安全第一を徹底するための具体的指針
・本マニュアルは実際の事故事例から学んだ教訓をもとに作成
・インストラクター全員が共有すべき具体的な安全対策を収録
・新クラス開講時、レベルアップクラス開講時、特にリスクの高い動作やエクササイズの指導方法と予防策を明示
・全スタッフはこの内容を十分に理解し、日々のレッスンに活用すること
・クライアントの安全を最優先に考え、事故防止を徹底するための指針
1:事例から学ぶ安全管理
リフォーマーでの転倒リスク事例
1.5レベルクラスにて初参加クライアントがリフォーマーでのニーリングエクササイズ中にバランスを崩し、転倒しかける事例が発生。
1. 適切な事前説明と監督
・エクササイズ前に予測される危険性を具体的に説明する
・初回参加者には特に「指示があってから動く」よう伝える
・効果だけでなく安全面の注意点も必ず説明する
2. クライアントのレベル確認と適切な誘導
・クラス開始前に全参加者のレベルを確認する
・レベルに適合しない場合は適切なクラスへ誘導する
・時間優先で来られる方には特に注意する
2:エクササイズ別の具体的安全対策
1. ニーリングポジション
・ストラップの適切な引き方を説明し、バランスを崩す危険性を伝える
・両サイドに立って見守り、安全な降り方も事前に説明する
2. ショートボックス使用時
・「ボックスの真ん中に手をついてください」と必ず伝える
・端に手をつくとボックスが落下し転倒する危険性を説明する
3. 側屈エクササイズ
・「おしりを重たく置く」「おしりが浮かないように」と事前に伝える
・身体を倒しすぎるとリフォーマーから落ちる危険性を説明する
4. ロングボックスへのうつ伏せポジション
・「ボックスの端と端に手をついて、サーフボードに乗るように」と指示する
・言葉だけでなく必ずデモンストレーションを行う
・四つ這いからの乗り方は転倒リスクがあると明確に伝える
3:スタジオ運営における対策
・レベル別クラスの基準を明確化し、全スタッフで共有する
・hacomonoでクラスのレベルと参加者を確認し、サポート必要そうなクライアントがいるかどうか確認する
・安全に関わる事例は即時に全スタッフで共有し、対策を講じる