- 2024年の日記 -
2024年12月19日(木)
この季節になると、自分が子供の頃のクリスマスを思い出します。かれこれ、もう50年も前の話です。
高校まで道東の網走に住んでいました。小学生の頃、クリスマスの日になると学校で全員に小さなケーキが配られ、それを持って帰宅するのがささやかな楽しみでした。家では母が骨付きの鶏もも肉と生寿司を振る舞ってくれます。ごちそうを囲んだ家族の幸せなひとときでした。
この日のために、親父は山に行って2メートルほどの木を伐採し、手作りのクリスマスツリーをこしらえてくれました。まだヤニ臭さが残る樹木に、電飾セットを巻き付け金銀のモールを飾り、雪がわりの綿を載せて完成。洋楽好きの父はステレオからベンチャーズの「クリスマス・アルバム」を流していました。
今でもこの楽曲を聴くと、軽快なエレキサウンドとジングルベルのリズムとともに、当時のことが鮮明によみがえります。この家族の幸せな記憶こそ、今は亡き親父が私に残してくれた最大のクリスマスプレゼントなのでしょう。
▲1998年12月23日に自宅で撮影したクリスマスケーキ
わが家の息子は社会人になり、家族のクリスマス会は卒業しました。振り返って、自分は家族にあんなクリスマスの思い出を残せたのだろうか?と自問します。
50年前とは比較にならないほど世の中は豊かになり、モノや情報があふれ、街は華やかでしゃれた雰囲気。でも、少し格好悪くても、あの親父の手作りのクリスマスツリーほど愛情の詰まったツリーに、今まで出合ったことはありません。
親から子供への最大の贈り物は、幼少期の愛情の記憶や、幸せな思い出だと思います。それが生きる支えとなり、人生に何度か起きるであろう困難を乗り越える原動力となります。そして優しさや勇気となって、その後の人生を豊かにしてくれるのです。
世界中の子供たちに、メリークリスマス
2024年11月16日(土)
11月16日に100回目の献血を行いました。正直言って、この年齢になるまで定期的に献血できるとは思いませんでした。おかげさまで体調は良好。コロナにもかからず、この30年以上は病気もなく健康に過ごしています。献血が健康維持の要因のひとつだと思っています。すなわち「400献血→体調良好→400献血→体調良好→400献血・・・」の好循環が続いているためです。
後日、記念品が送付されるということですが、嬉しいとか達成感は、正直あまりないですね(笑)
保管している献血手帳(昔はカードではありませんでした)をもとに過去の献血記録をまとめました。初回は22歳。以後35年間継続することができました。あらためて振り返ると、50回から100回目は年に3回のペースでコンスタントに献血できましたが、40回から50回目は6年かかり、1年に1~2回でした。この時期は30代後半の、公私にわたり人生で最も多忙な期間でした。
<献血記録>
1989年 2月 献血初回(22歳)
1993年 7月 10回目(26歳)
1995年 3月 20回目(28歳)
1998年 4月 30回目(31歳)
2002年 7月 40回目(35歳)
2008年 4月 50回目(41歳)
2011年 8月 60回目(44歳)
2014年11月 70回目(47歳)
2018年 4月 80回目(51歳)
2021年 8月 90回目(54歳)
2024年11月 100回(57歳)
100回目の献血で嬉しかったことは、献血ルームから晩秋の札幌の街並みをゆっくり眺めることができたことです。かつての札幌のシンボルだった三越デパートやパルコはすっかり目立たなくなり、4プラのビルは建て現在替え中。手前右下の道銀ビルは超高層のホテルに生まれ変わる予定です。こんな特等席から札幌再開発の変遷を眺めることができ、とても贅沢。
来年の4月には101回目の献血の予定です。その時は献血カードをスマホの献血アプリに切り替えようと思います。これも時代の流れですね・・・。
献血は69歳まで可能なので、残りあと12年ほどになりますが、無理をしない範囲で継続していきます。ついでですが、今回初めて献血ルームからユーチューブ動画を撮影してみました。下記が動画へのリンクです。
2024年10月31日(木)
今年も晩秋の北大を散策しました。色づくイチョウ並木そばの広場では、北大交響楽団が演奏会を開いていました。青空とイチョウの紅葉によくマッチして、まるで芸術作品を観ているよう。撮影した動画のSNSやユーチューブへのアップも、快く応じてくれました。ありがとうございます。下記が動画へのリンクです。
▼奥が北13条門。イチョウが落葉し始めていますが、まだイチョウのトンネルが見て取れます。
▼小春日和のやわらかな日差しが降り注いでいます。赤やオレンジに色付いた葉がとてもきれい。
▼向こう側が北大のメインストリート。イチョウの葉が金色に輝いています。このあたりから眺める光景が一番のお気に入り。
▼私が「イチョウの広場」と名付けている工学部前の場所。輝きを放ち続けたイチョウの葉は、その命が尽きるように地面へ落ちていきます。
今年も撮影機材は安価なスマホと一脚だけ。とても身軽です。薄い小さなスマホで動画の撮影と編集まで可能になりました。重い一眼レフと数本の交換レンズを持ち歩いて撮影していた頃を考えると、夢のような時代が到来しました。
今年も学生主体のイベント「金葉祭」を見物しました。学生のみなさま、素敵なイベントをありがとうございます。下記が今年の北大イチョウ並木の動画リンクです。
2024年9月1日(日)
9月1日、ドリームビーチの今シーズンの営業が終了しました。今年は海水浴場が開かれている2カ月間に、20回以上ビーチに足を運びました。昨年から始めたユーチューブ動画の撮影にすっかりハマっています。
他人に視聴してもらおうとは、まったく思っていなく、この動画撮影のことをほとんど人に話していませんが、チャンネル登録者数が現在60人を超えています。ありがたいことです。
今シーズン、ドリームビーチで撮影した動画のユーチューブリンクを下記に掲載します。
▼動画のリンク(最新順)
2024年8月17日(土)
ドリームビーチのお祭り(ドリビ祭)のフィナーレを飾る花火大会を見物してきました。20時開始のため、初めて自転車で夜のドリームビーチに出かけ、迫力の花火を間近で動画できました。動画はユーチューブにアップしています。動画から切り出した画像を掲載します。
▼花火が開く瞬間。撮影した動画に、近くの女の子が「星空みたい」という声が入っていますが、まったくその通りです。宇宙の創造の瞬間ではなかと思う画像です。
道新花火大会の屋上撮影が今年で終了しましたが、来年以降の新たな楽しみができました。
▼動画は下記のリンクから
2024年7月26日(金)
この数年は会社の屋上から花火大会を鑑賞しています。今年も天候に恵まれました。秋に社屋の引っ越しが控えているので、この場所で撮影する花火は今回が最後となります。なごり惜しい気持ちを胸に、開始から終了まで楽しみました。
▼周囲のビルの赤いライトにマッチしています。都会的な花火です(笑)
昨年からスマホのユーチューブ動画の撮影を始めました。60秒以内のショートムービーですが、なかなか楽しいものです。
▼動画は下記のリンクから
2024年7月18日(木)
今年も海の日の祝日にドリームビーチで泳ぐことができました。この日は新聞製作の現場が休みになるため、勤務シフトが休日になります。さらにラッキーなことに天候にも恵まれました。海水浴日和となり、ビーチにはたくさんの家族連れが訪れていました。
▼海の日の3日後、夜勤出勤前の午前中に泳いできました。平日は人が少なく快適です。平泳ぎでリラックス。まるでウルトラマンが飛行する姿です。若い人にはわからないかもしれませんね…。
年齢を重ねると「あと何年、こうして泳ぐことができるのだろう」と思うことがあります。この先、年老いて体の自由が利かなくなっても「海に来たい」と心底思うことでしょう。その時のためにも、このWebと動画を記録しておきたいです。
以前、作家の村上春樹さんがラジオ番組で「思い出というのは人生の燃料になる。年を取ってから、その燃料があるかないかでずいぶん人生のクオリティーが違ってきます」と話していました。名言です。
長生きしたいとは思っていませんが、意思に反して長生きしてしまった時のために(?)、思い出という「生きていくための大切な燃料」を蓄えておこうと思います。それがあれば、若者に迷惑をかけない、穏やかな老人になれるかもしれません(笑)
▼動画は下記のリンクから
2024年6月28日(金)
ドリームビーチの近くに住んで25年、初めて海開きの安全祈願祭を見物しました。当日は絶好の快晴となり、仕事のシフトも都合よく「休み」。午前10時からセレモニーが開かれ、小樽市議会議員や消防署員なども参列し、安全を祈願しました。
▼おはらいしている宮司さんの着物はエメラルドブルー色。海の安全祈願専用コスチュームなのでしょうか?海と空の青さとマッチしていて、とてもおしゃれです。
▼波は穏やかで海水浴客は数人だけでした。海底の砂が、かく乱されていないので水は澄んだ透明です。足を水に入れた瞬間は少し冷たく感じましたが、徐々に体が慣れてきて、ブイの近くで今年の初泳ぎを楽しみました。
安全祈願祭に参列していた「お偉いさん」は背広に革靴。いい天気なので、海開きのあとに海水に足を入れたり泳ぎたいと思った人もいたことでしょう。安全祈願はもちろん大切なセレモニーですが、海水浴場は泳いだり浜辺で楽しむためにあるのです。この解放感がたまりません(笑)
ともあれ、ライフセーバーのみなさんに救助されたりしないよう、今シーズンも安全第一に海水浴を楽しみます。
▼動画は下記のリンクから
2024年6月16日(日)
雨上がりの空を見上げると、夕日に照らされた見事な🌈アーチが。こんな完全な半円状の虹を見るのは何年ぶりでしょう。この日は父の日。近所のスーパーで買い物をしたあとの出来事です。
▼「まだ消えないで!」高ぶる気持ちを抑え、急いで帰宅して自宅の屋根の上から撮影しました。ベージュ色の半球状のカプセルが覆っているようです。とても神秘的。
▼「虹の付け根」もくっきり撮影できました。小高い斜面の木々よりも、明らかに手前にあるのがわかります。付け根まで数百メートルくらいでしょう。決してたどり着けないと理屈ではわかっていても、虹のアーチをくぐってみたい衝動にかられます。
アーチ状の虹🌈は「幸運のサイン」とのこと。このWebを見た人にも、何かラッキーなことがあるかもしれません😊
好きな言葉のひとつに、ノーベル賞受賞・湯川秀樹博士の『自然は曲線を創り、人間は直線を創る』があります。こんな虹を見ていると『自然は美しい曲線を創造し、人間は無機質な直線を作る』と思えてなりません。
親父が存命なら88歳の米寿。父の日の思い出として、この美しい「ベージュ(米寿)色の虹のカプセル」を忘れずに心に刻んでおきます(笑)
▼動画は下記のリンクから
2024年6月2日(日)
5月は寒い日が続きましたが、6月に入り天候が回復してきました。よく晴れ上がった休日に、手稲山の山頂近くのゲレンデに足を運んでみました。
▼標高578メートルの地点。石狩湾の向こう側の雄冬岬まで見渡せます。こんな機会はめったにありません。左下の建物はスキー場のロッジ。右下にあるのはリフト乗り場です。
▼海岸付近をズームアップ。海から「もやしの芽」のように出ているのは洋上発電の風車です。遠くの暑寒別岳には残雪が見て取れます。
向こう側の暑寒別岳や増毛山地から、こちら側の札幌や小樽の景色を見たいと思っています。これは自由時間が増える老後のささやかな楽しみに取っておきます(笑)
動画も撮影してユーチューブにアップしました。下記のリンクから閲覧できます。
2024年5月4日(土)
5月4日、夜勤の前に北大に立ち寄りました。GW期間中で人影はまばら。春のあたたかな日差しのなか、構内をゆっくり散策できました。
▼奥に見えるのは農学部本館。重厚で北大の歴史が伝わる建物です。楡(にれ=エルム)の木々の向こうにどっしりと鎮座すれ姿は最も北大らしい光景です。39年前に初めてこの場所に来た時と変わりません。私を当時の気持ちに引き戻してくれます。
▼5月2日に近所の「ほしみ緑地」で撮影しました。桜の見頃は過ぎましたが、春の青空に映える手稲山の残雪がとても印象的。
今年は雪が多く、冬が長かったためか、春の訪れを例年より嬉しく感じています。
2024年4月29日(月)
ゴールデンウイークとは無縁のシフト勤務のため、この連休も普通に仕事をしようと思っていましたが4月27日から4連休となり、故郷・網走の生家に1年ぶりに帰省しました。幸い天候にも恵まれました。
▼かつて通っていた小中学校に隣接する神社の桜がちょうど見頃になっていました。学び舎は20年ほど前に閉校となり、校舎はなくなりました。この神社は今も地域の交流の場です。自分が小中学生の頃も毎年春にこの景色を目にしていたはずなのに、記憶には残ってなく、この木を正視するのは初めてです。地域の栄枯盛衰をずっと見続けてきたのだと思うと、敬意を払わずにはいられません。
▼鱒浦(ますうら)海岸の写真スポットにて。右は斜里岳、中央は海別(うなべつ)岳、左へ羅臼岳、知床連山と続いています。若い頃はこういう「絵葉書的なスナップ写真」は撮らず、一眼レフと三脚を使って自分だけの構図を狙っていましたが、この数年はスマホとコンパクトな一脚(ポール)だけ。重い機材から解放され、撮影の自由度が高まりました。(プロの撮影者には失礼ですが)動画撮影というオマケも付いています。
生来の貧乏性ゆえ、50代の後半になっても連休をゆっくり休むということができずにいます。「2泊3日の網走滞在+1日休養」くらいが、自分には一番あっています。老後は自然の摂理に逆らわず、晴耕雨読のような暮らしができないものかと漠然と考えるのですが、ずっと先のことになりそうです・・・
2024年4月23日(火)
札幌は4月中旬から初夏の陽気となり、例年よりも早くサクラが開花しました。わが家の芝生も濃い緑になりました。
▼冬の間は家の中で過ごした愛犬ルークが今年初めての外遊び。ボールを追いかけて走り回ると思いきや、外の世界が気になる様子です。空を飛ぶ鳥を見ているのかな?
暑さと直射日光対策で、庭に手作りの「日よけ」を付けました。今年の夏はルークと庭で過ごす時間が増えそうです。あどけなさを残し、大人の顔つきになってきた愛犬の成長が楽しみです。
2024年4月3日(水)
大雪に見舞われた札幌も、4月に入り一気に融雪が進みました。毎年この時期になると、JR星置駅そばの斜面に雪形が現れます。誰も気には留めませんが、おもしろい動物がいないか探して写真撮影するのが密かな楽しみです。
▼左上は遡上するサケ、その下はサメか何かの魚、そして右下には、スヌーピーのような子犬が見て取れます。
▼スヌーピーをズームアップ。メス犬でしょうか(笑)目と口それに耳がはっきりとわかります。
この数日の陽気のため、翌日にはスヌーピーの姿はありませんでした。斜面の雪が完全に消えるまでには、もうしばらくかかります。その間は雪形を観察して、想像をめぐらせています。息子が小さい頃は一緒に探していましたが、50代後半になっても楽しいものです。
2024年3月23日(土)
残雪が輝く山並。この時期の美しい稜線を身近な場所から撮影しました。昨年は雪解けが早く、この時期はドリームビーチから山並みを眺めていましたが、今年は海岸への道路がまだ開通していません。
▼JR星置駅の山側の小高い丘から撮影。左端が雄冬岬、その少し右が雄冬山(標高1198m)、写真中央が浜益岳(1258m)、その右が暑寒別岳(1491m)と続きます。手前のオレンジ色の建物は「星置ピノキオ認定こども園」。25年も前になりますが、息子が通園していました。冬場はソリに乗せて送り迎えをした頃が懐かしいです。
▼カメラを右にシフト。写真の左端が神居尻山(947m)、中央少し左にそびえるのがピンネシリ(標高1100m)、その右が待根山(1002m)、隈根尻山(971m)の山々です。中央に写る大きな建物は星置東小学校です。
▼自宅から少し離れた金山地区の手稲西小学校付近から撮影。小高い場所のため日本海が一望できます。昨年完成した洋上風力の風車が整然と並んでいます。
▼少し離れた小樽市の星野町から撮影。石狩湾新港が一望できます。洋上風力発電の巨大な風車と北電のLNG火力発電所が重なりあっています。かつて「未来のエネルギー」といわれた原発の将来が見通せなくなった昨今、どちらもこれからの電力供給に欠かせない存在となることでしょう。そんなことを象徴する風景です。
▼場所を変えて会社の屋上から撮影。高層マンションの左側は芦別岳(1726m)です。写真には写っていませんが左下には札幌時計台があります。
▼テレビ塔と北電社屋の方角です。左側の大きな山は夕張岳 (1668m)、中央少し右には夕張マウントレースイのスキー場が見て取れます。
札幌に暮らして40年目になるのに、こんな景色が身近にあることに気づきませんでした。この先、こんな風景をもっと撮影していきたいです。これらの写真とともに、グーグルマップで実際の山々の位置を確認しながら頭のなかで北海道の立体地図を組み立て、あれこれ空想するのはとても楽しい時間です。
2024年3月10日(日)
3月も中旬になるのに、山のように雪が積もっています。例年であれば道路のアスファルトがすっかり露出して自転車に乗っているのですが…。
▼昨年の秋に自作した除雪機の格納庫も雪に覆われています。こんなに雪に埋まるとは思いませんでした。見た目はイマイチですが、頑丈に設計したので冬季間の暴風雪にも耐えてくれました。われながら、しっかり作っておいてよかったです(笑)
▲除雪機の操作にもすっかり慣れ、使うのがとても楽しいです。この写真のように雪山に道を付けて登っていくこともできます。春が待ち遠しい反面、除雪機の出番がなくなるのは、少し寂しいです。
2024年3月2日(土)
昨年からユーチューブを始めています。9日前にアップしたパートナーシップ排雪の動画再生数が3万回を超えました。自分の動画を拡散しようなどと思っていないので、正直驚いています。チャネル登録者も40人を超えました。昔から友達が少なく内向的な性格ゆえ、こんなに大勢が視聴してチャネル登録していると思うと、少し怖くもなります。
▼雪が少ない地域には珍しい映像なのでしょう。この数時間後に大型の排雪車とダンプカーが連携し、積み上がった雪を運んでいきました。札幌が大雪の地域であることが実感できると思います。
このような動画で広告収入を得られると思うと、若者がユーチューバーに憧れるのも、わかる気もします。でも自分の息子が「ユーチューバーになりたい」と言い出したら、「ちょっと待て」と言うと思いますね(笑)
2024年2月9日(金)
昨年に続き今年も会社の屋上から、さっぽろ雪まつりを見物しました。まだ明るさが残る夕方、スマホの広角モードで撮影しました。空の濃い青色が狙い通りで、予想以上にきれいな仕上がりです。広角レンズ特有の建物の歪みも抑えることができました。
▼写真右の建物は今春に開業する北海道銀行のビル。開業準備に忙しいのか全面に照明が点灯し、まるでビル自体が雪まつりのオブジェのよう。テレビ塔より目立っています。
▼空の深いブルーと夕焼け、それに雪まつりの雪像の輝きがうまくマッチして幻想的な光景です。遠くに大倉山のスキージャンプ台も見て取れます。
この屋上から鑑賞する雪まつりは今回が最後となります。自分では、それにふさわしいショットが撮れたと満足しています。大げさに言えば生涯の記念に残る作品のひとつになりそうです。来年は別のビルの屋上から撮影しようか、それとも観光客に交じってスナップを写そうか思案中です。
今年は動画も撮影しました。下記のリンクから閲覧できます。動画撮影もおもしろいのですが、こんな夜景シーンは従来の静止画(フォトグラフ)にはかなわないと思います。あらためて写真が持つ魅力や奥深さを実感します。
2024年2月5日(月)
星置駅を通過する快速エアポートをホームから撮影しました。警笛を鳴らし雪煙を挙げて疾走する姿がたまりません。ユーチューブにアップしたところ、過去最高の1600を超えるアクセスがありました。
30年近く毎日通勤で使用しているこの駅が、動画の素材になるとは思いませんでした。思いがけない新たな発見です。列車に近づくと危ないので良い子は決してマネしないでくださいね。
2024年1月28日(日)
少雪だった札幌も1月7日過ぎから大雪に見舞われ、わが家の除雪機が活躍してくれました。暴風雪が去り穏やかな天気になった1月28日、銭函海岸で冬の日本海を撮影しました。冷たい海風のなか、遠く雄冬岬や増毛山地が一望できました。
ドリームビーチへの道は冬期間は除雪がないため通行できません。この銭函から海岸づたいに歩くと、きっとたどり着くことができるのでしょう。若い時分ならそんな冒険もしたけれど、そういうことが、だんだんとおっくうになってきました。こういう時に年齢を実感します。
ついでに言うと「歳を取ると1年が短く感じる」について、ネット検索すると「ジャネーの法則」 という理屈が書かれています。学者が唱える説なのでそうなのかもしれませんが、自分の実感としては理由はもっと単純で、加齢によってその間の記憶が欠落したり整理できなくなるからではないか?と思っています。還暦になると1周回って60年前の記憶が昨日のように感じるのかもしれません。どうなるのか数年後が楽しみです(笑)
◆
冬の銭函海岸の動画も撮影し、2カ月ぶりにユーチューブにアップしました。下記のリンクから閲覧できます。偶然にも銭函駅を通過する快速列車の汽笛を収録することができました。
2024年1月7日(日)
昨年秋に除雪機を買いました。
一戸建ての家に暮らして25年になります。海や山が近く自然に恵まれとても快適ですが、冬の除雪に苦労することが多くなりました。若い頃のような体力もなくなり、思い切って家庭用の小型除雪機を購入しました。
▼使ってみると除雪作業がとても快適。昨シーズン自作した「改造ママさんダンプ」とともに、効率的に作業できます。
▼昨年の秋に除雪機専用の「格納庫」を手作りしました。さながら秘密基地のよう(笑)。大雪になるとこの基地から緊急出動します。
操作がまだ不慣れですが、1シーズン使うと自由自在に扱うことができることでしょう。この先の老後を見据え、頼もしい相棒を手に入れました。