ドイツ・アシャッフェンブルクセミナー(夏季)
【海外セミナー】
1/8 就職活動体験報告開催!
【海外セミナー】
今年度はこのアシャッフェンブルク応用科学大学で行われたプログラムには、韓国や日本、マレーシア、チェコの4か国から計23人が参加しました。そのうち20人は韓国の女子大学から参加した学生でした。
授業は2クラスに分けて行われました。月曜日から木曜日の午後2時から5時半までが授業時間となります。
授業難易度はA1(初級)で、大学1年時の初修外国語で習った範囲の内容をドイツ語で学びました。クラス内での学生のドイツ語の能力には差があり、全くの初心者もいれば1年以上勉強している学生もいました。授業範囲は、アルファベットや数字の読み方から始まり、1格・4格の定冠詞変化、助動詞を用いた文法までです。まだ1年生でドイツ語を半年しか勉強していない学生でも参加できると感じました。
プログラム開始前までに、市街地にある書店で教科書とワークブックの購入が求められます。これは電子書籍でも可能です。
プログラム最後の授業では確認テストが行われます。ドイツ語と英語で問題文が書かれており、選択問題と記述問題がありました。授業内容を理解していれば問題ない内容だと思います。
先生は常にドイツ語で話しますが、ゆっくり話してくださるので、そこまで不安に思う必要はありません。一方、学生同士のコミュニケーション手段は主に英語を用いました。一部の韓国出身の学生が日本語を話せたため、その学生とは日本語と英語を交えながら交流しました。
大学主催の活動としては、老人ホームでの交流会、アシャッフェンブルク街散策、BBQパーティなどがありました。ワイナリー訪問も計画されていたものの、参加者人数の関係上、中止となりました。
老人ホームでは、利用者の方々とはさみと画用紙を用いて蝶などの折り紙制作を行いました。ドイツ語で何色が好きか聞いたり、作業の手助けをしたり、歌を歌ったりして交流を深めました。
街散策では、教授の解説を聞きながら、大学周辺の歴史的建造物を巡りました。ベルリンの壁や聖書の内容が描かれている建物を訪れたり、レストランでドイツ料理をいただきました。
プログラムの最終日には、学生と大学の先生方でBBQを行いました。各々が持ってきた食材を焼いたり、ジェラートを食べたりして最後の時間を楽しみました。
老人ホームにて
ベルリンの壁
アイスクリームカート
大学の学内寮に滞在しました。私の部屋は寮の1階の入り口の隣で、非常に日当たりの良い部屋でした。エアコンはないため、ペットボトルを凍らせて室温を下げる工夫が必要です。部屋に備え付けてある扇風機は心もとないため、ハンディファンを持っていくことをおすすめします。寮の玄関ドアが開かなくなるトラブルや、アシャッフェンブルクの一部地域の停電などのトラブルはあったものの、他の学生と協力することで解決することができました。
設備は、机・椅子・マットレスはありますが、布団やシャワーカーテンなどは購入する必要があります。大学のすぐ近くにJYSKという家具店での購入をおすすめします。また、シャワーやトイレ、キッチン等が個々の部屋にあるため、自炊することが可能です。私はパンやソーセージを焼いたり、スープを作ったりしました。寮の地下1階には洗濯機があったものの、長期滞在する学生のみが利用することができるため、私はコインランドリーを利用しました。
Wi-Fiは教室にありますが、寮には備わっていません。データ通信量が大容量のSIMカードを持参することをおすすめします。
①食事
市街地まで歩いて20分程度で向かうことができます。ドイツ料理のレストランやビアガーデン、カフェなどの飲食店が様々あります。シュニッツェルやシュッペッツレといったドイツ料理を楽しむことができます。ドイツ料理の特徴として、肉をメインとするものが多いことや、味が濃いこと、付け合わせにはジャガイモが多いことなどが挙げられます。また、ドゥーナーケバブやドゥルムなどのファストフードも人気です。
スーパーも徒歩圏内に複数あり、KauflandやLidlというドイツ資本のスーパーだけでなく、アジア食品を取り扱う個人商店などもあるため、様々な食品を入手することができました。
毎週水曜日と金曜日にはファーマーズマーケットが開催されます。野菜や果物、肉や魚といった生鮮食品だけでなく、花やパン、チーズなども販売されています。量り売りとなっているため、ほしい量を伝え、現金で支払う必要があります。これは、ドイツの方と関わる貴重な機会でした。
②自由時間
午後からの授業時間を除いた時間が自由時間となります。私は料理や掃除、買い物などを済ませたり、授業の復習やドイツ語学習、街を散策したりして過ごしました。また授業終わりには友人とジェラートを食べに行くなど、親交を深めることができました。
週末にはバスや電車に乗って、ベルリンやシュトゥットガルトを訪れました。一部のバスや電車など電車など公共交通機関に自由に乗ることができるドイツチケットというものがあります。49ユーロで購入することができ、提示することで自由に乗り降りが可能です。購入手順がかなりややこしかったため、インターネット上の記事を複数参考にすることをおすすめします。電車のホームが急に変更になることが多く、アナウンスがドイツ語のみなので困ることがありました。その場合は、周囲の方に聞くなどして状況を把握しましょう。
③お金
私は現金4万円分のユーロとクレジットカード、デビットカードを持参しました。現金を使う主な場面としては、ファーマーズマーケットやビアガーデンのようなイベントや友人との食事の割り勘、お手洗いを利用する時などのチップ代などです。それ以外の場面では、基本的にクレジットカードを利用しました。現在は円安なので多めに両替しておくことをおすすめします。
ドイツには日本ではあまり馴染みのないチップ文化があります。クレジットカードでの支払いでもチップ料金を上乗せして支払うことができます。
私がこのセミナー中に現地で使った費用は、最初に購入した布団、食費、土産等を合わせて15万円程度でした。食費などは個人差があるため、この金額は参考程度に考えてください。
今年度は晴れの日が非常に多く、気温も最高気温25度程度とそこまで高くありませんでした。湿度も低いため、日本と比べるとかなり過ごしやすい気候です。朝は冷え込むので、長袖の上着は一枚あると良いでしょう。
ドイツの治安は、日本と比べると不安に思うかもしれません。日本に比べると危ないとは言うものの、私は身の危険を感じたことはあまりありませんでした。しかし、ホームレスや物乞いの人数は広島と比べてかなり多いように思います。実際に声をかけてくる方や、英語で話しかけてくる方など様々ですが、きちんと断ることが大切です。
今回参加するにあたって不安なことも多くありましたが、家族や友人、国際センターの方々、ドイツで出会った方々のお陰で無事にセミナーを終えることができました。私は周囲に助けられて生きていることを強く実感しました。
言葉や文化、ほとんどのことが知らないことで満ちている環境の中での生活は、毎日が刺激的でした。インターネットで知識を得ることはできても、体験しないと分からないことだらけでした。ぜひセミナーに参加して、「知らない」を体感してみてください。
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