「自然と人の関わり~今昔・未来~」のお話し会と「海ごみ調査隊緊急出動!」ワークショップを行いました。ワークショップでは海岸で海ごみを収集し、海の様子や、地域ごとの違いなどを調べました。
愛媛新聞(2023年8月5日電子版)に掲載されました
参加者の受講後のコメント
とてもわかりやすくプラスチックの解説などをしてくれた
実際海に行って楽しかった
砂浜で実際に行って拾ったことがよかった
大三島にスポットをあてて、なかなか知れないことを知れました
ごみを拾ってどんなものかわかるようにしたところがよかった
子供には難しい話だったが、とても大切なことで、大三島を選んでそんな授業を開催してくれているので住民がもっと関心を持ててよかった
細かくデータを示していただいて説得力があったことがよかった。(細かいデータすぎて子供がついていけなかったことがちょっと残念)
講師の開講後のコメント 日本エヌ・ユー・エス株式会社 石澤沙耶香
しまなみテクノロジー市民大学講座で、大三島の子どもたちと初めて交流の機会をいただきました。
参加してくれた子どもたちは、積極的に海ごみの種類について意見をだしてくれたり、真っすぐな目でお話を聞いてくれました。
小さな子が参加する中で心配していた海岸への移動も、大人の言うことをしっかり聞いて安全に行動してくれました。
今回は、参加してくれた皆さんと、一緒に作った講座だと思います。同じ時間を共有できてとても嬉しかったです。
この講座開催に向けて、子どもたちにどんな経験をしてもらおうか、何をお話ししようかとあれこれ考え、普段何気なく通り過ぎている海岸に、みんなで海ごみを拾いに行くことにしました。
私が大三島の海岸に初めて立ったとき、穏やかな波とわんさか顔を出すカニ達が出迎えてくれました。
みなさんにとっては何と言うことのない風景でしょうが、身近な浜辺の生物多様性が非常に豊かであることを実感したのです。
一方で、様々な海岸ごみ(一部危険なものも含む)があることも確認していたので、この海岸が子どもたちが安心して遊べるきれいな海岸に戻ったらいいな、と考えました。
講座では、子どもたちと海岸線の海岸ごみ・漂着ごみを確認して、発生源の簡単な分析を行いました。
子どもたちや地域の方々が、何かしら感じ、考え、行動した、などがあれば幸いです。
みなさん、今度は、ぜひ大三島の自然や暮らしについて、私に色々教えてください。
相互に学び合える関係になれたら、と願っています。
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