■換算係数によるエネルギー計算方法は、日本食品標準成分表(八訂)増補2023年の電子書籍を参考にしています。
(a) p14 (4)エネルギー 表2 適用したエネルギー換算係数
(b) p70 資料 エネルギー計算方法
(c) p20 ④炭水化物 a)利用可能炭水化物(単糖当量) 「~ なお、難消化性でん粉はAOAC 2011.25法による食物繊維であるので、その収載値がある場合には、その量(g)をでん粉(g)から差し引いた値(g)をエネルギー計算に用いている。」
また、「03032 還元水あめ」については、単独で69.9g×3kcal/g≒210kcalで計算して数値を代入しています。
食パン(01026)の換算係数による栄養計算例
アミノ酸組成によるたんぱく質
7.4g × 4kcal/g = 29.6kcal
脂肪酸のトリアシルグリセロール当量
3.7g × 9kcal/g = 33.3kcal
利用可能炭水化物(単糖当量) - 難消化性でん粉 × でん粉換算係数1.1
(48.2 - 1.1 × 1.1)g × 3.75kcal/g = 176.2125kcal
食物繊維
4.2g × 2kcal/g = 8.4kcal
日本食品標準成分表2020年版(八訂)を使う場合について
【女子栄養大学出版部のウェブサイト】がとても参考になると思います。
連載【16】 「『成分表2020年版(八訂)』のエネルギー値やエネルギー産生栄養素のどの数値を使えばよいのか」とお困りの皆さんへ
【ご拡散のお願い】成分表2020年版(八訂)を根拠に食事のエネルギー量を増やすことは間違いです(成分表連載29:特別編)