をテーマとして、県内ローカル鉄道の物産や取り組みについてを多くの方に知っていただこうと考え、いすみ鉄道様、小湊鉄道様、銚子電鉄様にご協力を頂いて各社で販売しているお菓子を取り揃え、販売させて頂きました。グッズ売り場は人車鉄道偽千葉駅の窓口に併設され、ドロップや最中、ラスクやおかき、ぬれ煎餅など様々な商品が並ぶ中、人車鉄道をご利用のお子様連れのお客様をはじめ、多くの来場者の方がグッズをお買い上げになりました。ぬれ煎餅はメディアで取り上げられるなど知名度が高いということもあり、多くのお客様がお買い求めになりましたが、いてつ揚げやキハ200型箱入りラスクなどをはじめ、さまざまなグッズがあることを多くの方に知っていただくことができたのではないかと思います。
【出展内容】
人車鉄道の運行と鉄道模型の展示走行、冊子、地鉄グッズの販売
【開催期間】
2011年11月1日~2011年11月4日
【開催場所】
【人車】A号館前
【鉄道模型】人文社会科学系総合研究棟共通演習室3
【人車のテーマ】
209系房総色