オーガナイズドセッション (OS1-1) 価値中立性への志向を捨て実践の葛藤に飛び込む
日時 9月12日(金) 12:30-14:30
会場 早稲田大学・早稲田キャンパス 14号館4F(401)
オーガナイザー:青山征彦(成城大学),新原将義(武蔵大学),城間祥子(沖縄県立芸術大学),伊藤崇(北海道大学)
OS1-1-1 フィールドワークにおける二重の外部性 ―沖縄の米軍基地反対運動を例に― 新原 将義(武蔵大学)
OS1-1-2 グループ・ダイナミックスが向き合う価値――認知科学との接点を探る 東村 知子(京都教育大学)
OS1-1-3 「クモ(SPIDER)」としてのわたしたちを記述する――「網の線」のなかで見出される「やさしい日本語」 石田 喜美(横浜国立大学)
OS1-1-4 研究者の脱中立と変容:LGBT活動を取り巻く人々の対立構造に巻き込まれた私たち 宮尻 琴実(公立はこだて未来大学), 坂井田 瑠衣(公立はこだて未来大学)
みんなでまだ見ぬ未来の私たちに「あいたくて」―
『パフォーマンス教職入門-みんなで一緒に育つために』(郡司菜津美, 北樹出版 2025)のパフォーマンス読書会を企画しました。
いま教員として活躍されている方,これから教員になろうとしている方,そして,教員になろうとする若者を大学などで支援している方へ。
いまいちど,「みんなで一緒にやること」「楽しみながらパフォーマンスすること」の意味を考えてみませんか。
ぜひ,ご参加ください!
主催:日本認知科学会「教育環境のデザイン」分科会(DEE)
日時:2025年7月6日(日)13:00-16:30(開場12:30)
場所:国士舘大学世田谷キャンパス(東京都世田谷区世田谷4-28-1)
小田急線「梅ヶ丘」駅 徒歩13分/東急世田谷線「世田谷」あるいは「松陰神社前」駅 徒歩5分
参加費:無料
実施形態:対面のみ
その他
①『パフォーマンス教職入門 -みんなで一緒に育つために』と「楽しむ気持ち」をご持参ください。
②パフォーマンスに適した、動きやすい服装でお願いします!
参加者:19名(スタッフ含む)
当日のもようのダイジェスト動画がアップロードされています。こちらからご覧ください。
動画制作:撮影:小林悠斗、編集:Chihiro Fukuda
教育環境のデザイン分科会では,学習を社会や文化的文脈の中でとらえるアプローチを重視しています。このアプローチを採る研究の多くは質的方法(qualitative methodology)を採用してきました。
近年,質的方法を巡る議論において批判的乗り越えを目指す模索が続いています。模索には思索が必要なのはもちろんですが,研究実践を伴ってはじめて共有可能となります。質的研究の新しい方向性はどのように実践されているのでしょうか。本研究会では質的研究を批判的に乗り越えようとする「ポスト質的研究」(楠見, 2024)を踏まえた研究実践とはどのようなものか,実際に実践する研究者から体験を共有してもらいます。その上で,参加者とともに,批判的乗り越えの多様な方向性を模索していくことを目的とします。
本研究会開催にあたり,楠見友輔氏(信州大学)を語り手のおひとりとしてお迎えすることができました。楠見氏は著書『アンラーニング質的研究』においてポストヒューマニズムなど様々な研究の潮流を整理・紹介した上で,読者をゆさぶろうとしています。そのゆさぶりに私たちはどのような応答をすることができるのでしょうか。様々な参加者のみなさんとともに語り合いたいと思います。
日時 2025年7月5日(土)14時~18時
会場 成城大学 9号館2階 ラーニングコモンズ(東京都世田谷区成城6-1-20)
※対面とオンラインのハイブリッドを予定
参加費 無料
参加者上限 対面:45名(申込順に受け付け,上限に達し次第締め切ります)
オンラインをご希望の方には,6月頃に参加するための情報をメールにてお送りいたします。
語り手(敬称略)
楠見友輔(信州大学)
岸磨貴子(明治大学)・青山征彦(成城大学)
参加者 22名(対面,登壇者含む)・34名(オンライン)
今年1月に発売されるやいなや、教育業界に旋風を巻き起こしたのが、石田喜美先生編集による『集団で言葉を学ぶ/集団の言葉を学ぶ』(ひつじ書房)でした。(注)
言葉は人と人との間にあるものであり、一人だけで学べるものではありません。読書もまた、孤独な作業ではありません。あらためて考えればまったく当たり前のことを、「個別最適な学び」という概念が飛び交う現代の教育界に正面から突きつけたのが本書です。
教育環境のデザイン分科会では、上記のようなメッセージを受け止め、本書を集団で読む会を企画しました。実は本書には本分科会の会員も多数執筆しています。社会文化的アプローチや状況論、アクターネットワーク理論といった、本分科会で取り上げられてきた思想の潮流が集団での読みという実践にどのように対峙しているのかを読み解くこともできるでしょう。
この読書会では、まず、何人かの読者から読書体験をお話ししてもらいます。その後、本書の特徴のひとつである「エピグラフ」に着目して、参加者間で読書体験の共有をしたいと思います。
本イベントは、どなたでもご参加いただけます。参加希望の方は、『集団で言葉を学ぶ/集団の言葉を学ぶ』を事前にご一読いただき、自分が何かを書く際に、本書から「エピグラフ」をとるとしたらどのテキストのどの部分を抜粋するかを、考えてみてください。事前に「エピグラフ」を考えておいていただければ、必ずしも、書籍全部を読んでいなくてもけっこうです。参加者同士で紹介しあう「エピグラフ」を手がかりに、集団で『集団で言葉を学ぶ/集団の言葉を学ぶ』を読んでいきましょう!
日時 2025年5月18日(日)午前10時~12時
会場 オンライン
参加費 無料
登壇者 石田喜美(横浜国立大学)、小黒竜太(中学校教諭)ほか
主催 認知科学会 教育環境のデザイン分科会
後援 株式会社ひつじ書房
参加者 ○名
本分科会において開催したい企画や後援してほしい企画がありましたら事務局までお寄せください。