永久機関・フリーエネルギーにまつわる人物 ２０人
永久機関・フリーエネルギーにまつわる人物 ２０人
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ウィリアム・スキナー(William F. Skinner)１９世紀後半？ 肯定派アメリカフロリダ州の発明家１９３９年に重力発電機を発明したとして一時話題になったが、その後すぐに消えてしまい彼のプロフィールは不明が多い。
チャールズ.H.ギャレット(Charles Henry Garrett)１８８５年～１９４０年 肯定派電気に詳しい人物で、ラジオや信号機などを作った。また、ダラスのラジオ局で初代アナウンサーを勤めるなど多才な人物だった。そのため、キャブレターを発明する以前から知名度があった。１９３５年９月８日、彼はダラスモーニングニュースにおいて、自分で作ったキャブレターを搭載した水燃料車のデモを行ったとされている。少なくとも 「数分間」は働いたと記事は報じている。同年発行のギャレットの特許によれば、電気分解で水素と酸素を発生させ、空気を混ぜ合わせた混合ガスを生成する装置と説明されている。Garrett Water Carburetor
トーマス・ヘンリー・モレイ(Thomas Henry Moray)１８９２年～１９７２年 肯定派アメリカユタ州ソルトレークシティーモレイは宇宙空間に充満するエネルギーをアンテナで受信し電力に変換する装置を開発した。ニコラ・テスラを支持しテスラ協会の会員で、テスラと同じような実験をしていた。１９２０年代、彼は、ラジオという当時の新興分野で最も才能のある電子回路設計者の１人だった。ラジオの受信を改善するために設計された何百もの実験の後、明らかにどこでも利用可能なエネルギー伝送源を発見したとのこと。固体検出器の高度なアイデアを使用して、彼は５００００ワットの冷たい電気を生成する電源を開発した。１９３０年代初頭までに、何十人もの人々がこの驚くべき技術のデモンストレーションを目撃した。Thomas Henry Moray - Wikipedia
レオン・ブリルアン(Léon Nicolas Brillouin)１８８９年～１９６９年 中立派フランス・セーヴル生まれの物理学者。量子力学、大気中の電磁放射、固体物理学、情報理論などの分野に貢献した。オーストリアの物理学者エルヴィン・シュレーディンガーが著書『生命とは何か』の中で「negative entropy」という概念を提唱したが、これを縮めて「ネゲントロピー」と命名したことで知られる。Léon Brillouin - Wikipedia
レオ・シラード(Leo Szilard)１８９８年～１９６４年 肯定派ハンガリー生まれのアメリカのユダヤ系物理学者・分子生物学者。彼は原子爆弾開発に関わり、アインシュタインを通じてルーズベルト大統領に進言し、原爆開発のきっかけを作った。一方で、日本への無警告の原爆投下を阻止しようとしたことから、「良識派」と評されている。戦後は核軍備管理問題に積極的に取り組んだ。シラード・エンジンの提唱で有名。Leo Szilard - Wikipedia
ヴェルナー・ハイゼンベルク(Werner Karl Heisenberg)１９０１年～１９７６年 中立派ドイツの理論物理学者であり、行列力学と不確定性原理によって量子力学の発展に大きく貢献した。彼は量子力学の創始者の一人であり、オルト・パラ水素の発見にも関与し、３１歳でノーベル物理学賞を受賞した。永久機関もいくつか考案したため列挙した。Werner Heisenberg - Wikipedia
アルフレッド・マシュー・ハバード(Alfred Matthew Hubbard)１９０１年～１９８２年 肯定派アメリカケンタッキー州生まれ。発明家、宣教師、精神科医ハバードは1920年代に「大気発電機」を開発したと主張し、シアトルのレイクユニオンでこの装置を使ってボートを動かすデモンストレーションを行った。また、1929年には放射性「内燃機関スパークプラグ」デバイスの特許を取得した。彼は1950年代にLSDの初期の支持者として知られており、「LSDのジョニー・アップルシード」としても知られている。また、カナダの特殊サービス、アメリカ合衆国司法省、アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局（ATF）、および戦略情報局（OSS、CIAの前身）などで働いたとされている。Alfred Matthew Hubbard - Wikipedia
ルイ・ケルヴラン(Corentin Louis Kervran)１９０１年～１９８３年 肯定派フランスの科学者であり、特に「生物学的元素転換」という理論で知られている。この理論は、生物内で酵素やバクテリアの作用により低エネルギーの核反応が起こり、元素が転換すると主張したものである。例えば、鶏がカルシウムを含まない餌を食べても卵殻にカルシウムが生成される理由として、カリウムが水素と結合してカルシウムに変化すると提唱した。彼の研究は１９５０年代から公表され、当時の科学界で波紋を呼んだが、現在の主流科学では支持されていない。彼は、このアイデアを多くの書籍で論じ、ヨーロッパ各国で議論を巻き起こしたが、実験的再現性や既存の物理法則への適合性の不足により批判されている。ケルヴランはまた、第二次世界大戦中のレジスタンス活動や、労働衛生分野での公務員としての経歴を持つ多才な人物だった。彼の科学への挑戦は、時には既成概念に疑問を投げかける姿勢を示したものとも言える。
ノーマン・L・ディーン(Norman Lorimer Dean)１９０２年～１９７２年 肯定派ディーン・ドライブを設計した発明家であり、彼はこれを無反動推進「リアクションレスドライブ」として提唱した。彼の主張がもし正しければ、交通手段や宇宙旅行などの革命的技術となる可能性があった。しかし、ディーンが行ったデモンストレーションは主に私的な場で行われ、公開的に独立した分析や厳密な理論的基盤が提示されることはなかった。専門家による分析では、彼の装置が発生した動きは、装置が置かれた表面での不均等な摩擦抵抗（「スティックアンドスリップ」）が原因である可能性が高いとされている。彼の理論は1950年代から1960年代の科学分野で大きな注目を集め、特にSF雑誌「Astounding Science Fiction」の編集者ジョン・W・キャンベルによる推進で広く知られた。しかし、科学界では大部分が懐疑的な見解を持ち続けた。Norman Lorimer Dean (nonfiction) - Gnomon Chronicles
オーティス・カー(Otis T. Carr)１９０４年～１９８２年１９５５年にメリーランド州ボルチモアで1950年代の空飛ぶ円盤シーンに初めて登場した。ニコラ・テスラが提案した技術を進歩させ、適用することになっていたOTCエンタープライズを設立した。テスラの何らかの考えを適用しているという主張は、１９５０年代の空飛ぶ円盤運動の搾取者の間で非常に一般的だった。例えば。ジョージ・ヴァン・タッセル(George Van Tassel)のインテグラトロンは、テスラの(不特定の)伝承に一部基づいており、金星の友好的な宇宙兄弟の伝承にも一部基づいているとされている。
フロイド・スウィート(Floyd A.Sweet)１９１２年～１９９５年 肯定派アメリカのフリーエネルギーの研究者・発明家。彼は特に「Vacuum Triode Amplifier（VTA）」という装置で注目を集めた。この装置は、真空中のエネルギーを利用して電力を生成することを目指していた。彼の研究は、従来の電磁気学の枠を超えたものであり、特に「負のエネルギー」を利用する点が特徴です。彼の装置は、負のエネルギーを正のエネルギーに変換し、実際の熱や光を生成することができるとされている。彼の理論と実験は、科学界で議論を呼んだが超効率を検証できていない。それでも、彼の研究はフリーエネルギーの可能性を探る上で重要な一歩とされている。
マイルス・V・サリヴァン(Miles V. Sullivan)１９１７年～アメリカの化学者・発明家。水飲み鳥の生みの親として知られている。
リチャード・フィリップス・ファインマン(Richard Phillips Feynman)１９１８年～１９８８年 中立派アメリカ出身の物理学者で、量子力学の研究に従事しました。彼は量子電磁力学の繰り込み理論を完成させ、ファインマン・ダイアグラムを提案したことでも知られている。１９６５年にはジュリアン・S・シュウィンガーと共同でノーベル物理学賞を受賞した。また、彼の講義内容をもとにした物理学の教科書『ファインマン物理学』は世界中で高い評価を受けている。ブラウンラチェットという熱力学第二法則を説明するために仮構した永久機関のように見える思考実験を提唱した。Richard Feynman - Wikipedia
ポール・バウマン(Paul Baumann)１９１８年～２０１１年 肯定派スイス出身。テスタティカ・マシンの発明者。フリーエネルギーマシンとして有力視されていたが後に詐欺だと分かった。メテルニッサ(メテルニタ)「Methernitha Christian AllianceとMethernitha Cooperative」という２つの宗教団体を設立した。１９７６年、コミュニティの創設者であるポール・バウマンは、児童への性的虐待で6年の禁固刑を宣告された。Paul Baumann - Wikipedia
ハワード・R・ジョンソン(Howard Robert Johnson)１９１９年～２００８年 肯定派アメリカ(ウェストバージニア州)の磁石モーターで有名な発明家。１９４０年代、アーカンソー大学で物理学・化学を修め、応用化学を取得後、原子物理学研究に従事した。米海軍RADAR研究所で磁気・誘導雷の研究核物理学者としてオークリッジ(原爆都市・核兵器都市)でマンハッタン計画周辺に勤務後に独立して発明家としてマグノベーション(Magnovation)を設立した。１９７３年１２月に磁石モーターをの特許を出願“永久機関”条項で審査官に却下されるが、ジョンソン氏はラボに試作機を持ち込みデモンストレーションを実施。５年以上の審査・補正を経て、１９７９年４月に US Patent４１５１４３１が正式登録という長い攻防が、S&M 誌インタビューで詳述されている。１９９０年代後半から体調が悪化するも小規模実験とプロトタイプ改良を継続。２００８年７月、８９歳で逝去。２０２４年 Eindhoven工科大学のDuarte教授らが “Howard Johnson Magnet Motor Reexamined” と題した査読論文草稿を公開し、振動‐回転ハイブリッドモデルとして数値再検証を試みている。有限要素法(FEM)により従来の反証より一歩踏み込んだ解説が得られている。 Howard Robert Johnson - EverybodyWiki Bios & Wiki
レオン・ラウル・ハテム(Leon Raoul Hatem)１９２２年～２０２２年フランス出身の哲学者兼発明家で、「宇宙の時計職人」とも呼ばれていた。1922年にパリで生まれ、2022年に亡くなるまで、科学哲学や磁気理論を探求する数々の功績を残した。彼は1955年に「デグラビテーション」現象を発見し、それは磁石が特定条件下で引力が消失する仕組みを説明するものである。この現象から、宇宙の運動や安定性が磁力に依存しているとする理論を提唱し、物理学の統一的理解を目指した。彼の理論をもっと深く知るには、アカデミー・ド・サイエンスでの1955年の発表や彼の著書「宇宙の誕生と生命」を探してみると良いかもしれない。
ウィンゲート・ランバートソン(Wingate Lambertson)１９２０年～２０１０年 肯定派アメリカ生まれ。ランバートソンはケンタッキー州科学技術委員会の元ディレクター何もないところから何かを得ることができると主張する人々、つまり宇宙で自由に利用できるエネルギーを捕捉して実用的な目的に使用できると主張する人々に対する彼の学術的な懐疑心を克服するのに何年も掛かった。Win Lambertson - Natural Philosophy Wiki
エドウィン・V・グレイ(Edwin V. Gray)１９２５年～１９８９年 肯定派アメリカ・ワシントンで生まれた物理学者。彼は入力以上の出力が得られるEMAモーターを開発した。このモーターは、出力の一部を入力にフィードバックすることでずっと回転し続ける特性を持ち、米国特許も取得している。初号機は始動と同時に壊れ、改良された２号機も故障した。しかし、３号機は３２日間も回転し、テストは成功したとのこと。しかし、大企業や投資家の反応は冷たく、グレイは自分で合資会社を１９７１年に設立した。市民からの出資を受け、１９７３年に４号機を完成させた。グレイは燃料の要らない無公害自動車を開発しようとしたが、圧力をかけるものが出てきた。自動車メーカーや石油会社が大打撃を受けると思われたためだろうか。１９７５年に４号機は何物かに盗まれてしまった。１９７５年１０月、圧力に耐え切れなくなったグレイは、ＥＭＡモーターのノウハウを公開した。その後、何らかの取引きがあったのか、グレイは実験工場付きの豪華豪邸に住むようになり、６号機は他のグループによって製作され、世界中に公開状が送られた。
ヴィクトル・グレベニコフ(Viktor Grebennikov)１９２７年～２００１年ロシアの科学者、生物学者、昆虫学者、超常現象研究者を自称し、死んだ昆虫を取り付けて作動する浮遊プラットフォームを発明したと主張したことで最もよく知られているボディパーツは下側まで。グレベニコフは、浮遊装置を使ってロシアの田園地帯の上空を飛行した経験の詳細な記録を書いた。これらの飛行体験と、彼が報告した他の超常現象の観察、通常は昆虫の巣や部分が関与していることは、彼の自費出版の本「My World」(Moi Mir.ロシア、ノボシビルスク:Sovetskaya Sibir、1997)Viktor Grebennikov - Wikipedia
ハロルド・アスプデン(Harold Aspden)１９２７年～イギリスのランカシャー州ブラックバーンで生まれた。1948年、イギリス、マンチェスター大学理学士。1953年ケンブリッジ大学哲学博士。1953年から1959年にかけて、イギリスの特許代理人イングリッシュ・エレクトリック・カンパニー(English Electric Company)を設立。1960年から1963年までイギリスのInternational Business Machines Corporationの特許マネージャー、1964年から1983年までイギリスのヨーロッパ特許業務ディレクター。1983年から1992年まで、イギリスのサウサンプトン大学客員上級研究員。1992年からイギリスのEnergy Science Ltd.、1999年からイギリスのEnergy Research Associates Ltd.の取締役。
中松 義郎(Nakamatsu Yoshiro)１９２８年～ 肯定派中松義郎（通称：ドクター・中松）は、日本の発明家、実業家、政治活動家である。彼は「ドクター・中松創研」の代表取締役であり、日本文化振興会の第10代会長および現副総裁です。また、「国際発明協会」と「世界天才会議」を主宰している。彼は東京都知事選挙に繰り返し出馬し、テレビ番組にも出演している。１９９１年に「ドクター・中松エンジンII」という永久機関のような原動機を完成させた。中松義郎 - Wikipedia
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