<電子負荷の巻き>
電源回路を作ると負荷に対する特性を見たくなる。
電圧と電流から抵抗値を求めて、いちいち固定抵抗を準備するのはめんどくさい。
そこで、登場するのが電子負荷である。
抵抗の値を電子的に可変する装置と言えばよいのだろうか。
ともあれ電流値をフィードバックして、負荷値を一定にする。
フィードバック無しでもできるけれど、VBEもしくはVGS間の温度ドリフトで
あっという間にお釈迦になることがあるので注意。
いままでは普通のボリュームで調節していたが、なんとなくマイコンで制御
したくなってしまった。
マイコンを使うと、電流値も電圧値も併せて測定が可能なため、
いちいちテスターをつながなくて済む。
232C接続すれば、負荷をPCから自動で可変ができる。
入力電圧もPCから可変すれば、DCDCの効率測定が自動でできる。
と楽しそうな事いっぱい。
さてここで問題はマイコン。ADCとPWMとUSARTがあれば何でもよいのだが、
いかんせ、お金をかけたくない。
部品箱を漁っていたら、PICKIT3のおまけ基板が出て来た。
これにアナログ部分だけを蛇の目基板で作れば早くできそう。
ヒートシンクは、パソコンのCPU用が安くてよろし。
中古だがファンも付いて300円で買えた。
設定ツマミはコーラの蓋を使いコストダウンというか資源活用。
できあがりは、あらら、、スパゲティー。
と、ここまでハードを作っておいて、ファームもできたのに、
火入れがまだ。。。。
だってさ、ヒートシンクがグロテスクでさ、怖い!
テレビの修理も、後ろから見るブラウン管がとても怖くて
修理後の火入れが苦手でした。
さておき、昭和の刑事ドラマにでてきそうな時限爆〇にも見えるから
外には持ち出せないね。