2025/9/17
1.e-Statメッシュ一括インポート
e-Statのメッシュデータをインポートする際の便利なプラグインを開発しました。
これまでe-Statの人口などのメッシュデータをインポートする際には、①複数のzipをダウンロード→②解凍→③1つずつQGISに追加→④マージ→⑤行政区域で切り取り→⑥エクスポート の手順が必要でした。
このプラグインでは、②~⑤をすっとばして作成可能です。
2.GISPHNプラグイン - 割合計算
割合を簡単に計算できるプラグインを開発しました。
QGISの通常機能でも、もちろん割合は計算できます。ただし、編集モードやカラム計算機などの機能を使用する必要があり初学者には難易度が高く感じられます。
このプラグインではデータさえあれば、分母、分子をクリックで指定するだけで割合を出力できます。分率や小数点の桁数も設定可能です。
操作方法は動画をご覧ください。また、QGIS操作動画ページにも掲載しています。
2025/9/11
GISって楽しい!保健師の実践知とデジタル技術が出会う地域診断.さあ,GIS活用の旅に出かけよう
内容紹介(医歯薬出版様HPより)
●行政保健師の現場経験をもとに執筆されたGIS(地理情報システム)入門書.GISは保健師活動の根拠を可視化し,地域に根ざした実践を科学的に支えるツールである.
●初心者でも「GISは楽しい」と感じられるよう,専門知識は最小限に抑え,保健師が日々の業務で地域診断にGISを効果的に活用できるよう実践重視で構成されている.最初の壁を低くした構成で安心して学習できる.
●行政現場で培った知見とGIS活用経験のすべてを一冊に凝縮.根拠に基づく保健師活動の推進と,地域住民の健康向上に寄与する実用的な一冊である.
2025/9/6
2025年9月、日本地域看護学会第28回学術集会において、オンライン教育講演「地域看護学及び関連科目におけるGIS活用の有用性」を担当しました本講演では、地域をフィールドとする看護教育や実践においてGIS(地理情報システム)が果たす役割と、その教育的・実務的な有用性についてご紹介しました。
GISは地図上にさまざまな情報を重ね合わせ、地域の健康課題を可視化・分析できるツールであり、行政計画のみならず保健・医療・福祉分野での活用が広がりつつあります。講演ではまず、オープンソースソフトウェアであるQGISを用い、地域における資源配置や人口分布、交通機関の位置を視覚的に把握する教育応用をご紹介しました。さらに、災害時の事業継続計画(BCP)や事業継続管理(BCM)を想定し、訪問看護における事業所と対象者の位置関係を可視化する活用事例も示されました。
また、GISを地域のデジタルツインとして構築し、地域診断や政策提言に資する空間分析へ展開できる可能性も議論しました。GISは単なる地図表現にとどまらず、空間的相関や資源の集積性、社会資源と対象者の関係性を明らかにし、看護実践を多角的に支援します。教育現場では、学生が地域構造を論理的に理解し、実践力を高める手助けとなることが強調されました。
GISは地域看護学や関連科目において極めて有用であり、特にQGISと「G-CHAMデータパック」を組み合わせることで、看護職の空間的思考と実践力を育成できることが示されました。今後、教育と実務の両面での積極的な導入が期待されます。
2025/8/30
2025年8月、美馬市保健センターにて「GISを活用した災害時保健医療福祉活動と平時からの備え」をテーマとした美馬保健所主催の研修会が開催されました。本研修では、保健所に加え管内市町の皆様が参加されました。災害時の迅速な対応と平時からの準備の双方において、GIS(地理情報システム)がどのように役立つかを実践的に学びました。
冒頭のセッションでは、WebGISを操作し、スマートフォンからも災害関連データや人口分布を確認できる演習を実施。能登半島地震で公開された保健師活動支援WebGISを例に、避難所や孤立集落、道路復旧状況などを地図上で把握する手法を体験しました。グループワークでは「GISに触れてみた感想」を共有し、参加者同士で利便性や可能性について意見交換を行いました。
続いて「GISとは何か、保健医療福祉活動にどう活かせるか」をテーマに、地域診断や事業評価、災害対応への応用例が紹介されました。GISを用いれば、対象者宅や社会資源、訪問ルートなどの情報を一元的に把握でき、地域の健康課題や災害リスクを可視化できます。また、空間統計手法(SaTScanやLISA)によるホットスポット分析や、250mメッシュ人口と避難所データを重ね合わせた被害予測の事例も示されました。
後半は「災害時」と「平時」に分けた活用方法に焦点を当てました。災害発生時には被害状況や避難所運営、担当地区の把握、巡回ルート設定などに活用でき、応援派遣チームへの説明も容易になります。一方、平時にはベースマップを整備し災害時に差分を検出できる体制を整えることや、オープンデータを活用できるように整備・ルール化しておくことと、関係機関や地区組織とのポピュレーションアプローチの重要性も強調されました。
最後のグループワークでは「平時の保健医療福祉活動へのGIS活用アイデア」をテーマに、各チームがWebGISを用いて検討を行い、住民支援や健康づくりに活かす具体的なアクションプランを発表しました。
短時間ながら、災害対応と平時の両面においてGISの有効性を実感し、地域保健活動をより強固にするための視点を養う研修となりました。
2025/8/30
2025年8月、大阪市にて「保健師活動に活かせるGIS」をテーマとした研修会が実施されました。本研修では、GIS(地理情報システム)を地域診断や事業評価、災害対応などに活用する方法を学び、実際に統合型GIS「パスカル」を用いた演習やグループワークが行われました。
冒頭ではWebGISを使い、大阪市のオープンデータを重ね合わせる演習を実施。がん検診委託医療機関や人口分布、医療機関、ハザードマップなどを地図上で視覚化することで、地域の健康課題が一目で把握できることを体感しました。続いて「GISとは何か」「保健師はどのように使うか」をテーマに、地域診断やエリアごとの介入策立案、疾病のホットスポット検出など、公衆衛生での活用可能性が紹介されました 。
後半はパスカルの操作チュートリアルが行われ、参加者は実際にデータを読み込み、レイヤーを重ね合わせ、地図上に課題を可視化する流れを体験しました。
最後にグループワーク「パスカルで保健師活動に役立つ地図を作ったよLT」が行われ、各チームが解決したい課題を設定し、必要なデータや分析方法を整理したうえで実際にパスカルを操作。作成途中でも課題意識や体制構築を含めて発表を行い、GISを活用した保健師活動の可能性を共有しました 。
開催準備として統合型GISに国土数値情報やe-starのデータを取り込んでいただき、効果的な研修につながりました。GIS担当課の職員の皆様に感謝申し上げます。
2025/7/30
2025年5月から7月にかけて、茨木市で令和7年度保健師人材育成研修を担当しました。第1回では「統合型GISを使って保健師活動を地図上で可視化」をテーマに、GISの基礎を実習形式で学びました。第2回・第3回では「保健関連データと統合型GISを使ったマップ作成」として、実際のデータを用いた演習を実施。受講者は地域特性を可視化し、保健師活動や施策立案への活用方法を議論しました。
また、茨木市様が導入している統合型GIS「パスカル」の開発会社であるパスコ株式会社様からのご講演やチュートリアル、グループワークも行われ、各保健師が自らの業務データを分析し、成果を発表しました。短期間ながら実践力を高める充実した研修となりました。
1か月の間隔を空けて3回のシリーズ開催とすることで、多忙な業務の中でも研修内容を理解し所属でデータを分析する時間を確保することができました。
2025/6/30
大阪市での研修にて利用するWebGISをオープンデータとFeltで作成し公開しました。随時更新中です。
以下のURLよりアクセスしてください。
https://felt.com/map/OSaka-City-7dsonKSSRL2uMv5HQj3aoA?loc=34.68306,135.5013,12.38z&share=1
2025/6/30
2025年6月、高知大学医学部看護学科にて、保健師活動に関連する2つのテーマに関する講義を担当しました。ひとつは「結核に関する保健師活動」、もうひとつは「GISを用いた保健師活動」であり、どちらも実践的かつ対話的な内容として構成しました。
■ 結核対策を担う保健師の実践的役割を体験
「結核に関する保健師活動」では、積極的疫学調査のシミュレーション教育を実施しました。多様な背景をもつ結核患者のシナリオをもとに、受講生は3人1組となり、患者役・保健師役・観察者役に分かれてロールプレイ形式で進行しました。
保健師役の学生は、「患者の背景も、接触者数も、接触の程度もわからない」状況の中で、慎重に聞き取りを行いながらも、感染拡大防止のための質問を探り探り展開していく難しさを体験しました。ただ話を聞くだけではなく、信頼関係を構築しながら真に必要な情報を得るという、保健師としての基本姿勢を実感できる時間となりました。
その後、得られた情報をもとに10名を超える接触者への接触者健診計画を構築し、「誰に・いつ・どのような項目で」健診を実施するかについて、チームでディスカッションを行いながら進めました。
■ GISで地域を読み解く力と改善提案力を養成
「GISを用いた保健師活動」では、高知県のG-CHAMデータパックとQGISを活用し、保健師としての地域アセスメントと政策提案を体験的に学びました。
まずは、QGISの基本操作とG-CHAMデータパックを用いた実習を行い、GISの楽しさや可能性を実感。続いて各チームにおいて自由にテーマを設定し、地域の特性を分析したうえで、どのような保健師活動に活かせるかについてディスカッションを行いました。
さらに後半では、より踏み込んだグループワークとして「GISを活用した保健医療福祉政策の改善提案」に取り組みました。学生たちは、リモートセンシングによる人工衛星データの活用や、避難所データと現地の状況を照らし合わせたPOI(Point of Interest)の作成、地域の公共活動と医療資源の関連性の可視化など、独自の視点でGISを活用し、多様な提案を行いました。
短時間ながらも各チームがスライドを完成させ、発表を行うまで至ったことは、学びの成果の表れであり、GISを用いた地域診断・政策提案の実践力が着実に育まれていることを感じさせるものでした。
■ 講義を終えて
感染症対策の重要な柱である結核対策をテーマとした今回の講義では、机上では得られない保健師実務のリアリティを、シナリオとロールプレイにより疑似体験できる内容としました。また、GIS講義ではG-CHAMのデータパックと連動し、将来の地域アセスメントや卒業後の継続教育にも活用できる基礎と応用の両面をカバーしました。
G-CHAMでは、今後も全国各地の教育現場や保健師研修で活用されることを目指し、各地のニーズに応じた実践的な講義・教材提供を継続してまいります。
2025/6/27
GIS地域診断にすぐ使えるG-CHAMデータパックに京都府の南丹市が仲間入りしました!
地域診断や各種事業評価、計画策定、災害時保健師活動などにご活用ください。
2025/6/3
重層的な保健医療福祉マネジメントに関する研究(研究代表者:尾島俊之教授)における「都道府県と市町村の協働」の研究分担者であられる奥田博子先生の班に研究協力者として参画します。
災害時健康危機管理の重層的な保健医療福祉マネジメントについて微力ながら貢献する所存です。
2025/5/8
「訪問看護事業所のBCPとBCM はじめての策定から見直しまで」が日本看護協会出版会より出版されました
GISの活用パートを担当しQGISや国土数値情報、OpenStreetMapなどを利用した具体例を交えながら執筆しました。訪問看護事業所の皆様のお役に立てるよう、できる限りわかりやすく執筆しましたので、ぜひお手に取ってご活用いただけますと幸いです。
2025/4/30
大学院でGIS✖︎保健師を研究する院生を募集します。学部からストレートで又は社会人で働きながら一緒にGISで研究してみませんか?
出願に際して、オープンキャンパスでの「教員との個別相談会」に出席することが必要であり、奈良県立医科大学大学院看護学研究科のオープンキャンパスは6/14(土)に新キャンパスで開催されます。なお、事前申し込み期限は6/9までです。
GISを用いて保健医療福祉に貢献し、ともに研究を進める方を大歓迎します。オープンキャンパスにて1人でも多くの方にお会いできることを楽しみにしております。
2025/4/26
第84回日本公衆衛生学会総会の公募セッション投票が開始されました
今回、セッション番号:S-050にてQGIS×保健師のシンポジウムを申請しております。シンポジウムではQGISユーザーの行政保健師4名からQGIS×保健師活動についてご発表いただく予定です。
投票は学会員限定ですので、公衆衛生学会の会員専用ページログインにて投票をお願いします!
投票時に必要なセッション番号はS-050です。
2025/4/1
この度、2025/4/1より奈良県立医科大学医学部看護学科 公衆衛生看護学 に准教授として着任いたしました。
保健医療福祉分野、特に保健師へのGIS活用をより強力に推進するとともに、県立大教員として奈良県に貢献して参ります。
また、保健師課程の学生にはQGISを用いた地域診断「G-CHAM」を実習先自治体に対して実施することで、保健師実習をより学び多き内容にします。
卒業研究でもQGISを用いた研究を実施しますので、学部生で堀池ゼミを志望する方はゼミのページをご覧下さい。
また、大学院修士課程では様々な健康課題や地域課題にGISを役立てたり、政策に取り組む研究も推進します。
GISスキルを持って行政保健師に就職する学生を増やしつつ、大学院でより専門的なGIS活用を進めます。加えて現場の保健師の皆様への研修も担当することで、保健師養成と現任教育の両輪でGISを活用できる保健師が全国で活躍できる未来を目指します。
研究室訪問も大歓迎です。お気軽にお問合せフォームからご連絡ください。
2025/3/20
右京区梅津地域包括支援センターにて開催されました地域ケア会議にて、「保健師のための地域診断勉強会(GIS入門編)」と題し研修会を担当いたしました。
地域ケア会議の参加は初めてでしたが、梅津地域のQGISデータと能登半島地震webGISを用いて実施しました。住民の方や専門職など幅広い方々のグループワークは内容が濃いだけでなく、地域で災害対策をどうすべきか非常に具体的なアイデアがいくつも生まれました。
研修ではVR体験としてMeta Quest3を3台準備し能登半島地震の被害を疑似体験していただきました。
なお、研修中に使用したG-CHAMデータパックを公開しています。QGISをインストールし、データパックをダウンロードしていただければお手元のPCですぐに分析を始めることができます。ぜひご利用ください。
2025/3/20
奈良県立医科大学医学部看護学科にて開催されました奈良県内保健師対象研修会にて、「保健師のための地域診断勉強会(GIS入門編)」と題し研修会を担当いたしました。
奈良県内の行政保健師の皆様にご参加いただき、内容は3時間で以下を実施しました
①QGISとwebGIS操作体験(奈良県のデータと能登半島地震のデータ)とグループワーク
②GISとGIS地域診断の紹介
③GISの活用アイデアを考えるグループワーク
④質疑応答
QGISをインストールしたPCをご持参いただき、奈良県のG-CHAMデータパックを用いて分析することで、担当地区のデータを見ながら業務に役立つグループワークを実施できました。
なお、研修中に使用したG-CHAMデータパックを公開しています。QGISをインストールし、データパックをダウンロードしていただければお手元のPCですぐに分析を始めることができます。ぜひご利用ください。
2025/3/17
G-CHAMロゴ入りグッズを販売しています。
ステッカーやパーカー、コップなど多数あります。
値段はシステム上の最低価格に設定しているのですが正直、高いです。
売上は研究費として使用させていただきます。
2025/2/7
地域診断時の地図を用いた理解を楽しく深めるためWebGISゲームを開発、公開しました。
OpenStreetMapを見ながらどこに人が多く住んでいるのかワイワイ話ながら、気軽にチャレンジしてみてください。
MapLibre GL JSとOpenStreetMap、Chat GPT o3-miniで構築しています。
2025/2/6
愛媛大学にて開催されました四国公衆衛生学会にて、「公衆衛生活動に活かせるGIS(地理情報システム)」と題し研修会を担当いたしました。
90分間で①webGIS操作体験(四国のデータと能登半島地震のデータ) ②公衆衛生と保健師への活用の実際 ③GISの基礎 ④活用アイデアグループワーク ⑤グループワーク共有と質疑応答を実施しました。
質問も約10個にご対応し、現場の皆様の疑問が解消されるようにご回答しました。
また、活用アイデアはどれも対応可能かつ業務に役立つものばかりでした。今後の展開が非常に楽しみですし、引き続きご支援させていただきますのでお気軽にご連絡ください。
なお、研修中に使用した四国全域のQGISデータパックを公開しています。QGISをインストールし、データパックをダウンロードしていただければお手元のPCですぐに分析を始めることができます。ぜひご利用ください。
この度は大変貴重な機会を下さいました四国公衆衛生医師の会の皆様、開催県の愛媛県の皆様に感謝申し上げます。
2025/2/3
関西大学・大阪医科薬科大学 医工薬連環科学教育研究機構の事業の一環として、「次に備える災害医療 ~医工薬の視点から~」をテーマに第20回 医工薬連環科学教育研究機構シンポジウムが開催されました。
能登半島地震における保健師活動支援WebGISの活用について講演しつつ、私自身も救急医療、漢方、関連死について複合的な内容にワクワクしながら拝聴しました。
当日のレポートは以下をご覧ください
2025/1/9
施設名や住所に緯度経度を付与したい。いわゆるジオコーディングを行うためのwebアプリを開発し公開しました。
読み方は「ふぁいんどろんらっと」です。
手動ですが確実な位置の緯度経度を取得できますのでお試しください。
2025/1/8
日本公衆衛生看護学会 公衆衛生看護研究助成に採択されました。
テーマは「災害時保健活動におけるGISをベースとした360度映像共有プラットフォーム構築と保健師活動の効率化に関する研究」です。
研究期間は2025年4月~2026年3月です。行政保健師の災害時保健活動に貢献し、災害時でも活動しやすい手法の構築と実装を目指します。
2025年4月以降、全国の行政保健師の皆様にご協力を依頼させていただきますので、可能な方はご賛同いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
2024/12/25
大手前大学大学院 国際看護学研究科の地域ケアシステム論にて、GISを用いた地域診断をテーマに講義を担当しました。
QGISと次年度の実習先自治体のQGISデータパックを全員が操作しながらコミュニティアズパートナーモデルに基づく地域診断を進めていました。
講義といいつつほぼハンズオンのような形態で、院生のリクエストに応じてデータを追加したりバッファを作成したりと2コマでしたがあっという間の時間でした。
来年度の保健師実習では、今回の講義を基にしたGIS地域診断が役立つことを祈っています。GIS地域診断はGIS以外の統計データと関連させることで地域の現状を分析し地域の健康課題や強みを効率的に楽しく見出すことを促進します。
2024/12/20
掛川市の「ふくしあ」は「在宅医療支援」、「在宅介護支援」、「生活支援」、「予防支援」を柱に医療、保健、福祉、介護を多職種連携により総合支援をおこなう地域拠点です(掛川市HP)。地域包括支援センター・社会福祉協議会・訪問看護・行政が拠点内で集まり協働する施設です。
今回、「保健・医療・介護情報を地図で見える化~地域診断に活かす~」題し研修会を担当しました。研修内容はグループに分かれて実際にGISを操作し、担当地区等における現状や課題をGISから導く内容でした。そのため、事前にかQGISとオープンデータで掛川市を構成し当日はWebGISを用いることで各グループのPCからGISにアクセスできるように組み立てました。
研修翌日から活用できるように、地域診断にGISを活用するアイデアもグループワークを行いました。GISを使用したり、ワークやLTと参加型の研修会となりました。
GISが実践者の皆様の負担にならず、楽しく活用することが普通になる未来への示唆もいただき私自身もワクワクした研修会でした。本研修会を企画、運営いただきましたふくしあのご担当者様に感謝申し上げます。
さわやかのげんこつハンバーグがとても美味”カンパイドリンクもおすすめ。
2024/12/13
令和6年度右京区地域包括支援センター専門職研修にて「地域包括支援センターの保健師・看護師として自然災害に備える」として講師を務めました。
地域包括支援センターの看護職(保健師・看護師)として災害発生時の対応と、平時の備えを講義を交えながら参加者でディスカッションしました。
講義では能登半島地震の被害と現地包括の対応、京都市での災害発生時の仮設住宅等の特徴、BCPとBCMの違いをお話しました。加えて平時の対応としてGISを用いた地域診断を右京区のデータを使って可視化しました。
体験としてVR機器であるMeta Quest3を3台準備し、2024年3月に能登半島現地調査を行った際の360度写真をご覧いただきました。仮設住宅と津波被害、延焼火災の川井町の3枚を準備しまるでその場にいるかのような没入感を体験することで次のグループワークをより創造できるように構築しました。また、右京区のQGISデータパックPCを準備し日頃の担当エリアをGISで体験していただきました。
グループワークは災害発生時の対応として行政向けの保健活動マニュアルを包括版に修正するグループワークを実施し、地域包括支援センターのみなさんだからこそ作成できるマニュアルを作成しました。
当日はゼミ生1名も講師スタッフとして参加し、GISとVRの説明や質問に対応してくれたためとても助かりました。
今回の研修を契機に地域包括支援センターの災害時マニュアル作り促進に寄与して参ります。
2024/12/03
一般社団法人高知県訪問看護連絡協議会が主催する令和6年度第4回訪問看護管理研修(感染対策編)にて「在宅おける感染対策及び感染症予防計画と医療措置協定を踏まえた机上訓練」として講師を務めました。
内容はステーションで実施する感染対策に加えて、行政保健師時代のCOVID-19対応経験と改正感染症法及び医療措置協定を盛り込んだ時系列の机上訓練を実施しました。
新興感染症の情報をどのようにいち早く入手し先手を打つか、困難な状況での管理者としての判断をどのように行うかを実践的に行いました。
2024/11/15
11月は毎日テーマに沿った地図を作る30DayMapChallengeに参加しています。
Xとまとめページで公開していますのでみなさんもご参加ください!
2024/11/10
保健師を中心としたオンライン交流会であるONEDOORにて、「GISで考える地域デザイン~地域診断と災害対策~」と題し出演させていただきました。
実際にQGISやWebGISであるFeltを全員で使用しながら、グループセッションや全体でのディスカッションも実施されました。
多くの皆様と保健師×GISについてお話することができ、私も刺激をいただきました。
当日の様子はグラレコ保健師のななさん(@nana_hkns)がまとめてくださっていますので、ぜひご覧ください→
2024/11/6
北海道札幌市にて10/29~10/31まで開催された第83回日本公衆衛生学会総会にて、QGISで分析した演題をLabメンバーが発表しました。
新卒看護師と新卒保健師でありながら、初めて学会発表しなんと初めてポスター発表も実施しました!新社会人1年目の慣れない中で、学会発表したとても素晴らしい内容でした。
以下に抄録掲載ページとともに発表内容を掲載します。
68ページ:P03-44 (31AM119) 堀池 諒 (大阪医科薬科大学看護学部公衆衛生看護学分野) QGISと飲食店営業許可オープンデータを用いた 飲食店立地状況の検証
70ページ:P05-30 (29PM124) 松本 若菜 (堺市東区役所東保健福祉総合センター東保健セ ンター) GISと到達圏解析を用いた子育て支援施設へのア クセシビリティの検討
74ページ:P07-2 (30PM063) 川井 ゆう (兵庫県立尼崎総合医療センター) 2020年と2040年を比較した医療機関周辺の 人口増減推移シミュレーション
2024/10/28
国際医療福祉大学大学院で開催された公衆衛生看護学研究会にて、保健師活動にGISを活かすをテーマに担当しました。
QGISは話を聞くよりも自分で触る方が楽しいので、2時間枠の中で私の講演は20分に留めて他の時間はQGISやWebGISを操作しながら進行する充実した研究会でした。
前回の演習に参加した院生からの質問に対してその場でQGISを操作し結果を出力したり、データを加工して可視化したりと参加者とともに進めることができました。
研究会をご準備・運営くださった院生の皆様、ありがとうございました。
2024/10/15
高齢者及び障害者虐待や身体拘束について2時間のオンライン研修を担当しました。
オンラインフォームを使用した講義に加え、シナリオ選択型のグループワークを実施することで多様な場面に対する対応方法を検討することができました。
氷山のような虐待の背景を探ることと加害者支援に加え、組織の心理的安全性を高めることは虐待の予防と早期発見につながります。
2024/9/19
令和6年度地域保健総合推進事業として東京都、大阪府主催にて研修会が開催されました。
能登半島保健師支援WebGISについて講演させていただいた動画と資料が掲載されています。期間限定ですのでお早めにご確認ください
他にも、厚生労働省担当者や応援自治体保健師の講演も非常に興味深いものばかりですので必見です。
2024/9/19
保健師活動支援WebGISの改善を目的とし全国保健師長会様のご協力のもと、行政保健師の皆様にアンケートを実施しました(2024年9月19日公開)。
利用しやすさや災害時保健師活動への役立ち度、改善点などについて多くのご意見をいただきました。自由記載内容についても可能な限り記載していますので、GISが災害時保健活動に利用及び普及されるきっかけになれば幸いです。
ご回答いただきました行政保健師の皆様、周知にご協力くださいました全国保健師長会様に深く感謝申し上げます。
2024/9/3
公衆衛生協会・大阪府主催の研修会にて「能登半島地震における保健師活動を支援すするためのwebGIS」と題し、20分間の講演をさせていただきました。保健師活動支援webGISをなぜ作ろうと思ったのか、どんなデータを使用したのかなどを交えながらお話しました。
当日は近畿ブロックの行政保健師様約200名が参加される盛大な研修会でした。厚生労働省ご担当者様や池田所長様のご講演も大変勉強になりました。また、被災自治体及び応援派遣自治体様のシンポジウムもあり、現地で何が起きて住民の健康と応援体制構築のために何を行ったのか、非常にリアルで今後の保健師活動に活かせる内容が盛りだくさんでした。
2024/9/2
市区町村ごとの人口1万人対常勤保健師数などをマップで確認できるように作成し公開しました。自治体ごとの保健師数の分布を地図を動かしながらご確認いただけます。
2024/8/30
公衆衛生協会・東京都主催の研修会にて「被災地における保健・医療・福祉のGIS(地理情報システム)活用」と題し、60分間の講演をさせていただきました。災害時を見据えて平時から保健師活動にGISを活かす内容についてQGISや保健師活動支援webGISを交えながらお話しました。
当日は関東・甲信越ブロックの行政保健師様100名以上が参加される盛大な研修会でした。厚生労働省ご担当者様や千葉県立大学 雨宮先生のご講演も大変勉強になりました。また、被災自治体及び応援派遣自治体様のシンポジウムもあり、現地で何が起きて住民の健康と応援体制構築のために何を行ったのか、非常にリアルで今後の保健師活動に活かせる内容が盛りだくさんでした。
2024/8/25
若手研究セッションとして京都大学の平先生とともに登壇しました。
Xとオープンデータ、オープンソースによる実践的な看護研究のDXについてメイン会場にてお話ししました。
オープンソースやデータをどのように使用するか、学部教育にどう活かすかなど多数のご質問もいただきました。
2024/8/21
市区町村ごとの統合型GIS導入状況を可視化するため、総務省のデータを用いてマップを作成しました。マップは以下のwebページをご確認ください。
2024/8/15
保健師活動に役立てるため、撮影した360度写真をスマホやPCで視点移動で閲覧できるviewerを公開しました
第1弾として令和6年能登半島地震での撮影写真を掲載しています。2024年3月時点での能登半島各地の避難所や応急仮設住宅が中心です。
災害時保健師活動や、新任期の研修にお役立てください。まるでその場にいるかのような感覚を得られるデバイス(HMD)の体験会も実施していますので、ご希望の方はお問い合わせフォームよりご相談ください。
2024/7/2
千葉県東葛ブロック保健所等保健師研修会にて「災害に備えよう!GISを活用した地域診断」と題し講師を務め、約80名の皆様にご参加いただきました。
所属に統合型GISが導入済みの自治体様でしたので、導入済みGISに合わせた活用方法なども提案させていただきました。
内容は以下のとおりです。
・GISの概要と所属導入済みの統合型GISのメリット
・保健師活動にGISをどう活かすか
・平時の地域診断と災害発生時にGISを使うメリットと具体例
2024/6/28
地域看護学会次世代育成推進委員会の委員として、入会及び学会参加者を増やすためにYoutube動画を撮影しました。
撮影・編集は同委員会委員の板谷先生(宮崎大学・教授)が担当されました。
2024/6/28
2024年6月28日~29日にかけて仙台市にて開催される第27回日本地域看護学会学術集会にて以下の発表を行いました。
発表:P-11-2 WebGIS を用いた能登半島地震における保健師活動支援マップの作成
ワークショップ
①次世代育成推進委員会ワークショップ 「引き出しあい、つながる場」~こんなことやってみたいを共有しませんか?~
②健康危機支援委員会ワークショップ 復旧・復興の過程で生じる移動と地域社会とのつながり~能登半島地震を対象に GIS(地理情報システム)を用いて~
2024/6/25
様々な集いの場における調査データをQGISとwebGIS、KH Corderを用いて解析し結果をご報告させていただきました。
解析結果の一部は地域支え合い活動実態調査報告書に掲載されました。
2024/6/10
感染症対策を目的とした人流クラスターの検出についての論文です。
国土数値情報の500mメッシュ別将来推計人口,人流,QGIS,SaTScanというオープンデータ、オープンソースだけで検出が可能であることを強調しています。
平時と感染症流行時の対策に役立てられます。
全文は以下よりご覧いただけます。
2024/4/1
GISが当たり前になる世界がすぐそこに来ています。その世界で保健師はどうすればいいのか。そんな未来を少し考えてみました。
保健師ジャーナル Vol.80 No.3 2024年6月号
保健師活動を地図で見える化! GISを使いこなそう 第6回:GISと保健師のすぐそこにある未来
2024/4/4
Wi-Fiパケットセンサーを用いた、受動喫煙者数を自動的に推定する取り組みです。本実証実験結果を基に望まない受動喫煙を少しでも防止できるよう、取り組みを進めて参ります。
読売新聞の記事は以下よりご覧いただけます。
2024/4/1
能登半島地震に関し保健師活動支援webGISを作成、公開しました。その過程や災害時保健師活動への提言を含めています。
保健師ジャーナル Vol.80 No.2 2024年4月号
保健師活動を地図で見える化! GISを使いこなそう 第5回:能登半島地震における「保健師活動支援Web GIS」の作成
2024/3/22
国土交通省 今後の国土数値情報の整備のあり方に関する検討会 第3回(3/13) 参考資料2に国⼟数値情報の活⽤事例として掲載されました。
この検討会議は今後の国土数値情報の位置づけ(目指すべき姿・果たすべき役割)や、それに基づいた利活用に関する方向性、整備・マネジメントに関する方向性を検討し、国土数値情報の整備方針を検討することを目的として実施されています。
国土数値情報の豊富なデータは、保健師活動とも深く関係しています。堀池研究グループでは、国土数値情報と保健師を掛け合わせGISに基づく保健師活動を支援いたします。
2024/3/13
「社協職員のための共創研修×エビデンスに基づく地域アセスメントのスタートライン」と題して実施しました。
参加者は京都市内の社会福祉協議会、地域包括支援センターの皆様でした。研修では、エビデンスとコミュニティアズパートナーモデルに基づく地域アセスメントをご紹介するとともに、研修の半分の時間をワークとし実践的な内容で行いました。
参加者の皆様からは、「自身の地区に取り入れてみたい」「GISで地域アセスメントしてみたい」との感想をいただきました。
2024/3/8~10
珠洲市、輪島市、七尾市(能登島含む)、志賀町、羽咋市、内灘町と移動し、能登半島を1周するように行動しました。
目的は①保健師活動支援WebGISの検証、②災害時の保健師活動で利用する地理空間情報の収集でした。
今回のチームは全員が保健師であり、被災地支援経験が豊富な佐々木先生と、現地の地理と支援関係者に詳しい板谷先生とご一緒しました。
被災者の皆様や支援者の皆様とお話させていただいた内容と、収集したデータをGISで分析し、能登半島地震と将来に来たる災害に備えるプロジェクトを進めます。
2024/2/1
2022年に日本公衆衛生学会より奨励賞をいただいた内容についてのレポートです。
奨励賞は行政保健師として働きながら研究と発表を続けた成果をご評価いただき、とても身に余る賞でした。
テーマは保健師活動におけるEBPM(Evidence Based Policy Making)推進のための実践研究です。関連の研究は上部の「G-CHAM紹介・実施例」からご覧いただけます。
レポートでは、ハードだけれどやりがいのある「行政保健師の業務と研究の両立方法」や、「学会発表は旅行先ガチャ気分で行こう」等をできるだけ読みやすいように執筆しています。
奨励賞を受賞する第2、第3の行政保健師の方が現れてくださることを強く願っています!
2023/12/8
2023/12/1
可視化だけでも十分に強力なツールですが、空間解析ができるともっと保健師活動に役立ちます。
保健師ジャーナル Vol.80 No.1 2024年2月号
保健師活動を地図で見える化! GISを使いこなそう 第4回:見える化だけじゃない!GISは分析もできる
2024/1/29
「GIS(地理情報システム)を用いた特定健診・特定保健指導の可能性」と題して実施しました。
参加者の皆様は、特定健診、特定保健指導に従事されておられる岩手県及び岩手県内市町村の職員の方や、医療機関の皆様でした。
講演では健康の社会決定要因や、健康日本21(第3次)、盛岡市内の職業分布やラーメン店とジムのマッピングを交えて行いました。
実際にWebGISを触れていただきながら、最後にはPLATEAUもご紹介しました。今回の研修がGISを楽しいと感じ、利活用に進むイメージを持っていただく機会になれば幸いです。
2023/12/22
Wi-Fiパケットセンサーを活用して受動喫煙者を測定。 “望まない受動喫煙者”を減らすことを目指した取り組み!です。
・2023年に大阪市住之江区にある大型商業施設ATCにて行った、受動喫煙対策×IoTの実証実験についてであり、「大阪・咲州から万博につなげる100 PROJECT」として、2025年の大阪・関西万博に関するサービスや製品、プロジェクトの創出を目指す取り組みの1つとして取材していただきました。
2023/12/1
現場でもすぐに使えるオープンデータを保健師活動と交えながらご紹介します。
保健師ジャーナル Vol.79 No.6 2023年12月号
保健師活動を地図で見える化! GISを使いこなそう 第3回:そのデータ、もうあります!誰でも使えるオープンデータ
2023/11/30
実践から「新たな生活支援サービス創設」を行うための多職種連携研修~統計データと地域の声を反映したエビデンスに基づく地域課題の抽出プロセス~と題し30分の講義と2時間の実践的な演習を行いました。
京都市内全域の地域包括支援センターの方と行政担当課の職員の皆様約80名が参加されました。
20グループに分かれて各デスクのPCからクラウドにアクセスし、演習シートに取り組みました。クラウドを利用したことで、各グループの共有が即時に行えるメリットもありました。
2023/10/1
GISがどのように現場で役立つか、様々な分析例とともにご紹介します。
保健師ジャーナル Vol.79 No.6 2023年12月号
保健師活動を地図で見える化! GISを使いこなそう 第2回:私の業務でもGISが役立つなんて!
2023/9/26
堀池研究室では、実証実験としてWi-Fiパケットセンサーに数多くの測定・解析実績を持つ株式会社社会システム総合研究所と、環境関連測定機器を取り扱うトランステック株式会社と共同研究として屋外開放型喫煙所周囲における受動喫煙人数の定量化を試みます。
この実証実験は本学産学官連携コーディネーター荒谷氏からのWi-Fiパケットセンサーに関する情報提供を発端に申請の助言も受けて、一般社団法人日本禁煙学会より2023年度研究助成を受けて実証実験を行います。また万博記念公園マネジメント・パートナーズのご協力により万博記念公園をフィールドとして実施します。
2023/9/25
屋外に設置されているパーテーション式の喫煙所付近で、タバコのニオイを感じたことはありませんか?
この度、実際に使用されている屋外喫煙所にてWi-Fiパケットセンサーを用いて受動喫煙人数定量化に挑戦し、受動喫煙対策を推進します。
期間は2023/9/28~2023/10/28までで、大阪・咲洲の複合商業施設「ATC」にて行います。フィールドは大阪産業局ソフト産業プラザ(TEQS)様のAIDORエクスペリメンテーション事業としてご提供いただきました。
日本禁煙学会様の研究助成に採択いただき、(株)社会システム総合研究所様との共同研究として実施します。
2023/9/8
誰もが使える強力なweb GISツールサービスであるFeltに堀池の使用例がコメントとともに掲載されました。
Professor of Public Health, Ryo Horiike, PhD, discovered the 'Add to Felt' QGIS plugin and had this to say about it: "Felt is great! It's simple to import from QGIS, has an easy-to-use interface, is lightweight, can be shared and edited online, and even has support for Japanese language!"
公衆衛生分野として初めて掲載です。
2023/8/26
全国保健師教育機関協議会は、日本全国の保健師養成機関のうち85%が加入する最大の協議会です。教員及び現場の保健師を対象として夏季研修講師を担当しました。
大規模災害や感染症等の健康危機管理にGISを活用するため、保健師養成機関におけるGISの具体的な活用方法と学生の感想等をご紹介しました。
2023/8/1
GISが「わかる」「操作できる」「保健師業務に活かせる」一石三鳥の連載です。全6回を予定しています。
GISを初めて聞く方にも楽しく読んでいただける内容になっています。
保健師ジャーナル Vol.79 No.4 2023年8月号
保健師活動を地図で見える化! GISを使いこなそう 第1回:GIS? 何それ? 何ができるの?
2023/7/28
この度、国土交通書主催イベントに招待いただき登壇しました。
講演内容はGIS保健師として保健師活動と3D都市モデルPLATEAUの相性の良さと活用事例についてです。
からご覧いただけます。
2023/3/13
2023/3/3
パソコンが苦手でも、GISに触れたことがなくても、画面に表示される内容を真似するだけでGISが操作できるようになることを目指しています。
必要なものは①パソコンと②インターネットだけです。ホイール付きのマウスがあると操作しやすいです。GISソフトは無料のQGISを利用します。
2022/8/31
題名:地理情報システム(GIS)と3D都市モデルを用いたCOVID-19流行リスクマップの開発
GISで地域の3D都市モデルを作成し、人の密集や店舗の情報から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行場所の違いによる流行リスクをスコア化し可視化します。
2022/7
オープンデータ100はデジタル庁が、オープンデータの取組を検討する地域の方々の参考になるよう、様々な事業者や地方公共団体等によるオープンデータの利活用事例、アクティビティ(全国各地の特筆すべき継続的なイベント・プロジェクト等)を公開しているものです。
民間事業者による利活用事例のNo.38として「G-CHAM:GISで地域診断」が選定、登録されました。
2022/12/6
受賞題目「デジタルツインを活用した災害避ゲーム」
本コンテストは日本政府として地理空間情報の活用を促進することで、誰もがいつでもどこでも自分らしい生き方を享受できる社会の実現を目指す一環として実施されました。
応募総数390件の中から選ばれ、国土交通省の3D都市モデルPLATEUを用いて要配慮者支援を含む災害時の避難を楽しくリアルに体験できる提案を行いました。
今回の受賞を踏まえ、保健師業界における地理空間情報の活用をより一層推進していきます。
2022/10/8
受賞題目「保健師活動における EBPM(Evidence Based Policy Making)推進のための実践研究」
現場の保健師として活動しながら、研究的取り組みを通じ担当事業について根拠に基づく政策立案(EBPM)を行い、公衆衛生の向上に資する実践研究を一貫し続けてきたことに対して賞をいただきました。
行政保健師として学会史上初めての受賞とのことです。
特にGISを用いて空間解析を実施することで、地域の健康を可視化し健康課題を分析することや、地域住民の健康に保健師活動が重要であることの根拠を作っています。
2022/4