私が国際協力の仕事に関わり始めたのは20年前、縁あって開発経済学を勉強し始めたのは10年前のことです。この20年の間、開発経済学は教育や保健をはじめ、様々な分野における援助効果を実証し、研究成果を積み上げ、開発援助の実務に大きな影響を与えてきています。他方で、個々の研究論文を理解するには、実証研究にかかる専門性が必要とされますので、研究と実務の間の距離は開く一方と感じられます。各回でテーマを定め、開発経済学における教育開発分野の研究について、私が把握できている範囲のこととなりますが、ご紹介していきたいと思います。
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