<フローチャートは書くの巻き>
昔々、マイコン開発はアセンブラ言語で行っていたとさ~~。
私もアセンブラからマイコンの世界に入った。
慣れてしまえば楽しいのだが、バグが見つかると辛い。
コメント文が無いともうお手上げ。
ハードは、意外と助けやすい。分かる人に波形を見てもらってちょんちょんちょん
とオシロでつつくと、あら不思議、デバックできてしまう。
ところがアセンブラはコメントがあっても、本人しかデバックができない事が多い。
当時のソフト屋は孤独だった。
このころの習慣から、ソースコードにはコメントをできるだけ書くし、他人が
読みやすい記述にするように心がけている。
時代はC言語になり、デバックがぐっと楽になった。なんせ、読みやすいから。
(キャリーフラグの記載を間違えて、デバックが一週間止まったなんてことは
なくなった。)
ここで、あることに気が付く。
C言語を使う人って、フローチャートを書かない人が多い。
う~ん。小さなプログラムなら良いかもしれないが、フローチャート無しで
よくデバックできるものだと感心してしまう。
ハード上がりのソフト屋にはできない芸当なのか、はたまた慣れなのか。
納品物にフローチャートが無いと書かないのだろうか?
例えば他人がデバックするとか引継ぎをするときにフローがあった方が良い。
もちろん書くには時間がかかるが、これは保険なのだ。
などと偉そうな事を言いつつも、フローチャートを書いてもバグだらけで
デバックに追われるのは今も昔も変わらない。
やっぱりソフトは向かないのかな。。。
と言いつつも、無性にコーディングがしたくなる時がある。
やっぱり好きなのね。