PCたちの武器である日輪刀の改造ルール。
太陽に一番近く、一年中陽の射すという陽光山で採れる猩々緋砂鉄と猩々緋鉱石から打たれた日本刀であり
日光を浴びる事以外は基本的に不死身である鬼に対して、その頸を斬る事で殺す事ができる唯一の武器。
別名『色変わりの刀』と呼ばれ、持ち主によって刃の色が変わり、色毎に特性が異なる。
例として『全集中の呼吸』の基本となる五つの各流派に対して
炎の呼吸→赤色
水の呼吸→青色
風の呼吸→緑色
岩の呼吸→灰色
雷の呼吸→黄色
に染まった者が、それぞれ適性が高いとされる。
不可思議な力を秘めた部分もあるが、鬼を殺せるのは頸を斬った時のみであり
四肢などをこの刀で落としても鬼は通常通り超速度で再生する。
ちなみに任務中に折損した場合は、担当する刀匠により、新たな刀が隊より支給される。
最上位剣士である柱の刀のみ、意匠として鬼殺隊の信念と言える『悪鬼滅殺』の四文字が刻まれている。
日輪刀 0CP
鬼殺隊士が所有する、唯一鬼を殺害できる武器。基本形状は日本刀。
<日輪刀>技能で扱う。
実体のある射撃物を受けられる。手投げ武器の場合+2,血鬼術の場合±0,矢の場合-4,銃弾の場合-8の修正を受ける。
CPを消費することで強化改造することができる。
刀とはいいがたい形状に改造しても<日輪刀>技能で扱える。
HPを持ち、ダメージによってHP0になると刀身が破壊される。
刀身が破壊されても武器として扱えますが[致傷力-3][長さ0][受け不可]になる。
破壊された日輪刀はシナリオ終了後に修復される。
ただし改造は階級2LV以上でなければ許可されない。
基本形状
形状:刀
手持ち:両手/片手
致傷:切/振り+3,刺/突き+3(片手持ちの場合ダメージ-1)
受け値:技能の2/3(片手持ちの場合技能の1/2)
長さ:2
重量:3kg
必要体力:11
防護点:6
HP:20
追加効果:射撃受け
訓練用木刀
形状:刀
手持ち:両手/片手
致傷:叩/振り+2,叩/突き+2(片手持ちの場合ダメージ-1)
受け値:技能の2/3(片手持ちの場合技能の1/2)
長さ:2
重量:2kg
必要体力:10
防護点:3
HP:10
追加効果:なし
追加技能
<武具屋> 精神/並 技能なし値:武器技能-6 鍛冶屋-3
武器の手入れを行い、耐久力を回復する技能として扱う。
武器にダメージが及んだあと、『応急処置』を施すことができる。
30分消費して<武具屋>技能で判定し、成功すれば武器のダメージを1D点回復できる。
この効果は1つの損傷に対して1度しか使用できない。
鬼殺隊員は手入れに必要な道具は常に持ち歩いているものとする。
このルールは階級2LV以上でなければ使用できない。
日輪刀にCPを消費して改造を施すことができる。
追加できる改造数は、階級レベル*2個まで。
改造の中には、不利な効果によってCPを獲得するものもあるが
改造の結果として合計値をマイナスCPにすることはできない。
特殊な背景/日輪刀改造 5CP
特殊な事情で、最初から改造された日輪刀を有していることを示す特徴。
他人に日輪刀を受け継いでいたり、刀匠と繋がりがあるなど。
階級LV1でも日輪刀の改造を行うことができる。
また追加できる改造数を+1する。
《鋭利》 5CP/LV
日輪刀を極めて鋭利に研ぎあげる改造。
ただし研ぎすぎると、切れ味と引き換えに刀の耐久力が低下してしまう。
1LVごとに致傷力に+1のボーナスを得る。
2LVを超えると、こえた1LVごとに日輪刀のHP-2する。
《頑強》 5CP/LV
日輪刀の肉厚を増して頑強に鍛えあげる改造。
ただし重量が増し、扱いに筋力が必要となる。
1LVごとに防護点+1,HP+4,重量+0.5kg,必要体力+1する。
《軽量化》 2CP/LV
日輪刀を軽量化して扱いやすくする改造。
ただし耐久力が低下してしまう。
1LVごとに必要体力-1,重量-0.5kg,HP-2する。
《二刀》 10CP
2本目の日輪刀を有していることを示す改造。
2本に同じ改造を施す場合、必要なCPが1.5倍(端数切上)される。
《長柄》 10CP
日輪刀に長柄をつけて、長巻や槍のように扱えるようにする改造。
長さを3に変更し、受動防御と射程距離を増加させる。
ただし両手でしか使用できなくなる。
無理に片手で使用する場合、技能レベルに-4の修正を受ける。
《鉄槌》 10CP
日輪刀を、鎖を備えた鉄槌として扱えるようにする改造。
ダメージ型を[叩]にし、受けが技能の1/3となる代わりに
この武器による攻撃に対して、よけ-2,受け-4の修正を受ける。
使用者の体力が、必要体力+5以上でない場合、攻撃に使用すると非準備状態になってしまう。
《刃鞭》 10CP
日輪刀を、刃を備えた鞭として扱えるようにする改造。
『しならせる』ことでダメージを増加できるようになる。
長さを4に変更し、受動防御と射程距離を増加させる。
その代わり、受けが技能に1/3となり、突きが不可能となる。
命中判定に-2の修正を受けるごとに、ダメージを+1することが可能となる。
使用者の体力が、必要体力+5以上でない場合、攻撃に使用すると非準備状態になってしまう。
《小太刀》 5CP
日輪刀を短く研ぎ澄まし短刀とする改造。主に二刀と併用する。
片手限定となり長さ-1、致傷力-1,必要体力-1,HP-2される代わりに(つまり切/振り+1の刺/突き+1となる)
片手でも技能の2/3で受けが可能となる。形状を変えるとこの効果は失われる。
《投擲》 5CP
日輪刀のバランスを取り、投擲武器として扱えるようにする改造。
投擲は<日輪刀投げ>(肉体/易)で行い、以下のデータを持つ。
また、ダメージに「武器の達人」のボーナスは有効。
[日輪刀投げ:致傷力[切]振り+3:抜打10:正確1:射程,体力×1.5倍m]
紐や鎖で連結されており、6m以内であれば《準備/日輪刀》技能に成功すれば行動消費せず手元に戻せる。
《蛇工》 10CP
刀身を蛇のように波立たせてフェイントの効果を高める改造。
相手のフェイント対抗に-2のペナルティを与える。
ただし<準備>技能に-2のペナルティを受ける。
《鋸》 3CP/LV
刀身に鋸状の突起を生やし、肉への食いつきをよくする改造。
引き抜く際に傷口の破壊を大きくし、再生を遅らせる効果がある。
《鋭利》と同時に施すことはできない。
攻撃が貫通したとき、1LVごとに1点の追加ダメージを与える。
《毒付与》 10CP
日輪刀の鞘に、一瞬で刀身に毒を付与する仕掛けを施す改造。
<準備>技能に成功することで納刀し、刀身に毒を付与することができる。
付与した毒は一度ダメージが通ると拭い去られる。
《仕込み刀》 3CP
日輪刀の外装を偽装する改造。
代表的なものは仕込み杖だが、他にもさまざまな形態がある。
この改造を施した日輪刀は隠蔽判定に+5のボーナスを得る。
また特に宣言せずとも成功度5で隠匿されているものとみなす。
《刺し不可》 -5CP
日輪刀の形状を変更し、振り攻撃に特化させる改造。
この改造を施した日輪刀では、突き基準の動作を行うことができない。
《切り不可》 -10CP
日輪刀の形状を変更し、刺し攻撃に特化させる改造。
この改造を施した日輪刀では、振り基準の動作を行うことができない。
《切れ味低下》 -5CP/LV
日輪刀の切れ味が低下していることを示す改造。
1LVごとに致傷力が-1低下する。
《鉄棒》 -10CP
日輪刀から刃を取り除き、頑強な鉄棍として扱えるようにする改造。
ダメージタイプを全て[叩]にする代わりに、防護点+1,HP+4する。
《鉄槌》と同時に取ることはできない。
《斧刃》 0CP
日輪刀に分厚い斧頭を取り付け、斧として扱えるようにする改造。
刺し不可、重量+1kg,必要体力+3,受けが技能の1/2となる代わりに
致傷力+1,防護点+1,HP+4する。
《手裏剣》 5CP
予備武器として手裏剣を所有していることを示す改造。
猩々緋砂鉄を固めたものであり、首を狙えば鬼にとどめを刺すことも可能。6枚保有。
通常は毒を塗って使用する。
扱いは<ナイフ投げ>(肉体/易)で行い、以下のデータを持つ。
[手裏剣:致傷力[切]突き-1:正確1:射程:体力m]
<準備/ナイフ>で行動を消費せずに準備することが可能。
《弓》 5CP
予備武器として、組立可能な弓を所有していることを示す改造。
鏃は猩々緋鉄であり、首を狙えば鬼にとどめを刺すことも可能。矢10本保有。毒を塗っておくことも可能。
扱いは<弓矢>(肉体/難)で行い、以下のデータを持つ。両手でしか使用出来ない。
[弓:致傷力[刺]突き+3:抜打14:正確3:射程:体力*25m:重量2kg:必要体力10]
再装填には1行動を消費する必要があるが、<準備/矢>(肉体/難)に成功すれば行動消費せず装填可能。
《拳銃》 10CP
予備武器としてリボルバー式の拳銃を所有していることを示す改造。
弾頭は猩々緋砂鉄を固めたものであり、首を狙えば鬼にとどめを刺すことも可能。12発保有。
扱いは<拳銃>(肉体/易)で行い、以下のデータを持つ。
[拳銃:致傷力[叩]2D:抜打11:正確2:射程150m:重量1.5kg:連射3:弾数6:反動-3:必要体力11]
再装填には3行動を消費する必要がある。《再装填/拳銃》(肉体/易)に成功すれば2行動消費になる。
《散弾銃》 20CP
予備武器として、連装式の散弾銃を所有していることを示す改造。
弾頭は猩々緋砂鉄を固めたものであり、首を狙えば鬼にとどめを刺すことも可能。6発保有。
散弾銃という名称だが、実際に撃つのは散弾ではなくスラッグ弾。
扱いは<散弾銃>(肉体/易)で行い、以下のデータを持つ。
[散弾銃:致傷力[叩]5D:抜打12:正確3:射程150m:重量4.5kg:連射2:弾数2:反動-4:必要体力13]
再装填には3行動を消費する必要がある。《再装填/散弾銃》(肉体/易)に成功すれば2行動消費になる。
《ライフル銃》 30CP
予備武器として、連装式のライフル銃を所有していることを示す改造。
弾頭は猩々緋砂鉄を固めたものであり、首を狙えば鬼にとどめを刺すことも可能。10発保有。
扱いは<ライフル銃>(肉体/易)で行い、以下のデータを持つ。両手でしか使用出来ない。
[ライフル銃:致傷力[叩]5D:抜打13:正確9:射程1000m:重量5kg:連射1:弾数5:反動-3:必要体力12]
再装填には3行動を消費する必要がある。《再装填/ライフル銃》(肉体/易)に成功すれば2行動消費になる。