大正元年付近となる。年号が変わっている!
文明レベルは産業革命時のに該当し、5LVになる。
輸送:蒸気船、鉄道、馬
兵器:鋼鉄の軍艦、ダイナマイト、連発銃
動力:蒸気機関、直流電流
医療:細菌の発見、麻酔、ワクチン。
漫画『鬼滅の刃』に登場する主要な敵であり、人食いの生き物。
日光以外では死なない不老不死性と、超人的な身体能力や怪力を持ち、中には妖術のような特異な能力を使える者もいる。
その正体は、千年前に最初に鬼になった鬼の原種である鬼舞辻無惨の血を注ぎ込まれた人間が、その血に適応できた場合に変異して生まれる超越生物。
無惨の支配を受け、より多くの人を喰らい、より強くなることを目的として行動する。
幹部として十二鬼月が存在する。
鬼の存在は基本的に信じられておらず
地方では伝承として伝えられているに留まり(迷信深い人なら信じている)、都市部では伝承も消え去っている。
詳細については『鬼』の項を参照。
古の昔より存在しているという政府非公認の人喰い鬼討伐組織。
所属する隊士は「鬼狩り」「鬼殺の剣士」と呼ばれ、その数は総勢およそ数百名。
何者が鬼殺隊を率いているのかは謎に包まれており、各隊士の動向は使い魔の「鎹鴉(かすがいがらす)」によってのみ把握される。
隊士は師である「育手」から伝授される独自の呼吸法「全集中の呼吸」を以て鬼の如き怪力を発揮し、鬼を滅ぼす刃「日輪刀」を携え、鬼を狩る。
ただし、呼吸の力で優れた治癒能力や凄まじい身体能力こそ得ているものの、最高幹部である「柱」も含め、鬼のように特殊な異能のようなものは持っていない。
彼らの武器となるのは優れた剣の技量と強靭な身体能力、そして精神力のみである。
鬼殺隊へ入隊するためには育手の指導を受け、藤襲山で行われる最終選別で7日間生き残らなければならない。
当主を頂点に、戦闘員である鬼殺隊士(剣士)、指導員の育手(そだて) 、後方要員の隠(かくし)、日輪刀を鍛える刀匠などで構成される。
なお、分類では秘密結社に当たるため、日輪刀の帯刀は政府から認められておらず、警察に見つかれば取り締まりの対象となる。
故に隊員が行動する際は刀を隠さねばならない。
産屋敷耀哉
産屋敷家当主。一族から無惨様を輩出したために呪われ、代々が短命。
余命いくばくもないが、意志の強さと無惨への憎しみはすさまじい。
他人から好感を得られやすい体質をしており、知人のほぼ全員から信頼を得ている聖人。
正式に鬼殺隊員となったものは機会を見て当主と面会する決まりがある。
未来予知ともいえる勘の良さを持ち、投資の達人でもある。
産屋敷一族
病床の当主に代わって実務を執り行う鬼殺隊の首脳部。
表向きは莫大な富を持つ華族であり、政財界にも影響力を持つ。
生まれる子が代々短命であるため、幼少期から実務に当たることが求められる。
8歳の子供に私兵集団の管理業務をさせるとか、鬼殺隊のブラックここに極まれりである。
隊士
鬼殺隊の戦闘部隊。
甲乙・丙丁・戊己・庚辛・壬癸の5階級と、地域指揮官の『柱』で構成されている。
柱は広大な地域(目安としては数県程度)を担当しており、隊士となったものはその下に配属される。
つまり柱を頂点とした地方部隊に当たるが、分散しまくるのであまり実感はないかもしれない。
任務は産屋敷家から鎹烏で割り振られ、特に危険度の高いと思われるものは柱が担当し
以下危険度に応じて順次階級の高い者から割り振られていく。
基本的に任務は二人一組で行われる。
階級の目安としては以下のように見なされる。
甲乙:名手。中位の下弦までは倒せる。上位の下弦までなら戦える。上弦に遭遇すると死ぬ。
丙丁:熟練者。下位の下弦までは倒せる。中位の下弦までなら戦える。上位の下弦と遭遇すると死ぬ。
戊己:一人前。無名鬼までなら倒せる。下位の下弦なら戦える。中位の下弦と遭遇すると死ぬ。
庚辛:半人前。下位の無名鬼までなら倒せる。上位の無名鬼なら戦える。下弦と遭遇すると死ぬ。
壬癸:新人。下位の無名鬼とならたぶん戦える。上位の無名鬼と遭遇すると死ぬ。
現在の自分の階級がどこであるのかは自身に刻まれた「藤花彫り」によって確認できる。
任務で負った怪我の程度によっては怪我を負っていようと続けて派遣を命じられ、実力の無い下位の階級の者はドンドン容赦無く死んでいく。
そんな境遇ではあるが一応給料は出るようで、成果によっては更に高給になる。最下級の癸でも現在の20万円くらいはもらえる。
柱
鬼殺隊で最も位の高い9人の剣士たち。
鬼殺隊最強の剣士に与えられる称号であり、各人の修めた流派に対応した「○柱」という二つ名がつく。
前述の通り癸から甲までの一般隊員は恐ろしい早さで殺されてゆくが、彼等は文字通り鬼殺隊を支える柱となる最高戦力である。
ちなみに定員は9名で、理由は柱という漢字が9画だから。
柱は階級が「甲乙」で「上位下弦の討伐」もしくは「100体の鬼の討伐」の条件を満たした隊士から選抜される。
柱屋敷
柱に割り当てられた屋敷。鬼殺隊のその地域における活動の本拠地となる。
十分な人数が住める広さがあり、隊士と隠は任務がなければここに寝泊まりする。
また隊士や柱の世話をする補佐人員が常駐している。
柱ごとに特色があるが、道場、医務室、花壇、厨房、寝所などは基本的に完備されている。
柱屋敷には練度の高い育手が常駐し、隊士の継続的な指導に当たる。
継子
隊士の損耗を防ぎ育成を行うための仕組み。バディシステム。
新人隊士と階級の高い隊士を組ませて任務に当たらせることにより、実地訓練と任務遂行を同時に行わせる。
階級が丙丁以上になったものは継子として新人隊士がつけられて足を引っ張……補佐を行うこととなる。
ただしベテランの数は限られるため、実情は継子とされるのは才能があるとみなされた隊士が優先され
それ以外は新人同士2-3人組で任務にあたることとなる。全て人員不足が悪いんだ!
柱は危険な任務が割り振られるため義務はないが、よほど優秀なら継子を持つことがある。
隠(カクシ)
隊士の後方支援を行う部隊。
背に“隠”の字の描かれた黒子装束を纏っている。
情報収集や事件の隠蔽を担い、情報面で鬼殺隊を防御している。
呼吸の才能に恵まれなかった者が入ることが多い。
鬼よけに藤の花のお守りを所有しており、そのため基本的に隊士とは別行動をとる。
育手(そだて)
育成部門。
全国各地に点在し、才能のある人材の発掘と基礎訓練を担当している。
基本的に引退した隊士が務める。
人里離れた僻地に棲むものの、組織との繋がりを絶たず、時に連絡を取り合う。
鎹烏(かすがいがらす)
非常に知能が高く人語を解する烏。
産屋敷家で大量に飼育されており、部隊への情報伝達に活用されている。
日輪刀(にちりんとう)
鬼殺隊の剣士が持つ、他ならぬ鬼を滅殺出来る武具。
隊服や鎹烏と共に最終選別を生き残った精鋭へ支給され、以降苦楽を共にする。
直射日光や無惨の反逆防止の呪いを除いて鬼を殺し得る唯一の手段。
この刀により鬼の頸を斬ると、切り口から炭化したように黒ずんで砕け散っていき、消滅する。
とは言えそれ以外の部分の損傷は鬼は瞬く間に修復してしまう。
藤の花の屋敷
一種の協力団体。
かつて鬼殺隊によって救われた者達が、鬼殺隊員に無償で尽くしてくれる施設。
家紋だけではなく実際に藤の花の育成もしており、めったなことでは鬼が近寄ることはない。
各地に点在し、隊士の休憩所のように機能している。
刀鍛冶の里
日輪刀の生産と修理を担う鍛冶師の村落。
鬼殺隊と密接な協力関係にあり、隊士も常駐しているが、一応は独立勢力。
その所在地は隠によって隠蔽され、定期的に場所を移転している。