<古いPICの巻き>
最近、秋月の二階がオープンし、激安放出品を販売している。
ドットマトリクスタイプのLCDがあったので購入。
一階では1000円で売られているが二階では420円と格安である。
しかも、なにやら部品がオマケで入っている。
DSUBコネクタにプッシュスイッチに、あれ、、、マイコンが入ってる。
これは、PIC16F877ともう20年以上前のマイコンである。
しかし、これが、いまでも販売されていて、1個1000円もする。
高額であり、ピン数も多いが容量は小さいし、なんといっても速度が遅い。
このころのPICは4クロックで1命令であるから、20MHzのクロックを
使用しても、実際は5MHz程度の速度しかでない。
新たにマイコンを使うのは、実はめんどくさい。開発環境はあれど、
周辺の設定がそれぞれ違うし、癖があってハマると辛いことになる。
捨ててしまうのはもったいないし、う~ん、どうしよう。
GPIOのコントロールだけで、できる簡単なものに使おう。
遅くて多ピンの用途と言えば、そうそう、百均の電卓のLCDの表示。
これには使えそう。
などとあれこれ考えていたが、結局、簡易スポット溶接装置の
コントロール部分に使うことにした。
周辺はADCだけなので、まあ、問題ないでしょう。
簡易スポット装置はリチウム電池の端子の接続に使う。
中華製が5000円ぐらいで売られているが、なんか怖い。
なので、自分で作ることにした。
年に何回も付かわないけれど、リチウムの端子のはんだ付けは
難しいので、まあ、使うときがあるでしょう。