車の大元のコントローラ
車体の回転・揺れ
前輪の向き
タイヤの回転
車を移動させる際はこのコントローラをメインに使用します。
一直線の動きであればそのままキーを打って移動させる方法で問題ありませんが、加減速やカーブなどがある際はパスコンストレイントでパスに沿うようにアニメーションをさせる方法が一般的です。
また、このポイントが車の回転の基準にもなるため、回転の軸をずらしたい場合はこれを移動させる必要があります。
コントローラの移動方法
階層タブの「変換を調整」>「子に影響を与えない」をアクティブにすると親子関係を維持したまま親の位置を調整できるので、コントローラを移動させて下さい。
トグルボタンなので作業が終わったら必ずもう一度押してOFFにして下さい。
車の車体の調整はこのコントローラを移動させることで出来ます。
移動させる際は、参照座標系を「ローカル」「親」などに変更してから移動させて下さい。
前輪タイヤの向きの調整はこのコントローラを移動させることで出来ます。
移動させる際は、参照座標系を「ローカル」「親」などに変更してから移動させて下さい。
また、車体をパスコンストレイントで移動させる際にこのコントローラにも同じように割り当てることで
タイヤの向きも沿うようにできます。(同じ位置に割り当てるとタイヤが裏返るので元の位置と同じくらいになるようにパスの移動の%をずらして下さい。)
4つのタイヤの回転がリンクするようになっているので、どのコントローラを触っても全てのタイヤが動きます。キーが打ってあり範囲外に同じ動きが続くようになっているだけなので、回転の調整が必要な際はこのキーを調整して下さい。
車の大元のコントローラの位置にパスコンストレイントを割り当て
「パスを追加」でスプラインを追加する
車は「パスに沿った%」の量の変化によって移動量が決まります。
パーセントのコントローラの初期は「線形実数」になっているのでリニアで動かす以外の場合は「ベジェ実数」に変更する
「フォロー」にチェックを入れると向きもパスに沿うようになります。
車の向きがおかしい時は軸の設定を変えることで直ります。(それでも直らなければ手動で調整)
「バンク」でロールも入れられますが、車だと調整が難しいので手動でやることをお勧めします。(飛行機とかで使うといいかも)
補足
パスは始点から終点までを0~100%に割り振るので使用範囲に対して長すぎるスプラインは微調整がやりづらくなるのでやめましょう。
フォローは便利ですが角度によってはうまく見えなかったり、パスの微妙な揺れを拾ったりするので、過信し過ぎず手で付ける方がよいことも多いです。