被験者の 来院のスケジュールの確認は、通常、無作為化日など治験薬投与が開始された日を起点にして確認します。例えば、起点日をVisit0とすると、Visit1やVisit2は、Visit0から14日おきなどと規定されています。このとき、Visit2の日付を、前回のVisitから数えないように注意しましょう。厳密にはプロトコルにより異なりますが、通常、治験薬投与期のVisitは、治験薬投与開始日を起点にしています(例外的に、投与の無い延長期間などがあるプロトコルでは、その期間中だけ前回のVisitが起点にしている場合がありますので、スケジュールをよく確認しておきます)。また、14日おきといっても、ぴったり14日後ではなくて、プラスマイナス 3日は許容される など、許容範囲が設定されていることが多いです。
このようにして、規定された観察や検査が、規定のVisitの許容範囲内に実施されているかを確認します。