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橋本努 著作 HASHIMOTO TSUOMU BOOKS

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1989年に東欧革命が起きたとき、私は、思想や理念のもつ恐ろしさを肌で感じ、思想的課題に取り組みはじめました。本書は、20世紀の経済思想の根本問題を論じています。 

しばしば蛸壺と言われる日本のウェーバー研究は、世界に誇るオリジナルな議論に満ちています。本書はそのウェーバー研究の成果と対峙し、研究者たちが思考を終えるその地点から新たな規範理論を構築しています。 

9.11事件後の世界を読み解き、ネグリ/ハートの「帝国」を超えるという気概をもって取り組みました。国際政治思想の新たな理論と政策論を展開しています。

戦後の日本人は、自由という言葉にどんな理想を託してきたのでしょうか。戦後日本社会の精神史を読み解きます。


四つの基本的な問題に答えていただくと、あなたのイデオロギー傾向を診断できます。リベラリズム、マルクス主義、新保守主義、、、全部で16種類のイデオロギーのなかの、どれに分類されるでしょう?意外な結果になるかもしれません。

相国寺での講義をまとめたものです。非売品です。

最初に自由の新しい社会学理論を示して、教育問題、知的財産権、アーキテクチャーなど、「自由」が争われる現実の諸問題をさまざまに考察しています。



戦後の日本社会を「近代」「ポスト近代」「ロスト近代」という三段階に分けて考察しています。ロスト近代は、勤労倫理や欲望消費ではなく、別の要因が資本主義を駆動するようになる、と論じます。


大学生になったら、どんな仕方で勉強すればいいのでしょう。大学生活を充実させるための、先人たちのさまざまな知恵と技術をご紹介します。

ウェーバーの名著『プロ倫』。本書は、これまで明らかにされてこなかったその論理構造を解明します。


本書は、自由の新たな始原(アルケー)を探る試みです。自由とは何か。その新しい根源的な原理を見出して、自由社会の築きます 

略して『ミニ倫』。消費ミニマリズムの倫理が、脱資本主義の精神に通じる道筋を明らかにします。消費社会批判の書です。


ルートレッジ社から、初の英語の単著を出版しました。『自由主義と経済哲学』。拙著『自由原理』より前の私の研究から、このテーマに関連する論文を選んだ選集です。

従来の実用書とは一線を画した、経営学の哲学です。MBAで教えられる諸理論を、一歩前進させています。「自生化主義」の思想は、ビジネスにも人生にも応用できます。

編著

日本を代表するウェーバー研究者たちが一堂に会したシンポジウムの記録。本書は、日本のウェーバー研究の達成と、最新の研究を明らかにします。

日本ではじめて書かれたオーストリア学派経済学派経済学の体系的な解説書です。

鈴木信雄先生の発案で、日本人研究者の総力をあげて全11巻のシリーズ『経済思想』を編みました。

マックス・ウェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」をめぐって、日本で一大論争が起きました。その記録です。

欲望とは? 価値とは? 資本主義とは? こうした根本的な問題に、主流派の経済学は、薄い定義以上の答えを与えていません。しかし経済思想は、物事の本質と向き合って、意義深い答えを与えます。現代の達成を示す知の共同作業です。

この社会には様々な仕掛けがある。私たちは気づかないうちに、なんとなく行為を誘導されているのではないでしょうか。そんな気持ち悪さの正体と向き合います。

本書は、戦後日本の消費社会を振り返りながら、消費研究の第一人者たちが、最新の消費理論を紹介するとともに、日本の消費社会の今後を展望した共同研究の成果です。

共著

翻訳

他己紹介

私のもとで研究しているワン・ケソンさんが、ミーゼス研究所の大学院生論文コンテストで、一位を獲得しました。おめでとうございます!

大学院生時代からの畏友です。

社会学の入門書です。現在は、第三版が出ています。

相川養三

創文社の編集者としてご活躍されました。「相川養三さんを囲む会」の資料(井上達夫先生作成)です。2011年3月4日、本郷ルべ・ソン・ベールにて。

同世代の親友です。共編著『ナッジ!?』の他、音楽を通じてかけがえのない交流をしました。