微分積分と線型代数は統計学でも大前提として使う。
その後数学科で学ぶ学部レベルの内容と、学部レベルの統計学を比較した場合:
純粋数学は数学的に定義されたものを対象とするが、統計はデータから始まる。
データを確率変数の実現値と仮定して話を進めていく。
純粋数学では「~を求める」という表現が多く、統計学では「~を推定する」という表現が多い。
推定量全体や検定全体を考え、その評価を行うようになると抽象度が一段上がる。それが数理統計学の入り口である。
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