PCたちの作り方。
PCたちの作り方。
古の昔より存在しているという政府非公認の人喰い鬼討伐組織。
所属する隊士は「鬼狩り」「鬼殺の剣士」と呼ばれ、その数は総勢およそ数百名。
詳細は世界観の説明を参照。
鬼と戦うに足る強い動機と強い肉体・技術を持つ。基本的にはどの隊員も基礎として「全集中の呼吸」を習得している。呼吸の種類によって得意分野が異なる。練度は階級などによってまちまち。
炎の呼吸:攻撃力に重点が置かれた呼吸。
水の呼吸:応用力に重点が置かれた呼吸。
風の呼吸:範囲攻撃に重点が置かれた呼吸。
岩の呼吸:耐久力に重点が置かれた呼吸。
雷の呼吸:居合と回避に重点が置かれた呼吸。
キャラクター作成において共通の特徴及び技能を表記します。
不利な特徴は-40CPまで取得できます。
年齢による技能CPの制限は撤廃します。
また厳しい訓練をしているため、作成時のCP消費で能力値を伸ばせます。
鬼殺隊基本セット 0CP
・特殊な背景/呼吸法
・使命/危険/たいてい
・後援者/鬼殺隊
・敵/鬼
・武器の達人/日輪刀
・日輪刀の所有
・我慢強さ
鬼殺隊の隊士としての特徴。
特殊な呼吸の素質を持ち、鬼殺隊に所属し、鬼と戦う使命と運命を持ち、特殊な訓練を受けていることを示す。
キャラクター作成時にこの特徴を取得すること。
「武器の達人」の効果により、日輪刀技能5LVにつき1点攻撃力が増える。
呼吸 5CP/LV (上限は階級LV+2まで)
PCとしての必須特徴。
特殊な呼吸法を習得していることを示す特徴。
2点疲労することで以下のいずれかの効果を得ることができる。
・1ターンの間、体力をLV点上昇させる。累積不能。
・自分の判定とダメージ算出で振り直しを行い、有利な方を選択できる。1つのロールに1回まで使用可能。
・追加行動を1回取得する。1ターンにLV/2回(端数切上)まで使用可能。
・受けとカウンターの回数を1回増やす。1ターンにLV回まで使用可能。
また、1ターンを消費して<〇の呼吸法>判定に成功することで、LV点の疲労を回復できる。
(例外的に、判定をしない行動を消費しながらできるものとする)
階級/鬼殺隊 5CP/LV
PCとしての必須特徴。
鬼殺隊員として相応の実績と訓練を積んできていることを示す。
柱・甲乙・丙丁・戊己・庚辛・壬癸の6階級があり、最下級は壬癸。
1LVごとに追加疲労点2LVを含む。
1LVごとに技能上限と呼吸LV上限が解除されていく。
(癸壬で技能上限16,庚辛で18LV,戊己で19LV,丙丁で20LV,甲乙で21LV,柱以上は階級+16LV)
現在の自分の階級がどこであるのかは自身に刻まれた「藤花彫り」によって確認できる。
「我が階級を示す」という言葉とともに力を籠めると、階級が手の甲に浮かび上がる。
追加疲労点 3CP/LV
1LVごとに1点の追加疲労点を取得する。
上限は階級レベル+1まで。
日輪刀 0CP
鬼殺隊士が所有する、唯一鬼を殺害できる武器。基本形状は日本刀。
<日輪刀>技能で扱う。
実体のある射撃物を受けられる。手投げ武器の場合+2,血鬼術の場合±0,矢の場合-4,銃弾の場合-8の修正を受ける。
CPを消費することで強化改造することができる。
刀とはいいがたい形状に改造しても<日輪刀>技能で扱える。
HPを持ち、ダメージによってHP0になると刀身が破壊される。
刀身が破壊されても武器として扱えますが[致傷力-3][長さ0][受け不可]になる。
破壊された日輪刀はシナリオ終了後に修復される。
ただし改造は階級2LV以上でなければ許可されない。
基本形状
形状:刀
手持ち:両手/片手
致傷:切/振り+3,刺/突き+3(片手持ちの場合ダメージ-1)
受け値:技能の2/3(片手持ちの場合技能の1/2)
長さ:2
重量:3kg
必要体力:11
防護点:6
HP:20
追加効果:射撃受け
感情変換 10CP
PCとしての推奨特徴。
感情の爆発によって、火事場の馬鹿力を引き出すことができる。いわゆる主役補正。
適切なセリフを発し、意志判定+2に成功すれば以下のいずれかの効果を発生させる。
・HPを消費して疲労点を回復できる。1HP消費するごとに2点の疲労点を回復する。
・自分の出目を操作する。1HP消費するごとに±1できる。ただしクリティカルにはできない。
・2点疲労するごとに自分が受ける最終ダメージを1/2(端数切上)する。最大1/8まで可能。
幸運1LV/2LV 15/30CP
幸運なことを示す特徴。3回判定をし、一つの出目をこのキャラクターが選択する。
1回の戦闘において、幸運1LVの場合、2回振り直しを行える。2LVの場合は4回振り直しを行える。
振り直しの対象となるのは、自分の行動と、自分がかかわった行動の判定。
(つまり自分がクリティカルを食らったときに振りなおさせることができる)
宣言のタイミングは、判定後に行うこともできる。その場合、2回追加で判定を行うことになる。
暗視 10CP
暗闇に素早く順応できることを示す特徴。鬼との戦いは闇で行うことが多いために有効。
片目や盲目などを除き、明度による影響を10点まで打ち消す。
鋭敏嗅覚 2CP/LV
嗅覚判定に1LVにつき+1のボーナスを得る。
また<追跡>技能に1LVにつき+1のボーナス、<暗闇戦闘<見切り>に2LVにつき+1のボーナスを得る。
鋭敏聴覚 2CP/LV
聴覚判定に1LVにつき+1のボーナスを得る。
また<暗闇戦闘><嘘発見>技能に1LVにつき+1のボーナスを得る。
鋭敏視覚 2CP/LV
視覚判定に1LVにつき+1のボーナスを得る。
また<見切り><探索>技能に1LVにつき+1のボーナスを得る。
意志の強さ 4CP/LV
意志判定,気絶判定,血鬼術への抵抗判定に1LVにつき+1のボーナスを得る。
また<強靭精神>技能に、1LVにつき+1のボーナスを得る。
感情察知 15CP
人の感情へ共感できることを示す特徴。
知力判定に成功すれば対象の感情を察知できる。鬼の場合は即座に看破できる。
社会系技能に+2のボーナスを得る。
戦闘中はターン開始時に知力判定に成功すれば、敵の動作を察知して能動防御に+1のボーナスを得ることができる。
この効果は<見切り>と重複する。
危険察知 15CP
第六感で迫る危険を察知できる特徴。
知力判定に成功すれば、危険の到来(不意打ちなど)事前に察知できる。
戦闘においては受動防御を1点得る。
高速治癒 5CP
高い治癒力を持つことを示す特徴。
出血判定や、部位の欠損に関する生命力判定に+5のボーナスを得る。
死ににくさ 2CP/LV
生きぎたなさを持っていることを示す特徴。
LVごとに死亡判定に+1のボーナスを得る。
戦闘即応 15CP
戦闘に対する反応が優れていることを示す特徴。
能動防御に+1のボーナスを得る。
<準備>技能に+1,恐怖判定に+2のボーナスを得る。
更に不意打ちを受けても通常通り防御判定ができ、不意打ちから復帰する判定に+6のボーナスを得る。
直感 15CP
勘がよく、いくつかの選択肢から正しい道を選ぶことができる特徴。
選択肢があるときに知力判定を行い、成功すれば正解を選択できる。
<見切り>技能に+3のボーナスを得る。
また、1シナリオに1回、GMに質問をしてもよい。返答拒否された場合は回数を消費しない。
広視界 10CP
常人より広い視野を持つことを示す特徴。
背後からの攻撃を防御する際にペナルティを受けない。
不意打ちを避ける際の視覚判定に+4のボーナスを得る。
容貌 CPさまざま
人とは異なる美醜を持つことを示す特徴。
容貌による修正値×2だけ、社交系技能にボーナス/ペナルティを得る。
石頭 5CP
頭蓋骨が非常に分厚いことを示す特徴。
頭蓋骨の防護点を2点から5点に変更する。
頭部に打撃を受けた時の転倒判定に+3のボーナスがある。
〇の素養 5CP
特定の呼吸法に対して偏った適性があることを示す特徴。
日輪刀を握ったとき鮮やかな色に染まる。
取得時に水炎雷岩風のいずれかを選択する。
選択した呼吸法の上限と現在地に+1LVされ、動作の上限LVが+1される。
ただしほかの呼吸法を取得する際は呼吸法技能に-1LVされてしまう。
毒耐性 5CP
毒に対して高い抵抗力を持つことを示す特徴。
毒への抵抗判定に+5のボーナスを得る。更に毒の影響を半減する。
高速持替 10CP
武器を瞬時に持ちかえる訓練を積んでいることを示す特徴。
<準備><再装填>技能に+1される。
また1ターンに1回まで、攻撃判定か防御判定を行う直前に手持ち武器を入れ替えることができる。
逆腕訓練 5CP
逆腕を、利き腕と同じように扱えるようにする訓練を積んでいることを示す特徴。
戦闘に逆腕を使用するときのペナルティを打ち消す。
不利な特徴は-40CPまで取得できます。
鬼殺隊員は過酷すぎる職業です。この職を続ける以上は、強い動機付けが必要です。
不利な特徴は自由に創作してかまいませんが、以下に一例を示します。
組織への忠誠 -10CP
義務感の一種。自分自身よりも鬼殺隊のために行動する。
組織の掟よりも自分自身の価値観を優先したいときは意志判定が必要。
義務感/一般人 -10CP
一般人に対する義務感。
自分の身が危険にさらされても、一般人を守ることを優先しなければならない。
ちなみに、鬼殺隊には別に一般人を守る掟はない。
憎悪/鬼 -5CP/LV(最大3LV)
親族を殺されるなどして、鬼に対して非常に激しい憎悪を抱いている。
鬼に対して自制しなければいけない時、意思判定が必要。失敗すると即座に攻撃してしまう。
LV2だと意思判定に-2,L3だと意思判定に-4の修正がかかる。
鬼殺隊員ならば割とメジャーな特徴。
鬼殺隊は異常者の集まりなのだ。
強欲 -10CP
命の危険よりもお金を優先していることを示す特徴。
鬼殺隊は階級が上がるたびに給料も増えていく。柱は無制限に給料をもらえる。
ただし階級が上がっても別に危険が減るわけではない。
サイコロステーキ先輩!
獣性 -10CP
社会で認められている常識や作法を無視して、乱暴にふるまってしまう。
食欲などを優先して行動する。
反応判定に-2の修正を受ける。
好色 -10CP
異性とのロマンスを強く求めていることを示す特徴。
魅力的な異性と接触したときに意志判定を行い、失敗するとアプローチしてしまう。
ちなみに鬼は対象外としてよい。
平和愛好/無垢な相手 -15CP
罪を犯してない相手を殺したり見捨てることができない。
一般人にも適応されるが
(もしもいるとしたら)人を食べていない鬼も対象となる。
そのような鬼を倒す際は意志判定に成功しなければならない。
ちなみに鬼を見逃す行為は、鬼殺隊の掟に反する。
過小評価 -5CP
自分自身を過小評価していることを示す特徴。
本来の実力を知っている相手からは-1の反応修正を受けてしまう。
感情表現が下手 -10CP
自分がどう感じているかを表に出すのが不得手。
感情自体は普通にあり、他人の感情を理解もできるが
それを他人に伝えられず、どんな表情をすればいいかがわからない。
<言いくるめ><外交><社交><指揮>などの技能に-2の修正を受ける。
仇敵 -5CP
「誓い」の一種。
追いかけて倒さなければいけない特定の相手がいることを示す特徴。
仇敵の手がかりをつかんだら、意志判定に成功しないと
他の任務を放り出して追いかけてしまう。
仇敵を倒した場合、この特徴は買い戻さなければならない。
冷淡 -10CP
他人の感情を理解できないことを示す特徴。
理性的な判断を優先し、他人がどんな感情を持っているか考慮できない。
自分自身に感情がないわけではない。
<演技><言いくるめ><社交><嘘発見><指揮><心理学>などに-3の修正を受ける。
<外交><尋問>は理性/圧力的な説得によるので影響は受けない。
不幸 -10CP
とても運が悪いことを示す特徴。「幸運」とは同時取得できない。
ファンブルが発生したとき、ファンブル表を2回振り、悪いほうをGMが選択する。
この効果は1シナリオに1回まで。
フラッシュバック -5/-10/-15
過去のトラウマが癒えていないことを示す特徴。
トラウマと類似した状況になった時、恐怖判定を行わなければならない。
1LVの時は修正なし、2LVの時は-3の修正、3LVの時は-6の修正を受ける。
鬼はあのお方の影響でみんなこの特徴を有しているらしい。
筋力偏重 -10CP
筋肉の構造に欠陥や損傷があり、特定の動作で力を発揮できないことを示す不利な特徴。
振り基準の動作を行うとき、体力を-5して計算する。
才能がない -2CP/LV
才能が非常に偏っていることを示す特徴。
キャラクター作成時に動作のうちLV個を指定する。
指定した動作はCPを消費して取得することができなくなる。
指定した動作に消費するはずだったCPは別の動作に消費すること。
汎用動作
【連携戦闘】
種別:常時
対象:自身
技能なし値:0
上限:なし
複数の味方で1人の敵を攻撃する際
味方を斬らないようにするための訓練。
習得した動作レベル分だけ、複数戦闘のペナルティを緩和できる。
たとえば2LVで習得した場合、2点のペナルティを軽減できる。
【二刀流】
種別:常時
対象:自身
技能なし値:<日輪刀>-4
上限:<日輪刀>
難易度:難
前提:日輪刀改造《二刀》
追加効果:攻撃回数増加1LV、片手持ちのみ
説明:両手で2本の日輪刀を扱うスタイル。日輪刀を複数持つ場合のみ使用可能。
使用条件を満たしている限り、常に攻撃回数と受け回数が1回増加しているものとみなす。
ただし両手動作は扱えず、受け値が技能の1/2になってしまう。
二刀を同じ技に使用することで(攻撃回数を2回消費して攻撃することで)最終ダメージを1.5倍してもよい。
追加技能
<強靭精神> 精神/難
座禅などで精神の平衡を保つ技能。
血鬼術などの抵抗に際して、この技能で抵抗することができる。
意志の強さLVだけ、技能LVにボーナスを得る。
<爆発物> 精神/並
この技能を用いて爆発物を応用する危険な戦闘方法を行える。
事前に爆発物を用意する必要がある。1CPにつき2回分の爆発物を準備できる(装備として処理します)
攻撃や相殺を行う前に判定し、成功すると爆発物1回分につき1Dダメージを加算できる。
一度に消費できる爆発物の量は3回分まで。複数攻撃を行っても最初の一回のみ有効。
判定に失敗すると消費予定の爆発物を浪費してしまう。
判定にファンブルすると誤爆で消費回数×1Dのダメージを受けて、行動がキャンセルされる。
<毒物> 精神/並
受けた毒を解毒したり、毒物を調合するのに使用できる技能。
自発的に<毒物/藤の花>に専門化することもできる。
攻撃に使用する際は、毒物を塗った武器がダメージを与えたとき
<毒物>と鬼の生命力で即決勝負を行い
成功度×1点のダメージと、成功度分だけ敏捷知力にペナルティを与える。
この毒のダメージには死亡判定が発生する。
鬼は再生力を割り振ることでペナルティを軽減することができる。
毒が累積した場合は、ダメージとペナルティを合算する。
解毒に使用する際は、1ターンかけて技能判定を行い、成功度分だけ毒の強度を減少させられる。
<毒物/藤の花>に専門化してあった場合、専門外となるので-1のペナルティを受ける。
基本致傷力表
10:振り1D/突き1D-2
11:振り1D+1/突き1D-1
12:振り1D+2/突き1D-1
13:振り2D-1/突き1D
14;振り2D/突き1D
15:振り2D+1/突き1D+1
16:振り2D+2/突き1D+1
17:振り3D-1/突き1D+2
18:振り3D/突き1D+2
19:振り3D+1/突き2D-1
20:振り3D+2/突き2D-1
21:振り4D-1/突き2D
22:振り4D/突き2D
23:振り4D+1/突き2D+1
24:振り4D+2/突き2D+1
25:振り5D-1/突き2D+2
26:振り5D/突き2D+2
27:振り5D+1/突き3D-1
28:振り5D+1/突き3D-1
29:振り5D+2/突き3D
30:振り5D+2/突き3D