更新日 2022/1/4b
androidアプリ「成分表の内容比較」を使って、先頭項目をキーとしてファイル内容を比較します。
日本標準食品成分表からデータを作成する例を説明します。
■標準成分表の入手
□文部科学省のホームページよりダウンロード
■Excelで成分表を編集
□表示→ウィンドウ枠の固定▼→ウィンドウ枠の固定解除
□A列と1行など非表示の行列があれば再表示する。
□[食品番号]を1列目に移動(列を切り取り→切り取った列を挿入)
□本表の場合AG列に項目および数値がないので列削除する。
□先頭行を挿入して項目名を登録する。
□他の見出し行は削除する。
□書き出し後に項目数が多い場合があるため、末端列以降の空の5列ほどを列削除しておく。
□改行[Ctrl][j]で検索 ( セル) → 全角[。]で置換 ( 件)
□いったんファイルを保存終了しておく。
・先頭行の項目名は次回よりコピーで使い回しできます。また、下欄の「■その他の先頭行の登録方法」が簡単です。
・[Ctrl][j]は押しても見えません。1回だけ押してください。あらかじめ検索で個数確認が有効です。数回押してしまったら[Delete]と[BackSpace]を何回か押して見えない文字を削除して、改めて1回だけ押してください。
・改行の置換以外に半角カンマ「,」半角空白、CSV書き出しで「?」になる文字など存在するとデータを扱うときは普通置換が必要です。本表については改行のみでとりあえず比較できるようです。
■書き出し・ファイル形式変更・文字種の変換
□「ファイル」「名前を付けて保存」「CSV(カンマ区切り)(*.CSV)」ファイル名を入力して保存する。
□ファイルの識別子を .csv から .txt に変更する。メッセージがでるが気にしないで変更。
□テキストデータは Shift-jis なので 秀丸エディタやメモ帳などで UTF-8 に変換し、保存する。
(しなくてもよい□CR+LF は LF に変更する)
・テキスト形式(txt)に変更して扱います。CSV形式だと、表計算が起動してしまい、保存すると、食品番号が数字と認識され先頭のゼロ[0]が削除されたり、括弧付き数字がマイナス表示になることがあります。
・ファイル名は英数字のみにしておきます。(漢字は使用しないでください)
・shift-JISでファイル書き出しの時、変換できない文字があった場合、【?】と表示されていることがある。本表では【μ】。ここでは放置。
・新しいExcelでは、「CSV UTF-8(カンマ区切り)(*.CSV)」の選択肢があるとのことです。
■ファイルの転送
・「Googleドライブにファイルをアップロード」や「メールに添付してスマホに転送」などでファイルにアクセスできるようにします。
■その他の先頭行の登録方法
・手入力で先頭行は登録しないで、テキストファイルを作成後、以下をコピーして先頭行に挿入する。
本表の場合
食品番号,食品群,索引番号,食品名,廃棄率,ジュール,エネルギー,水分,アミノ酸組成,たんぱく質,グリセロール当量,コレステロール,脂質,利用可能単糖当量,計算・単糖当量,利用可能質量計,利用可能差引き法,計算・差引き法,食物繊維総量,糖アルコール,炭水化物,有機酸,灰分,ナトリウム,カリウム,カルシウム,マグネシウム,リン,鉄,亜鉛,銅,マンガン,ヨウ素,セレン,クロム,モリブデン,レチノール,アルファカロテン,ベータカロテン,クリプトキサチン,カロテン当量,レチノール活性当量,ビタミンD,アルファトコフェロール,ベータトコフェロール,ガンマトコフェロール,デルタトコフェロール,ビタミンK,ビタミンB1,ビタミンB2,ナイアシン,ナイアシン当量,ビタミンB6,ビタミンB12,葉酸,パントテン酸,ビオチン,ビタミンC,アルコール,食塩相当量,備考
・androidアプリ「v10栄養計算homepiyo」の成分表ファイルをバックアップして先頭行をコピーして使う。
_file4_20_st_2020_~.txt
_file4_20_st_amino_~.txt
_file4_20_st_fat_~.txt
_file4_20_st_carbohydrate_~.txt
_file4_20_st_fiber_~.txt
_file4_20_st_acids_~.txt