- 2021年の日記 -
2021年12月
生まれてから2万日になりました。もうじき55歳ですが全く実感がありません。3万日は82歳なので仮に平均寿命まで生きるとしたら、やっと人生の3分の2です。残りあと1万日もあります。人生はなんと長いのでしょう。
▲今年のクリスマス・イブは、仕事帰りに行きつけのスナックのカウンターで、ひとりでゆっくりお酒を飲むことができました。ママから高級ウイスキーの「サントリー山崎」の水割りをいただき、ありがたくごちそうになりました。
今年はいろいろありすぎた1年でしたが、息子が北大を修了し社会人の一歩を踏み出したことが、なんといっても一番うれしい出来事でした。まだまだコロナ禍が続きそうですが、息子が元気に過ごしてくれれば、親としてそれ以上のことは望みません。来年もよい1年でありますように。
2021年10月30日
この時期になると毎年、北大のイチョウ並木を観賞しています。以前は学生主催のイベント「金葉祭」を毎年見物していましたが、コロナ渦などの理由で、この3年間は開催されていません。金葉祭の開催期間中は歩行者天国になり車道からも自由に撮影できたのですが、今は厳しく制限されています。やむなく歩道のイチョウ並木を撮影しましたが、思った以上に素晴らしい色合いのイチョウを撮影できました。
来年は、4年ぶり金葉祭を心待ちにしています。
2021年10月24日
北大農場から手稲山をズームアップで撮影しました。スキー場のコースだけ雪が積もっています。ふもとの山々は紅葉がピークとなっています。
少しピンボケの、なにげないスナップですが、秋の空気感が伝わってくる、気に入っている一枚です。
2021年10月2日
息子が就職して家を離れ、一時は5匹もいた愛犬が老犬1匹になりました。こんな事情もあって、わが家で新しい家族を迎えることになりました。名前は「ルーク」。元気な男の子です。
この愛らしい瞳をずっと見ていたいと思います。仕事で疲れて帰ってきた私を癒してくれます。この先私が老いていっても、元気を与えてもらえそうです。これからどうぞよろしくお願いします。
2021年9月14日
仕事の都合もあって、今年は東京五輪・パラリンピック終了後の9月半ばに夏休みをいただきました。コロナ禍で1年以上田舎に帰省していませんでしたが、今回は網走の実家でのんびり過ごすことができました。
▲実家の近くのJR北浜駅で撮影しました。オホーツク海はもう秋の気配です。「オホーツク・ブルー」の空を眺めていると、懐かしさとともに不思議と気持ちが落ち着いてきます。
風景写真の撮影は私のライフワーク。昔は高価なカメラやレンズを使い、ひたすらいい構図を探し続けましたが、ここ数年は1万円もしないコンパクトなデジカメだけで撮影しています。手軽に撮影し、風景自体を満喫できます。これからも、こんなスタイルで写真を撮り続けていきたいと思います。
2021年8月21日
先日90回目の献血をしました。この30年間は、コンスタントに年3回400mlの献血をしています。特に昨年からはコロナ禍で献血が不足していることもあり、献血可能な日になるとすぐに献血ルームに足を運んでいます。
この年齢になっても人に自慢できるものは、ほとんどありません。唯一の例外は、若い頃からずっと献血を続けていることです。手間やお金もかからず、抜いた血液はまた復活します。
献血100回も視野に入ってきました。もう若くはないので無理をせず、この先は少しペースを落とそうかと考えています。仮に年2回でも、60歳までには100回に到達できます。還暦なんて自分には関係ないと思っていましたが、そのときには、自分で自分を褒めてあげたいです。
2021年8月9日
東京五輪が閉幕しました。期間中はどうしん電子版で競技速報をしたり、ホームページの更新をしたりと時間がとれず、行きつけのスナックに足を運ぶことができませんでしたが、ようやく落ち着きました。ただし札幌は8月いっぱい新型コロナ「まん延防止等重点措置」のため、飲食店でのお酒の提供ができないため「ウーロン茶」だけ飲んできました。
この店は、もう30年以上通っていますが、お酒を飲まなかったのは初めて。それでもママや常連客と「東京五輪談義」で盛り上がりました。
私が一番感動したのは陸上男子400メートルリレー。1走から2走へバトンが渡らず、結果として途中棄権となりました。その後、走ることができなかった3走の桐生が、うなだれる多田と山縣を励まして肩を寄せ合って歩くシーンに「桐生は男だな~」と思いました。私は勝者よりもこういうシーンに深く感動します。
2021年7月13日
近所に出かけるときは、いつもママチャリに乗っています。以前からバックミラーを付けたいと思っていましたが、ホームセンターの自転車売り場に行くと1700円ほどの値段。売り場の担当者は「取り付けるとけっこう邪魔になるので、あまり売れませんね」とのこと。それなら自分でコンパクトなものを作ろうと思い、自動車用の小さなミラーと鉄材で自作しました。いろいろ試行錯誤の結果、このスタイルに落ち着きました。
▲後方の視界性もよく安全性が向上し、とても気に入っています。中学生の頃、ヘッドライトやテールランプが付いた、いわゆる「スーパーカー自転車」を改造していた頃を思い出します。少年時代に戻ったようで楽しいものです。
2021年5月26日
きょうは満月の皆既月食。しかも今年一番大きく見える「スーパームーン」です。札幌は天候に恵まれ、帰宅後に数年ぶりの天体ショーを観測できました。
▼午後7時54分、ほしみ緑地で撮影。既に欠けた状態で月が東の空から昇ってきました。もう少しで完全な月食になります。
▼午後8時58分、月の光が少しずつ復活してきました。日の出を想像するような、今回の撮影で一番お気に入りの一枚です。
▼午後9時19分、月が半分以上現れてきました。神秘的な姿です。この写真も気に入っています。
▼午後9時52分、皆既月食が終了しスーパームーンの満月に復活。月面に「うさぎ」ではなく「シロクマさん」がいるのがわかるでしょうか。コンパクトデジカメで撮影しているので、これ以上は拡大できませんが、きれいな満月を撮影できました。
次回の皆既月食は来年2022年の11月8日です。その頃にはコロナも終息し、日常に戻って月食を観測したいものですね。
2021年5月7日
今年も近所のほしみ緑地で満開の桜を観賞できました。平日だったので、人もなく、天気にも恵まれ満開の桜を独り占めできました。
▼幼稚園児が鬼ごっこをして、たのしく駆け回っています。最近は、こういう光景をみかけなくなりました。元気いっぱい、楽しそうにはしゃぐ様子を見ていると、これが本来の子供の姿なんだろうなと、懐かしさを覚えます。
▼美しく咲くサクラの樹を見つけました。薄いピンクがまぶしい。少し控えめに清楚で上品。まだ樹齢は若いのでしょう。これから毎年観賞してみようと思います。
来年も、また美しい姿を見せてください。楽しみにしています。
2021年4月5日
息子が4月から静岡県の化学系の会社に就職し、晴れて社会人となりました。理学部化学科で学んだ専門知識を生かせる職場です。就職に先立ち、3月下旬に息子の寮(会社の借り上げアパート)を訪ねて静岡県に行ってきました。コロナの影響もあり道外に出るのは実に1年2カ月ぶりです。
▼新千歳空港から空路で羽田に向かい、そこから品川まで電車を乗り継ぎ、そのあと新幹線の自由席に乗車しました。ほぼ10年ぶりの新幹線乗車です。近くから撮影すると、まるでプラモデルのよう。ちなみに静岡県にはプラモデル製造大手の「タミヤ」の本社があります。
▼静岡県に入り三島駅で在来線に乗り換えました。少しかすんでいましたが電車の車窓から富士山の雄姿を眺めることができました。
▼これは静岡県富士市のホームページにあるフリーの写真素材(自由にダウンロードして個人のブログなどに掲載できる写真)です。息子の職場と寮は、この写真の左下のあたり。近くには富士川が流れ、晴れていれば富士山を望むことができます。首都圏のような電車通勤もなく、生活にはとてもいい環境です。親ながら、少しうらやましく思います。この日、私は静岡県のビジネスホテルに一泊し翌日札幌に戻りました。
▼帰路、少し時間があったので静岡県の熱海に途中下車し、日帰り温泉に入浴しました。熱海は想像以上の「坂の街」。小樽以上です。それでも「つかの間のリゾート気分」を味わうことができました。厳冬期の寒さや除雪を考えると、自分も老いてきたら、こういう温暖な土地に住むのも悪くないな、と思ってしまいます。生まれてこのかた、ずっと北海道が一番いいと思ってたんですけどね・・・。
私が就職したのは平成3年。息子の就職は令和3年。自分の30年前を思い出しながら「札幌の自宅の部屋はそのままにしておくから、たまに帰っておいで。往復の飛行機代くらいは出すから」と、息子を送り出しました。親としてできることは、せいぜいこの程度です。息子が独立して、やっと肩の荷が下りると思っていましたが、なかなか心配は尽きません。
私は親としてはまったくの未熟者でした。それでも、どうにかやってこれました。コロナ渦の不安定な社会情勢のなか、実社会に出て行く若者たちの門出を心から祝福し、最大限のエールを送ります。
2021年3月8日
3月に入り寒さも一段落。この日はよく晴れ渡り、早番勤務を終えたあと、北大農場を通って桑園駅まで歩いて帰宅しました。
▼ずいぶん日も長くなったので、午後4時を回っても日没までまだ時間があります。日中の撮影であれば、太陽光の反射で雪原が白く飛んでしまいますが、夕刻でちょうといい光量でした。昨年2020年8月13日と同じ構図で、北大ポプラ並木を撮影してみました。
▼昨年2020年8月13日の写真です。
高さ30メートルもある巨大なポプラ並木を見るたび、大自然の偉大な生命力を感じずにはいられません。今年は「この場所・この構図」で、四季折々のポプラ並木の変化を撮影してみたいと思います。
2021年1月29日
わが家の愛犬ルーシー(写真左)が他界しました。享年11歳。 一時は5匹いた愛犬も、この4年間で4匹が亡くなってしまい、いまはリンジー(写真左から2匹目)だけになりました。
▲ルーシーはリンジーの娘で、あまえんぼうでいつも母親のそばにいました。 私は勝手にリンジーとルーシーを「白組さんチーム」、(写真左から3匹目から順に)リブ、レオン、ララを「茶色さんチーム」と思っていました。自宅の庭に芝生を張りドックランを手作りして、休日はにぎやかに愛犬たちと遊んでいた頃が本当に懐かしいです。 愛犬たちは子供の情操教育にもプラスの効果があったと思います。
動物のなかでも特に犬は人間以上に序列を重んじるようで、愛犬を含めたわが家の序列は「カミさん→息子→愛犬たち→私」となっています。 私は家族の中では犬より格下なのですが、それはそれで悪い気はしないものです(笑い)。わが家の愛犬たち、本当にありがとう。
2021年1月24日
今年の年始は帰省せずに自宅でゆっくり過ごしました。この機会に以前から興味があった「ネットワークWiFiカメラ」を購入して自宅の2階の出窓に設置しました。 目的は玄関前の積雪状況を外部から確認して、除雪が必要かどうか把握するためです。 実売5千円もしない機器なので「おもちゃ」だと割り切っていましたが、予想を裏切る高機能なカメラでした。
▼会社や通勤途中でもスマホで手軽に確認できるので便利に使ってますが、一番重宝しているのは朝に目が覚めた直後に、ふとんの中で玄関前の積雪状況を確認できることです。 一度使い始めると便利で手放せません。
▼実は10年以上も前に同様のしくみを構築しました。これは当時の手書きの「設計メモ」。 WebカメラとUSBケーブルを購入してガラケーで表示するしくみを自作しました。 いちおう正常に動作はしたのですが、ガラケーのデータ通信の「パケット代」が予想以上に高価になってしまい、結局は実用になりませんでした。
▲当時、合計6千円程度の出費で自作したしくみは、自分では画期的だと思いましたが、10年を経てやっと実用的なものになりました。 まだまだ改良できそうです。50代半ばになっても、こういう実験工作は純粋におもしろいですね。