[BBR]

ネットワークで利用されるアルゴリズムのうち、TCPの輻輳制御アルゴリズムに該当するもの


[BGP(Border Gateway Protocol)]

インターネットにおいて,AS(Autonomous System)間の経路制御に用いられるプロトコル。


[CHAP]

Challenge Handshake Authentication Protocol。ワンタイムパスワードを用いるチャレンジレスポンス方式で相手を認証するプロトコル。

PPPのリンク確立後,チャレンジメッセージを繰り返し送ることができ,それに対して相手がハッシュ関数による計算で得た値を返信する。このようにして相手を認証するプロトコル。


[CIDR(Classless Inter-Domain Routing、サイダー)]

IPアドレスを無駄なく効率的に割り当てる方式。


[CoAP]

パケット損失が発生しやすいネットワーク環境での、小電力デバイスの通信に向いている。


[DHCP]

UDPを使用するプロトコル。


[DNS (Domain Name System)]

インターネット上のDNSサーバは階層化されており,ある名前に対して情報がない場合は,上位のDNSサーバに問い合わせる。

IPv6のアドレス情報を登録するレコードはAAAAレコード。レコード名に"A"が4つ並ぶのはIPv6のアドレス長(128ビット)がIPv4(32ビット)の4倍になっていることに由来している。

Aレコードは、ホスト名からIPアドレスへの対応を示すものである。


[FTPによるファイル転送の制御用とデータ転送用の二つのコネクション]

どちらのコネクションの確立もクライアントからサーバに対して行う。

二つのコネクションはデータ転送用と制御用に分かれており,データ転送中でも制御コマンドを送信することが可能である。


[Gratuitous ARP]

ターゲットIPアドレスフィールドに自端末が使用するIPアドレスを入れて,MACアドレスを問い合わせる。


[ICMPv6]

IPv4におけるARPのMACアドレス解決機能をIPv6で実現するプロトコル。


[IEEE802.11ac]

日本国内において,2.4GHz帯の周波数を使用しない無線通信の規格。


[IEEE802.11n]

20MHzと40MHzのチャネル幅が規定されている。


[IEEE802.3-2005 におけるイーサネットフレームのプリアンブル]

同期用の信号として使うためにフレームの先頭に置かれる。


[IGMP(Internet Group Management Protocol)]

マルチキャストグループへの参加や離脱をホストが通知したり,マルチキャストグループに参加しているホストの有無をルータがチェックするときに使用するプロトコル。

IPv4ネットワークのマルチキャスト通信で,ローカルセグメントにおいて,配信を受けるホストのグループを管理するために用いられる。


[IPv4におけるICMPのメッセージ]

転送されてきたデータグラムを受信したルータが,そのネットワークの最適なルータを送信元に通知して経路の変更を要請するには,Redirectを使用する。


[IPv6のIPアドレス]

ホストはルータからの情報によって自分のIPアドレスを自動設定できる。

IPレベルのセキュリティ機能(IPsec)である認証と改ざん検出機能のサポートが必須となり,パケットを暗号化したり送信元を認証したりすることができる。


[LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)]

ディレクトリツリーへのアクセス手順や,データ交換フォーマットが規定されている。


[MPLS]

ラベルと呼ばれる識別子を挿入することによって,IPアドレスに依存しないルーティングを実現する,ラベルスイッチング方式を用いたパケット転送技術である。


[MQTT]

IoTで利用される通信プロトコルであり,パブリッシュ/サブスクライブ(Publish/Subscribe)型のモデルを採用している。


[MXレコード]

先頭フィールド(NAMEフィールド)には,メールアドレスのドメイン名を記述する。

DNSにおいて,電子メールの送信だけに利用されるリソースレコード。


[NSレコード]

そのゾーン自身や下位ドメインに関するDNSサーバのホスト名を指定するレコードである。

ゾーン分割を行ってサブドメインに権限委譲する場合は,そのネームサーバをNSレコードで指定する。


[OSPF]

リンク状態のデータベースを使用している。

サブネットマスク情報を伝達する機能があり,可変長サブネットに対応している。

IPv6にはバージョン3で対応している。

Router-LSAは、エリア内の全ルータが作成し、エリア内部だけに伝播される。


[PASV]

データ転送用コネクションをクライアント側から接続するために,サーバ側のデータ転送ポートを要求する。(サーバは受動的=パッシブ)。


[PPP]

認証プロトコルや圧縮プロトコルが規定されている。


[RARP]

電源オフ時にIPアドレスを保持することができない装置が,電源オン時に自装置のMACアドレスから自装置に割り当てられているIPアドレスを知るために用いるデータリンク層のプロトコル。


[RIP-1]

IPv4ネットワークにおいて,交換する経路情報の中にサブネットマスクが含まれていないダイナミックルーティングプロトコル。


[RSVP]

IPネットワークにおいて,ホスト間通信の伝送帯域を管理するためのプロトコルである。

ネットワーク資源の予約を行い,ノード間のマルチメディア情報などのリアルタイム通信を実現する。


[SDP(Session Description Protocol)]

音声,映像などのメディアの種類,データ通信のためのプロトコル,使用するポート番号などを記述する。


[SMTP]

迷惑メールの防止のために,メールクライアントからの電子メール送信とメールサーバ間での電子メール転送とで,異なるポート番号を利用できる。


[VRRP]

IPネットワークにおいて,クライアントの設定を変えることなくデフォルトゲートウェイの障害を回避するために用いられるプロトコル。

同一のLANに接続された複数のルータを,仮想的に1台のルータとして見えるようにして冗長構成を実現する。


[192.168.0.0/20]

サブネットの集約において,192.168.1.0/24~192.168.15.0/24 の15個のネットワークアドレスを集約したアドレス。


[インターネットプロトコルのTCPとUDP両方のヘッダに存在するもの]

送信元ポート番号


[ウィンドウサイズ]

受信側からの確認応答を待たずに,データを続けて送信できるかどうかの判断に使用される。


[クラスDのIPアドレス]

マルチキャストアドレスを割り振る。


[マルチキャスト]

マルチキャストアドレスには,クラスDのアドレスが使用される。

IPv4とIPv6の両方にある機能。

プレフィックスはFF00::/8。


[リンクローカルユニキャストアドレス]

このアドレスをもつネットワークインタフェースからルータを介せずに直接接続できる相手との通信にだけ使用できるアドレスである。