Ⅰ－３－４ ダイレクト型(DiW) ～型破りの揚水器～
Ⅰ－３－４ ダイレクト型(DiW) ～型破りの揚水器～
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入力と出力の位置が同じもの
水を持ち上げる位置と落下させる位置が同じである。
1４種類
サー・ウィリアム・コングリーヴ
名称 :対面式毛細管車輪(Face-to-face capillary wheel)発案者:ヨハン・ルデケ(Johann Ernst Friedrich Ludeke)発案者:ダニエル・ウィルケンス(Daniel Wilckens)場所 :イギリス年代 :１８６４年１８６４年、ロンドンのヨハン・ルデケとイングランド(サリー)のダニエル・ウィルケンスは永久機関の英国特許を申請した。仕組み車輪に挟まれているせまい側では、毛細管現象によって車輪同士の隙間に水が吸い上げられる。車輪の反対側(広い側)は毛細管現象があまり働かず、水は吸い上げられない。車輪は吸い上げられた水の重さによって回転する。水の吸い上げと落下が半永久的に起こり回り続ける仕組みである。ほとんどの装置は入力と出力の位置が別々だが、このタイプは同じ場所にある。構造これは、親水性の素材で作られた２つの円盤を向かい合わせに設置して、それを水槽に浸したシンプルな装置である。円盤はハの字にやや斜めに向かい合っている。そのため上から見ると広い側と狭い側ができる。更に、狭い側が均等な間隔になるように僅かに円錐形となっている。考察毛細管現象による上向きの力と、重力による下向きの力が拮抗することで回らないと考える。動画:なしサイト:Capillary attraction type
名称 :二輪毛細管車輪(Two-wheeled capillary wheels)発案者:不明場所 :アメリカ年代 :１９１１年ドナルド・シマネク氏によれば、このアイデアは、１９１１年４月２２日号のサイエンティフィック・アメリカン誌に登場。 編集者は読者に「この独創的なデバイスの誤謬を探る」ように呼びかけた。動画:なし
名称 :スポンジ対面式毛細管車輪(Sponge face-to-face capillary wheel)発案者:廻志屋場所 :日本年代 :２０２３年二つの親水性の円盤がある。それを平行ではなく僅かに傾け向かい合わせたモーター三分の一ほど水に入れると狭い方が毛細管現象により、水が持ち上がり、水の重さで回転する寸法。しかし、これは逆にスポンジを挟むことで広い方で吸水、狭い方で排水する。動画:なし
名称 :コングリーヴ揚水器(Congreve's water lifter)発案者:ウィリアム・コングリーヴ(Sir William Congreve)場所 :イギリス年代 :１８２７年コングリーヴロケットで知られているイギリスの軍人サー・ウィリアム・コングリーヴが考案した揚水器。直角三角形のフレームと滑車に、数珠状に繋いだスポンジと、その外側に同じように数珠状に繋いだ錘を掛ける。そしてそれらを水に浸した装置となっている。垂直側では、スポンジにはほとんど錘の重さがかからないため水に接しているスポンジは吸水をして斜面側のスポンジよりも重くなる。一方、斜面側のスポンジは錘の重さが掛かるため、水を吸収することができず垂直側より軽くなる。理屈的には回転しそうだが微動だにしなかった。動画:PERPETUAL MOTION SYSTEMサイト:23. Perpetual Motion - page 32
名称 :コングリーヴ揚水車輪(Congreve's water lifter wheel)発案者:ウィリアム・コングリーヴ(Sir William Congreve)場所 :イギリス年代 :１８２７年認知度は低いがこちらもコングリーヴが考案した装置である。錘がスポンジの体積を変化させることで吸水率も変化して、左右の重さが偏って回る仕組みである。動画:なし
名称 :スポンジ揚水WO装置(Sponge pumping WO machine)発案者:廻志屋場所 :日本年代 :２０１４年ウッドワードマシンと揚水器を組み合わせた装置。ウッドワードマシンのメインホイールの内側にスポンジを貼り付け、水を３分の１ほど入れた見た目になっている。ローラーに挟まれた側は水が絞られ軽い。ローラーに挟まれてない側は水がスポンジに吸収されて重い。動画:なし
名称 :ベルト毛細管揚水器(Belt capillary pulley)発案者:ドナルド・シマネク場所 :アメリカ年代 :調査中親水性のゴムベルトを掛けた滑車を二つ用意し、平行にお互いに近づけることでベルトの間に狭い隙間ができる。この滑車を水に付けることで、ベルトの隙間が毛細管現象により水を吸い上げる。動画:なし
名称 :多重ベルト毛細管揚水器(Multi belt capillary pulley)発案者:調査中場所 :調査中年代 :調査中ベルトの密度の差と毛細管現象を利用した揚水器。動画:なし
名称 :多重ベルト毛細管揚水器(Multi belt capillary pulley)発案者:廻志屋場所 :日本年代 :２００９年ベルトの密度の差と毛細管現象を利用した揚水器。動画:なし
名称 :撚糸毛細管束揚水器(Twisted capillary bundle water lifter)発案者:廻志屋場所 :日本年代 :２００９年毛細管束の密度の差と毛細管現象を利用した揚水器。動画:なし
名称 :撥水・親水HO車輪(Water repellent and hydrophilic HO wheel)発案者:廻志屋場所 :日本年代 :２０１５年準備中動画:なし
名称 :親水揚水車(Hydrophilic pumping wheel)発案者:廻志屋場所 :日本年代 :２００９年車輪とフレームは共に親水性である。フレームの右側は上に行くほど狭くなっているため、右上へ水が吸い上げられる。吸い上げられた水の重さによって回る仕組みである。動画:なし
名称 :撚糸揚水非平衡車輪(Twisted thread pumping)発案者:廻志屋場所 :日本年代 :２０２１年糸の束を平行にしたり、捩じったりすることで表面張力を変化させる車輪。動画:なし
名称 :撚糸揚水非平衡車輪(Twisted thread pumping)発案者:廻志屋場所 :日本年代 :２０２１年糸の束を平行にしたり、捩じったりすることで表面張力を変化させる車輪。動画:なし
名称 :スポンジ吸水内転レバー排水車輪発案者:廻志屋場所 :日本年代 :２０１５年レバーでスポンジを押したり引っ張ったりすることで左右の水の量が非対称になって回るのではないかと考えた。動画:なし
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