気配り・マナー基本
【気配りについて】
なぜ、気配りが必要か話します。
気配りがない人は相手を考えないで自分の言いたいことばかり言ったり、
やりたいことばかりします。
そんな人を見てあなたはどう思いますか。いやな気分になりますか。
言うまでもないことかもしれません。
「○○さんとの仕事はいつも気持ちよくできる」と言われるあなたになるために
気配りを学んで行きましょう。
下記は気配り上手な人が実践していることです。
常に意識しましょう。
■気配り(意)
相手の立場に立って、相手が望んでいることを思い遣って行動すること。
時には場を和ませるよう気遣う。
「私にできることはないか」「何か私が役に立つことはないか」と考えている。
気配りを示せば自分も相手も心地良くなり、人間関係が豊かになっていきます。
【マナー基本】
まず、なぜマナーが必要なのか。
マナーが出来ないと、嫌われたり、見下げられ、ナメられます=仕事になりません。
間違っていても誰も指摘してくれません。
逆に出来ていると、第一印象が良くなる、信用してもらえる=仕事につながる。
人は4~7秒で第一印象を決めます。それで商談が決まると言って良いでしょう。
なのでマナーは、とっても大切です。
下記は最低限のことです。
常に自分で自分を磨いてください。
【身だしなみ】
・髪の毛、髪型は、自分に似合っていて清潔かどうか?フケは出てないか、だらしなくしないこと。
・眼鏡はキレイか、眉毛は整えているか、目ヤニは付いてないか、鼻くそ鼻毛は出てないか。
・歯は清潔か、口臭は大丈夫か、髭は剃る、または整ってるか。
・スーツじゃない場合も、えりがあるビジネスカジュアルであること。
えりが曲がったりしてないか。汗や汚れはないか。服がボロくないか。
・時計はしているか、手は汚くないか、爪は切っているか(白い部分1mm以内に)
女性はネイルをしている場合、剥げてきていないか。清潔感があるデザインか。
・ズボンはしわくちゃじゃないか、おしりがピカピカじゃないか。
・靴は汚れていないか、磨いているか、かかとが磨り減っていないか。
靴下はキレイか、破れたりしていないか。
【挨拶・お礼】
・元気よく、しっかり相手の目を見て、満面の笑顔で、喜んで受け入れる(歓迎の)心でする。
・こちらから先に挨拶をする。
・お礼のタイミングを良く考えること、何かしてもらった時は必ずお礼を「ありがとうございます」
こちらのために何かをしてくれたこと全てに感謝の気持ちを込めてお礼。
こちらのために何かをしてくれていることに気付けないのは感謝の気持ちが足りていない証拠です。
・頭の下げ方などは、自分で勉強したり、先輩に聞いてください。社内で訓練しましょう。
【姿勢・立ち居振る舞い】
・胸を張る、下を見ない。猫背で下を見てる人に仕事はこない。
・椅子には深く座らない、背中を付けず、真剣に話を聞いているなら自然と前のめり。
・椅子に座っている時は、足を折りたたまない、少し前方に足を着地させておく。
・立っている時に足をクロスさせたり、椅子に座っている時に足を組むとか、貧乏ゆすりとかは論外。
・職場も公共の場。
見えてない、見られていないからといってマナー・エチケットを逸脱して良いことにはなりません。
<立ち姿勢・お辞儀・歩き方・座り方・物の教授・指し示し・視線合わせ・空間管理>
【言葉遣い・話し方】
・まず、話口調が相手を歓迎し、受け入れている話口調かどうか。
丁寧な敬語でも嫌な話し方なら、どうしようもないです。
・笑顔は本当に大切、心で相手に好意を持っていても、それが顔に出ていないと伝わらないです。
・クッション言葉は、口頭でも文章でも、重要です。
お願いする場合のクッション言葉の一覧
「お手数をおかけしますが」ここにサインをいただけますでしょうか?
「大変恐縮ですが」料金は前払いとなっております。
「よろしければ」この方法を採用させていただきます。
反論・反対意見を述べる際のクッション言葉の一覧
「おっしゃることはわかりますが」こちらの意見の方が正しいのではないでしょうか?
「確かにそのとおりでございますが」○○により賛同しかねます。
拒否する際のクッション言葉の一覧
「申し訳ありませんが」今回はお断りいたします。
「残念ながら」ご期待には沿えません。
「せっかくですが」本日はお引取り下さい。
「大変恐縮ですが」今回はご遠慮させていただきます。
・その他の言い回し、敬語などは、自分で勉強したり、先輩に聞いてください。社内で訓練しましょう。
【名刺交換】
・自分から挨拶し、交換をお願いします。 「はじめまして、お名刺の交換よろしいでしょうか?」
・自分から名乗り、自分から先に名刺を渡す。
相手の名刺より、自分の名刺の高さを上にしない。
名刺を渡して、相手を見て満面の笑顔で
「チャットワークアカデミーの加藤利彦と申します。よろしくお願いします。」
・相手に興味を持って、話をする、何をしている人か名刺を見て分からなければ聞く。
聞かれない限りは、自分の話よりも、まずは、相手が何者なのかよく教えてもらう。
どんな業種なのか、どんなお仕事をご担当されているのか、会社はどこを目指しているのか
会社の強み他社との差別化は何か、名刺に褒めるところがあれば褒める。色々話せることはあります。
【動画】