第16回 島に生きる中学生・高校生と、土と生きるをつなぐ人々の未来への対話
第16回 島に生きる中学生・高校生と、土と生きるをつなぐ人々の未来への対話
大三島中学校と今治北高校大三島分校に、世界的建築家の伊東豊雄さんをはじめとして、建築や農業という「土」と「生きる」をつなぐことを生業とするゲストを迎え、それぞれのゲストが10名程度の中学生・高校生と輪になって対話しました。
「大三島の周りにもたくさん島があるけど、その島と大三島の違いって何だと思う?」「みんなは何を食べて生きてる?では、たとえばイチゴは何を食べてるかわかる?草は?土は?」「将来の夢は?」と、普段何気なく見過ごしている自分の周りの環境や命、将来について中高生に問いかけ、家族でもなく学校の先生でもない大人と対話を楽しみ、後半の伊東豊雄さん講演では「これからもっといろいろな出会いが待っていると思う。例えば自分にとっての丹下健三先生、菊竹清訓先生。菊竹さんと出会って、建築って頭で設計するだけじゃない、おもしろい!と思った。あるとき、誰かと出会い、「信じられる」と思うときが来ると思う。それは人かもしれないし、モノやコトかもしれないが、そのチャンスを逃してはいけない。」とメッセージを伝えました。
ゲスト
伊東豊雄建築設計事務所代表 伊東豊雄氏
東京大学大学院工学系研究科建築学専攻準教授 小渕祐介氏
大三島自然農法グループ あしたも代表 越智資行氏
吉川自然農園 吉川努氏
吉川自然農園、内臓機能回復処氣和 吉川加奈子氏
大三島みんなのワイナリー 川田佑輔氏
大三島みんなのワイナリー 川田祥子氏
おおみしまファーム 齊藤充生氏
関東学院大学建築・環境学部柳澤研究室 学生の皆さん
2025年5月22日, 23日開催
参加者数:
今治北高校大三島分校の生徒約70名(5/22)大三島中学校の生徒約60名(5/23)
参加者のコメント
こどものときは夢が大きいが、大人になるにつれ現実のことなどを考えてだんだん小さくなってしまう。自分にはなりたい職業があるので、その職業になったらやりがいを見つけたい。
人生について話した。私の心に残っている言葉は「たくさん間違えた方がいい」。どうしてかと思ったが、たくさん間違えた方が正解に挑戦することがたくさんできる。人生には正解の数がいくつもあって、そのなかの正解を自分で見つけて挑戦していきたい。失敗は成功のもと。たくさん間違えても諦めずに挑戦し続けていこうと思った
頷いて話を聞いてくれたのが嬉しかった。
地域の人と話すことで島のことや島でどんな人たちが島のために働いているのかを知ることができたのでとてもよかった。
伊東さんのこれまでについて聞くことができてとてもよかった。
自分が知らない世界のことを知れた。
先のことがワクワクした。
時間が短い。
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