以下のデータについて、データ作成日が最新でデータ形式は原則GeoJsonであるものを選択し
用途地域、行政区域、医療圏、洪水浸水想定区域(1次メッシュ)、土砂災害警戒区域、津波浸水想定、高潮浸水想定区域
国・都道府県の機関、市町村役場等及び公的集会施設、医療機関
バス停留所、バスルート、鉄道
2020年国勢調査 小地域年齢(5歳階級、4区分)別、男女別人口
境界線データ小地域(町丁・字等)(JGD2011) /世界測地系平面直角座標系・GML
市区町村名を表示。カーソルを選択モードにし地域診断対象自治体をクリック(黄色反転)。行政区域レイヤを右クリック→エクスポート→新規ファイルに選択地物を保存。形式はGeoJSon、保存場所はdataフォルダ。ファイル名は半角英数字。出力されたレイヤの名前を日本語で変更(例:●●町_行政区域)。
都道府県のレイヤもGeoJSonで保存しなおす。
各市区町村境界線:レイヤ右クリック→プロパティ→シンボロジ→全シンボル→outline black→色→HTML表記法に#FF4500をコピペ→不透明度を70%に
都道府県全体の境界線:レイヤ右クリック→プロパティ→シンボロジ→全シンボル→outline black→不透明度を70%に。
解凍→.gmlのファイルをQGISに投入→投影法についてもエラーが出た場合は適切なCRSの数字を入力しok
ここでは、QGIS投入前にエクセルで年少人口割合等の算出とデータクリーニングを実施
解凍→tbから始まるテキストファイルがあることを確認→エクセルを新規立ち上げしエクセルで以下の操作実施
ファイル→開く→右下を「すべてのファイル」に変更→tbから始まるテキストファイルを選択→開く→次へ→コンマをチェック→次へ→完了
Ctrlキーを押したままFキーを押す→置換→検索する文字列に-(半角のハイフン)を入力→置換後の文字列に0を入力→すべて置換→ハイフンが0に置換されたことを確認→閉じる
<総数データの処理>
国勢調査では[-]は該当数字なしのため0に、[X]は秘匿処理のため空白に変更します。
秘匿処理:該当小地域の人数が少ないと個人の情報が判明していまうおそれがあるため、該当数値を公表しない処理
Ctrlキーを押したままFキーを押す→置換
検索する文字列に半角のハイフン(-)を入力→置換後の文字列に0を入力→すべて置換
検索索する文字列にX(半角大文字エックス)を入力→置換後の文字列に何も入力しない→すべて置換→Xが空白セルに置換されたことを確認
A1セル~G1セルを1つ下のA2セル~G2セルに移動→1行目を削除→AB列に4列挿入→以下の表4項目すべてをコピー→AB1セルにペースト
AB2セルに次の数式をコピペ→=ROUND((X2/$H2)*100,1)
AB2セル右隅の黒四角をクリックしたままAE2セルまでドラッグ→AE2セル右隅の黒四角をダブルクリック
<男性データの処理>
AZ列に4列挿入→以下の表4項目すべてをコピー→AZ1セルにペースト
AZ2セルに次の数式をコピペ→=ROUND((AV2/$AF2)*100,1)
AZ2セル右隅の黒四角をクリックしたままBC2セルまでドラッグ→BC2セル右隅の黒四角をダブルクリック
<女性データの処理>
以下の表4項目すべてをコピー→BX1セルにペースト
BX2セルに次の数式をコピペ→=ROUND((BT2/$BD2)*100,1)
BX2セル右隅の黒四角をクリックしたままCA2セルまでドラッグ→CA2セル右隅の黒四角をダブルクリック
<エラー処理>
エクセル左隅をクリックしすべてのセルを選択状態(薄いグレー)にする→右クリック→コピー→右クリック→形式を選択して貼り付け→値→OK
Ctrlキーを押したままFキーを押す→置換
検索する文字列に次の文字をコピペ→#DIV/0!→置換後の文字列に0を入力→すべて置換→#DIV/0!が0に置換されたことを確認
検索する文字列に次の文字をコピペ→#VALUE!→置換後の文字列に何も入力しない→すべて置換→#VALUE!が空白セルに置換されたことを確認
名前を付けて保存→dataフォルダを選択→ファイル名を半角英数字で入力→ファイルの種類をExcelブックに変更→保存
<QGISへ投入>
保存したExcelファイルをQGISのレイヤパネルにドラッグアンドドロップ→Excelファイル名のレイヤを右クリック→属性テーブルを開く
→次の事項を確認(1行目がデータ名になっている。人数の数字がセル右寄りになっている。処理した割合が小数点第1位までになっている。)→右上の×で閉じる
境界線小地域レイヤを右クリック→プロパティ→テーブル結合→下部の緑十字マーク→結合レイヤ→先ほど追加したExcelファイル→結合基準の属性→KEY_CODE→ターゲット属性→KEY_CODE→属性名の接頭辞を☑→入力されている文字をすべて消す→OK→適用
シンボロジ→上部を「連続値による定義」に→値→作成した割合を1つ選択→分類→適用→マップの色が変われば成功!
カラーランプやモード、分類数、不透明度を変化させて楽しんでください。
おすすめは、モード:自然分類、分類数5~10、不透明度40%(背景地図を見たい時)~80%(分布をしっかり見たい時)
OKで閉じる
境界線小地域レイヤを右クリック→エクスポート→新規ファイルに地物を保存→形式→GeoJSon→ファイル名:半角英数字(都道府県名がよい)で保存場所はdataフォルダ→CRS→正しいCRS→OK→出力されたレイヤ右クリック→名前の変更→日本語で名づける(国調人口レイヤと呼称)
元の境界線小地域レイヤを右クリック→スタイル→スタイルをコピー→全スタイルカテゴリ→出力されたレイヤを右クリック→スタイル→スタイルを貼り付け→全スタイルカテゴリ ※この方法は貼り付ける際に複数のレイヤをctrlキーで選択した後に貼り付けると一括でスタイルを反映できる
<実習先市町村ごとに抽出>
国調人口レイヤを右クリック→属性テーブルを開く→左下にある「すべての地物を表示」をクリック→属性フィルタ→CITY_NAME→最下部カーソル点滅箇所に実習先市区町村名を入力→エンターキーを押す→実習先市区町村名だけが表示されていることを確認→左上の鉛筆マークすぐ下の四角形部分をクリック→表全体が白色に反転→右上×で閉じる→入力した市区町村小地域が黄色に反転していること確認
国調人口レイヤを右クリック→エクスポート→新規ファイルに選択地物を保存→形式→GeoJSon→ファイル名:dataフォルダを指定し半角英数字で市区町村名も入れとく→CRSは適切な数字を選択→OK→上部中央にある黄色正方形と禁止マークの組み合わせアイコン(全レイヤの選択を解除)をクリック→スタイルをコピペして完成!
レイヤにあるExcelファイルは削除してok
レイヤをエクスポート→形式はGeoJSon。
シンボロジ→カテゴリ値による定義→値をP04_001(医療機関分類)選択→分類を押す
色分けされた値の数値に対応する凡例に、分類内容をコピペ
0:その他
1:国
2:都道府県
3:市区町村
4:民間
ラベルで機関の名称を表示させるとわかりやすい。
診療科での抽出
・医療機関データには、診療科や病床数等のデータが含まれています。
・ここでは、特定の診療科でフィルタをかけてマップを作成します。
・まず、【医療機関レイヤ】を右クリックし【属性テーブルを開く】をクリック。
・属性テーブル左下の【すべての地物を表示】をクリックし【詳細フィルタ(式)】をクリック
・すると、式を入力する画面が現れる。
・中央の【フィールドと値】をダブルクリックして【P04_004】をダブルクリック。
※P04_004は医療機関データの中で診療科に関する項目が入っている列の名前
・すると、左に【P04_004】が表示される。
・続けて、中央の【演算子】をダブルクリックし【LIKE】をダブルクリックする。
※似た文字として「I」が先頭にある「ILIKE」もあるので間違わないように注意。
・すると左の画面に【LIKE】が追加された。
・ここからは以下の文の手入力を行う。
'%糖尿病%'
・【'】はダッシュと読み、キーボードのShiftキーを押しながら数字の7のキーを押す。
・【%】はパーセントであり、キーボードのShiftキーを押しながら数字の5のキーを押す。
・難しい場合はコピペしてもよい。
・入力できたら【OK】をクリック。
・すると属性テーブルの【P04_004】に【糖尿病】の文字を含む医療機関だけが表示された。
・左端の1をクリックしつづけながら、最後の行番号(ここでは9)
までマウスを動かしすべてを青く選択する
・青く選択できたら右上の【×】をクリック
・地図上で糖尿病を診療科に含んだ医療機関が黄色で選択状態になった。
・最後にエクスポートを実行する。
・【医療機関のレイヤ】を右クリックし、【エクスポート】→【新規ファイルに選択地物を保存】をクリック。
・形式は【FlatGeobuf】
・ファイル名右端の【・・・】をクリックし【dataフォルダ】を指定して名前を半角英数字で入力
※今回は「DM」と入力。
・【保存】をクリック。
・座標参照系(CRS)は【プレジェクトCRS】を選択(いつもの4桁の数字)。
・【保存されたファイルを地図に追加する】にチェックを入れて、【OK】をクリック。
・すると、診療科に糖尿病が含まれる医療機関だけのマップを作成することができた!
レイヤをエクスポート→形式はGeoJSon。
シンボロジ→カテゴリ値による定義→値をP05_002(施設分類)選択→分類を押す
色分けされた値の数値に対応する凡例に、分類内容をコピペ
1:市区町村の本庁(市役所、区役所、町役場、村役場)
2:市区町村の支所、出張所、連絡所 ※名称が支所や出張所等となっているもの以外に「行政センター」も含む
3:上記以外の行政サービス施設 ※1,2以外の証明書交付等の行政サービス窓口を持つ施設
4:公立公民館 ※名称が公民館となっているもの、「全国公民館名鑑」に掲載されているもの
5:集会施設 ※公立公民館以外の公的集会施設
ラベルで機関の名称を表示させるとわかりやすい。
注意!保健センターは含まれていないことが多い。
レイヤをエクスポート→形式はGeoJSon。
シンボロジ→カテゴリ値による定義→値をP28_005 (管理者分類)選択→分類
色分けされた値の数値に対応する凡例に、医療機関の分類をコピペ
医療機関分類コードと内容
1:病院
2:診療所
3:歯科診療所
ラベルで機関の名称を表示させるとわかりやすい。属性情報の項目を参照。
レイヤをエクスポート→形式はGeoJSon。
ラベルでバス停の名称を表示させるとわかりやすい。
テキストサイズは8.0ぐらい
レイヤをエクスポート→形式はGeoJSon。
シンボロジ→カテゴリ値による定義→値をP07_001(バス路線運営事業者)選択→分類→適用→OK
自治体名が表示される路線はコミュニティバスであることを示す。
鉄道データの中には、鉄道路線と駅の2つのデータが含まれている。
鉄道路線:N02-22_RailroadSection
駅:N02-22_Station
注意!ここだけはshpファイルをQGISに投入する。GeoJSonファイルは文字化けしてしまう。
両者とも以下の共通処理を実施
レイヤをクリック→カーソルを選択モード→保存したい範囲をドラッグ→黄色に反転する
エクスポート→選択地物を保存→形式はGeoJSon。
鉄道路線の表現はglay 4 lineで幅0.26がおすすめ
駅の表現はtopo roardがおすすめ。ラベルで駅名を表示するとわかりやすい(N02_005)
A38-〇〇_〇〇_2.GeoJSonをQGISに投入する
.の前の数字が医療圏の種別を表している。ここでは2次医療圏を利用するため2のファイルを使う。
レイヤをエクスポート→形式はGeoJSon。
ラベルで2次医療圏名の名称を表示させるとわかりやすい(A38b_004)。
そのほかに市区町村名、面積、人口なども含まれている。
・GeoJSonをQGISに投入。自治体と重なるレイヤのみ表示。重ならないレイヤは削除。
・重なるレイヤをマージ。マージの出力レイヤと行政区域を重ねてクリップ。
・出力レイヤをエクスポート。ファイル形式はFlatGeobuf
シンボロジ→カテゴリ値による定義→値をA31_201選択→
カラーランプ→カラーランプを新規作成→カタログ:cpt-city→Blues→es_skywalker→OK→適用
色分けされた値の数値に対応する凡例に、浸水の深さをコピペ
浸水深ランクコードと内容
1:0m以上0.5m未満
2:0.5m以上3.0m未満
3:3.0m以上5.0m未満
4:5.0m以上10.0m未満
5:10.0m以上20.0m未満
6:20.0m以上
不透明度は70%ぐらい
スペックの低いPCはフリーズするかも(データ重い)・・・
日本地図の中から自治体が含まれる□を目視判別しクリック。
(データが無い場合はクリックできない)
形式が「GEOJSON形式」のデータをすべてダウンロード
レイヤそのままをエクスポート→形式はFlatGeobuf
シンボロジ→カテゴリ値による定義→値をA33_001選択→カラーランプをBrBG選択
色分けされた値の数値に対応する凡例に、現象種別をコピペ
現象種別コード 内容
1:急傾斜地の崩壊
2:土石流
3:地滑り
不透明度は70%ぐらい
注意!土砂災害警戒区域は居住地点に影響を与える箇所の指定が原則(無人エリアは土砂災害の危険性有でも指定されず地図にも載らない)。
根拠:土砂災害防止法第七条 都道府県知事は、基本指針に基づき、急傾斜地の崩壊等が発生した場合には住民等の生命又は身体に危害が生ずるおそれがあると認められる土地の区域で、当該区域における土砂災害(河道閉塞による湛水を発生原因とするものを除く。以下この章、次章及び第二十七条において同じ。)を防止するために警戒避難体制を特に整備すべき土地の区域として政令で定める基準に該当するものを、土砂災害警戒区域(以下「警戒区域」という。)として指定することができる。
・緯度経度がCSVに含まれおらず住所だけある。または自分で表示したい施設一覧を作成する必要がある。
・そんなときは住所を緯度経度に変換すると地図に点を追加できます。
・エクセルファイルに名称や住所を入力します。
※緯度経度の含まれていないファイルを使ってもよいです。
・住所をコピーします。
・Googleマップを開き、検索欄に先ほどコピーした住所を貼り付け、検索します。
・ピンが追加された場所を拡大します。
※ピンが追加されない場合や、複数追加された場合は施設名称で検索したりストリートビューから正しい場所を探してください。
・正しい場所であることを確認します。
・ピンの場所で右クリックし、表示された最上部の数字をクリックします。
・エクセルに戻り、住所の右隣のセルを右クリックし貼り付けます。
・これで、住所を緯度経度に変換することができました!
・住所の数だけ変換作業を繰り返します。
・すべて変換できたら、緯度と経度に分けます。
・緯度経度を貼り付けている列をクリックします(画像では【D】の部分)。
・【データ】→【区切り位置】をクリック
・【次へ】→【カンマ】に☑→【次へ】→【完了】とクリックします。
・すると、緯度と経度を分けることができました!
・その後、住所右隣のセル1行目に【X】と入力(経度)。その右隣のセル1行目に【Y】(緯度)と入力。
・すべてできたら名前をつけて保存でファイル形式を【CSV】を選択し保存します。
・QGISに投入する場合は、[CSVデータを追加する](#csv)に従って追加すると完成です!