The Ethics of Minimalism in Consumption and the Spirit of De-Capitalism

The Ethics of Minimalism in Consumption and

the Spirit of De-Capitalism


消費ミニマリズムの倫理と

脱資本主義の精神

筑摩書房2021.6. 1,980円

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資本主義の「魔法」を解く

モノを買っても満たされず、富の不平等が深刻化し、

環境破壊に直面する資本主義社会。

この危機から、どう抜け出すか?

新時代のビジョンを提示した画期的な書!

【帯】

目次

橋本努『消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神』筑摩書房2021.6.


目次

はじめに 9

第1章 消費ミニマリズムの流行とその背景 17

  1─1 消費ミニマリズムの時代 18

  1─2 主要な背景的要因 27

  1─3 背景にある社会変容 35

  1─4 考察 39

第2章 消費社会とその批判 43

  2─1 ロスト近代がやってきた 44

  2─2 ポスト近代社会は批判されてきた 52

  2─3 富を獲得することのバカバカしさ 65

  2─4 消費社会に代わる理想とは 72

第3章 正統と逸脱の脱消費論 87

  3─1 文化から仕事へ 89

  3─2 心理学と文化人類学の視点 104

  3─3 逸脱と新たな正統①──精神・自然・環境 113

  3─4 逸脱と新たな正統②──価値の創出・土着の発見 126

  3─5 逸脱と新たな正統③──幸福、快楽、上位文化 132

  3─6 複雑な問いをシンプルにする 150

第4章 ミニマリズムの類型分析 153

  4─1 ミニマリストの台頭 154

  4─2 ミニマリストの位置 168

第5章 ミニマリズムの倫理 181

  5─1 幸福になるための実験 182

  5─2 保守回帰 199

  〔コラム〕文豪たちのミニマリズム 211

  5─3 脱資本主義的な自己実現 212

  5─4 自己との和解 241

第6章 ミニマリズムと禅 263

  6─1 欲望の愚かさについて 264

  6─2 禅に向けて 271

  6─3 禅の思想 278

第7章 資本主義の超克 289

  7─1 オルタナティブなき批判 291

  7─2 代替システム 301

  7─3 電脳技術の可能性 310

  7─4 精神の拠点 318

あとがき 331

注 333

参考文献 366


刊行あいさつ


『消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神』刊行あいさつ

謹啓

 温暖化の影響で、北海道も六月になると温度も湿度もともに高くなり、梅雨のような季節を感じることが多くなりました。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

 このたび、拙著『消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神』を上梓いたしました。

本書のタイトルは、ウェーバーの名著『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を捩ってつけましたが、ウェーバーのパロディではありません。現代の資本主義社会における倫理と精神の問題について、ミニマリズムの観点からアプローチしています。

現代のミニマリズムは、日本でも他の国々でも、おそらく2016年ごろにピークを迎えた世界的な社会現象ではないかと思います。現在でも、このテーマに関する書籍が刊行されており、昨年は映画が二編、放映されたりもしました。

本書はヴェブレン、ガルブレイス、ボードリヤールといった系譜の消費社会批判において、新たな可能性を探っています。ミニマリズムについて論じていますが、私が大学生の頃から関心を寄せてきた消費社会論研究の、自分なりの総括という面もあります。

加えて本書は脱資本主義という、まだ定義の定まらない理念を問題にしています。巨大な資本に支配されない生き方とは、どのようなものでしょうか。資本主義の魔法を解くための、新しい精神について考察しています。

『プロ倫』に倣って言えば、本書は『ミニ倫』となります。成果としても「ミニ」ではありますが、皆様のご高配を乞う次第であります。

最後になりましたが、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。

謹白

20216

橋本努


「消費ミニマリズム」とは? 脱資本主義の精神に迫る

 テンミニッツTVの記事

書評「脱・消費依存シンプルに暮らす」

[評]森永卓郎 (経済アナリスト)『東京新聞』2021年8月15日

「消費ミニマリズム」とは?脱資本主義の精神に迫る

gooニュース、2021年07月22日  00:00

「ポスト資本主義の答えはミニマリズムか? 日本の未来を予測するための提言」

Yahooニュース、2021年8月7日(土) 15:00配信/『週刊ポスト』2021年8月13日号、所収



ミニマリズム入門 | 本書で登場するミニマリストたちの一部をご紹介します。


近藤麻理恵『人生がときめく片付けの魔法』

 アメリカの雑誌『TIME』は2015年、「世界で最も影響力のある100人」の1人に、村上春樹とともに近藤麻理恵を選びました。『人生がときめく片付けの魔法』は、世界で1,100万部売れたといいます。2019年になると、アメリカに拠点をおく「ネットフリックス」(会員数約1億3,000万人(当時)のネット動画会社)は、近藤麻理恵の片付け手法を柱にして、ドキュメンタリー番組「KonMari(こんまり)~人生がときめく片づけの魔法~」(全8回)を放映します。こんまりブームは、世界のミニマリズム現象を牽引しています。

 「ときめき(スパーク・ジョイ)」があればモノは捨てない。ときめかなければモノは全部捨てる。この単純なルールでモノを捨てていくと、魔法のように生活がうまくいくというのですが、どうでしょう。

佐々木典士『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』

 本書は、私が最も薦めたいミニマリズムの書です。情報量豊かで、ミニマリズムに関するいろいろなトピックが一通り整理されています。世界26か国語に翻訳された世界的なベストセラーでもあります。

 著者の佐々木典士さんは、本書のなかで、マキシマリストからミニマリストになる過程を綴っています。

 「もったいない」とか「まだ使える」という理由でモノを捨てないでいると、部屋のなかにはモノがあふれてしまう。すると人は、自己嫌悪に陥ってしまいます。佐々木さんはこれまでの人生で、「せっかく集めたモノをうまく活用できず、自分を責めてばかりいた」といいます。

 ミニマリズムは、こうした自己嫌悪から抜け出す道を与えてくれます。人生を見つめ直すきっかけとして、ミニマリズムを少し実践してみてはいかがでしょう。

ドナルド・ジャッド

 1960年代になると、ミニマリズムという言葉は、ニューヨークとロスアンジェルスを拠点に展開されたアヴァンギャルド芸術を意味するようになりました。

 ドナルド・ジャッドは、当時のミニマリズム運動の中心的な担い手の一人です。彼は「ミニマリズム」という言葉を繰り返し否定しましたが、制作の中心にあった考え方は、ミニマリズムそのものでした。ジャッドは、作品を最小限の要素で表現しようとしました。

 彼は実生活においても、多くのものを捨てたそうです。例えば、衣装棚、シャワーカーテン、窓のカーテンなどを捨てるだけでなく、古い戸棚の「取っ手」も捨てました。

 ジャッドは、作品においても日常生活においても、ミニマルな方法を取り入れた革新的な芸術家でした。

スティーヴ・ライヒ『Drumming』

 音楽の分野では、1960年代の終わりごろから、ミニマリストという表現が用いられます。

 音楽上のミニマリズムは、スティーブ・ライヒやフィリップ・グラスなどの、音を繰り返す効果を取り入れた音楽作品を意味するようになりました。それらの音楽は「ミニマル・ミュージック」とも呼ばれます。

 私もかなり影響を受けました。とくに1990年代に、スティーヴ・ライヒの「Drumming」や「Different Trains」などの作品を聴き込みました。 

ミニマリストしぶ(澁谷直人)『手ぶらで生きる。』

 著者の澁谷さんは、二浪すると大学進学そのものをあきらめ、人生もあきらめモードになったと語っています。

 そんなあるとき、一人暮らしをしようと思ってグーグルで「冷蔵庫 なし」と検索すると、ミニマリズムに関する情報が入ってきました。

 冷蔵庫どころか、家具や家電をいっさい持たない生活をつづるブログに出会い、その生き方に強く惹かれたそうです。

 自分もミニマリストになろう。「より少なく、しかしよりよく生きる」、「よりストイックに、よりミニマムに自分を整えていく」。

 そんな生活を目標にして、澁谷さんは、地元の福岡で、家賃2万円、生活費7万円で生活するようになります。この澁谷さんの生き方、禅文化に通じているように思います。

デュエイン・エルジン『自発的簡素』

 エルジン(Duane Elgin)著『自発的簡素(Voluntary Simplicity)』(1981)は、アメリカで、ミニマリストたちのバイブルとされています。1990年代以降、多くの人たちがこの本に導かれて、ミニマリズムを実践するようになりました。

 エルジンは当時の「ニューエイジ思想」を摂取して、新しい世界観を打ち出しました。例えば個人は、より大きな宇宙のユニークかつ不可欠な部分として経験されるものであるといったこと述べています。本書は、ミニマリズムの壮大な世界観を展開した古典です。

 興味深いのは、アメリカにおけるコミュニタリアニズムの源流の一つが、この本にさかのぼるということです。エッツィオーニは、エルジンから現代のミニマリズムにいたる流れを、コミュニタリアン的な観点から高く評価しています。

やましたひでこ『断捨離』

 『断捨離』(2009)は、ミニマリズムが流行する前のベストセラーであります。

 「断」とは、入ってくる要らないモノを断つこと。「捨」とは、家にはびこるガラクタを捨てること。「離」とは、モノへの執着から離れ、ゆとりある自在の空間にいる私を発見すること。

 この三つのコンセプトからなる断捨離は、それまでの整理術とは異なり、捨てることの精神的な効果を強調しました。

 従来の整理術は、「モノが主役」の部屋作りをするものでした。これに対して断捨離は、人間が主役になれる部屋作りをします。

 従来の整理術は、過去・現在・未来のすべての自分が重要であるとみなして「自己とモノの関係」を築こうとしました。けれども断捨離は、「いまの自分」の生き方こそが重要と考えます。

 従来の整理術は、過去の自分を大切にしました。これに対して断捨離は、モノへの執着を捨てて、過去の自分に対する執着も捨てようとします。

 執着を捨ててよく生きる。これは禅の入り口的な啓蒙といえるかもしれません。

ゆるりまい『わたしのウチにはなんにもない。』TVドラマ化

 仙台に暮らす「ゆるりまい」さんは、グラフィックデザインとイラストの仕事を本業とする一方で、趣味の掃除や片付け作業などを綴った本を著して話題になりました。その内容は「BSプレミアム」でドラマ化されてもいます。

 ゆるりまいさんがミニマリストになったきっかけは、高校生のときに経験した失恋でした。

 幸せな日々から一転。「もうだめ… 死にたい…でも痛いのとか怖いから泡になって消えるのとかがいい…←真剣にこう考えていた。」「さようなら皆さん… 私は いつ泡になって消えてしまってもいいようにします そのためにも見られちゃマズいものは捨てよう…… 17歳にして生前整理を始める。」「すると心に変化が… なんでだろ?悲しいはずなのに 気持ち良い!! 今にして思えば、この時 捨て病の第一歩を踏み出していたのだ。」と綴っています。

エリサ『トランク一つのモノで暮らす』

 札幌に暮らすエリサさんは、ブログ「魔法使いのシンプルライフ」で、にほんブログ村のミニマリストカテゴリー、ランキング1位をとり、月間アクセス数が50万回を超えたこともあります。その後、ブログを閉鎖して、情報発信の拠点をユーチューブに移し、2021.2.以降、新しいブログも立ち上げています。

 エリサさんがミニマリストの道を歩みだしたのは、20歳をすぎた頃でした。それから10年以上が経ち、1か月の短期留学で海外を経験したときに、トランク一つの生活道具で暮らせることに気づいたそうです。

 トランク一つのモノで生活するといっても、エリサさんは自分は物欲旺盛なミニマリストだといいます。

 「ミニマリスト」=「モノを持たない」=「モノを買わない」=「経済が回らない」という図式で理解するのではなく、なんとなく買う、妥協して買う、ひとまず買っておく、という買い物をやめて、真剣に買う、吟味して買う、迷ったら買わない、という買い物の仕方をする。それがミニマリズムであるといいます。

ジェニファー・スコット『フランス人は10着しか服をもたない』

 日本でも60万部のベストセラーになった本書は、カリフォルニアで育った著者が、パリの貴族の家にホームステイをしたときの経験を綴ったものです。

 著者のスコットさんによれば、フランス人はほとんど間食をしないそうです。ステイ先の家族も同様で、半年間の滞在中に、スコットさんは、家族の人たちが決まった時間以外に間食をしているところをみかけなかったといいます。

 フランスでは、家族全員がきちんとした食習慣を守っていて、ちょうどいい体重をキープしいる。フランス人の食生活は、フレンチ・パラドクスを説明します。フランス人は、乳脂肪消費量が多いのに、心臓病死亡率や肥満度が低いようです。

アズマカナコ『もたない、すてない、ためこまない。身の丈生活』

 省エネ生活研究家のアズマカナコさんは、東京農業大学 地域環境科学部卒、3児の母親です。

 東京の郊外で築60年の家に住み、5人家族で電気代を毎月500円に抑える生活をしています。この昭和生活、私はいつも応援したい気持ちになります。

 車、スマホ、エアコン、電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機などを持たない生活が、東京の一般的なサラリーマン家庭でもできることを実証しています。これは私が「下からの啓蒙」と呼ぶ生活であります。

 例えば、生ごみは庭に埋めればよい。卵の殻は研磨剤に利用することができる。みかんの皮は蚊取り線香として使用することができる。水洗トイレの水は雨水をあらかじめタンクに入れておいて利用する、等々。生活の知恵がいっぱいです。

シャルル・ヴァグネル『簡素な生き方』

 1895年に刊行された本書は、ミニマリズムの古典的な教養書です。

 ヴァグネルは、その当時の人々が、複雑でめまぐるしい社会のなかで、疲れはてていると観察しています。その一方で人々は、「人として、最高に気高い理想を実現したい」というあこがれを抱いており、そのような気持ちから、簡素な生活を求めているといいます。

 ヴァグネルにとって簡素な生活とは、自分のなかから最大のものを引き出すための生活です。自分にとって最良のものは、自分のなかに隠されている。自分のなかから最大のものを引き出すためには、社交生活を絶たなければならないといいます。

 ヴァグネルは、世間体を気にするような社交生活、あるいは家族をおろそかにして酒場に通うような生活を戒めて、家庭生活と家庭の伝統を学び直すことを強調しました。彼のミニマリズムは、当時、道徳的なナショナリズムの運動と結びつきました。

内田百閒

 内田百閒(1889~1971年)は、56歳のときに、第二次世界大戦の空襲で自宅を失ってしまいました。

 そこで内田百閒は、隣家の隅にある小屋を借りて、夫人といっしょに3年間暮らすことにしました。わずか3畳の小屋でした。

 モノを置くと、寝たり座ったりできる空間は2畳しかありません。電気もなく、台所もトイレもありませんでしたが、内田は気に入って安住したそうです。

夏目漱石

 夏目漱石(1867~1916年)は19歳のとき、大学予備門(すぐ後に「第一高等学校」に改称)に通っていました。そのころの漱石は、友人(中村是公〔よしこと〕:後に満州鉄道総裁や東京市長を務める)と2人で、2畳の部屋に暮らしていました(3畳という説もあります)。

 漱石は、家から学費を出してもらう代わりに、私塾(江東義塾)で講師をして、月に5円を稼ぎ、そのお金で塾の寄宿舎に暮らしたそうです。

 当時の漱石の部屋は、北向きで、窓の高さはわずか60センチ程度であったといいます。あたりが薄暗くなると、寒くても窓を開けて、光を取り込む必要があったそうです。

四角大輔『自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと』

 四角大輔(しずみだいすけ)さんのこの本は、いわば若者向けのミニマリズムのバイブルです。

 モノを捨てると、人は自分が「本当は何がやりたいのか」という問いに向き合うことができるでしょう。そして自分らしさを取り戻し、集中力を高めることができるでしょう。

 そのために四角さんが啓蒙するのは、「モノで飾り立てても、心の穴は埋まらない、個性をアピールすることはできない」、「心からやりたいことに直結していない日常生活のToDoリストは、ノイズにすぎない」、「まーまーOKのような仕事は、しないほうがいい」、「やりたいことを先送りするという言い訳をしない」、「世界一好きなことを決めて投資すべきである」、「内なる声に耳を澄ませて、その声に従うような生き方をすべきである」といった事柄です。

 仕事と遊びを両立させるとか、楽しい日常生活を送るといった欲求は、「本当にやりたいこと」なのでしょうか。そうではないはずです。それは「普通の幸せ」であって、あなたに固有の、個性的な強い欲求ではありません。

 では強い欲求とは何でしょう。それは「ひとかどの人間」になるための欲求でなければなりません。ひとかどの人間になるためには、自己の欲求を徹底的に問い直して、「自己の内なる声」を見出さなければならない、と四角さんは訴えます。 

スティーヴ・ジョブズ

 スティーヴ・ジョブズは、ミニマリストでもありました。1983年、ジョブズはペプシコーラ社の社長、ジョン・スカリーをアップル社のCEOにスカウトします。そのスカリーは、カリフォルニア州にあるジョブズの家に招かれたとき、「人が住んでいるという気配はまるで感じられなかった」と述懐しています。

 ジョブズの生活は、大金持ちのイメージとは程遠いものでした。家には家具すらほとんどなかったようです。

 1982年に撮られた有名な写真があります。ジョブズが自宅で瞑想する姿の写真です。室内は、禅寺の僧堂のように簡素で静寂に満ちています。ジョブズによれば、「お金で買いたいものなんて、すぐ尽きてしまう」というのです。

稲垣えみ子

 稲垣さんは一橋大学を卒業後、朝日新聞社に入社して記者として活躍します。でも50歳で退社し、ミニマリズムの生活を始めました。

 電気代を抑えるために、稲垣さんはついに冷蔵庫を捨ててしまいます。すると、ちっぽけな自分、取るに足らない自分が残ったことに気づいたといいます。

 ひょっとして、これは「悟り」というものではないか。「人が生きる苦しみをとことん考え抜いたブッダは「今、ここを生きよ」と言った。それこそが人が苦しみから救われる道なのだという。/で、冷蔵庫をやめた私って……。/まさに「今、ここ」を生きているじゃないの!」

 ミニマリズムの実践は、仏教に通じているように思いました。

大原扁理

 大原さんは、自分は最低限必要なお金を稼ぐことができれば満足できるタイプであるといいます。

 毎月必要なお金は、おおまかに計算すると、家賃が2万8,000円(シェアハウス)、共益費が1,500円、ネットを含む固定費が1万5,000円、食費が1万円です。携帯電話は持たず、テレビも必要ないとすると、支出はだいたい6万円台になります。すると、毎月7~8万円を稼げば、満足に生きていけることになります。

 大原さんは本書の執筆当時、週2日の介護の仕事をしていました。でも最近は、台湾に移住されたようですね。

 

ミニマリズム入門 YouTube編

ミニマリズムは社会現象であり、社会を批判的にみる視点であり、哲学であり、宗教であり、美学であります。


ミニマリズムのドキュメンタリー映画(字幕)

Minimalism: A Documentary About the Important Things (Official Trailer)

HAPPY OLD YEAR : ハッピーオールドイヤー

タイの映画です。

映画『100日間のシンプルライフ』予告編

オリジナル映画はこちら

佐々木典士インタビュー

Meet The Most Famous Minimalist In Japan: Fumio Sasaki | EVERYDAY BOSSES #8

ドキュメンタリー映画「トゥルー・コスト」

ミニマリズム・アート

The Case for Minimalism

スティーヴ・ジョブズと禅

The Zen of Steve Jobs: A Closer Look

ミニマリズム建築

Minimalism in Architecture

ミニマリズムの哲学

Why Letting Go Is True Wealth | Minimalist Philosophy for Simple Living


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2021年7月1日刊行。共同研究の成果です。どうぞよろしくお願いいたします。