install-povray

POV-RayをLinux(CentOS 5.6 x86_64)にインストールしたときのメモ。

まずは、以下のページからダウンロードする。

http://www.povray.org/download/

バイナリインストールをしようとしたが、

「おめえのパソコン、Linux(x86)じゃねーから駄目だ!」

と怒られた(そんなはずは・・・)。

なので、潔くソースコードをコンパイルする。

2012年01月31日現在、ver. 3.6.1 がリリースされていた。

http://www.povray.org/redirect/www.povray.org/ftp/pub/povray/Official/Unix/povray-3.6.tar.gz

上記のURLからダウンロード。

次は、適当なフォルダを作成して、そこにダウンロードしたファイルを移動。

[UNUSB@centos files]$ mv ~/downloads/povray-3.6.tar.gz ./

次は、tar.gz を解凍。

[UNUSB@centos files]$ tar -zxvf povray-3.6.tar.gz

解凍すると、「povray-3.6.1」というディレクトリが作成されるので、そのディレクトリに移動。

[UNUSB@centos files]$ cd povray-3.6.1/

ここからは、一般にLinuxでコンパイルする手法と同じだが、

configure の部分だけちょっと違った。

[UNUSB@centos files]$ ./configure COMPILED_BY="your name <e-mail@address>"

のように、太字の部分が必要。

他のオプションはたいていのconfigureと同じようです。

デフォルトでは、「/usr/local/」以下の bin/ lib/ include/ share/

に振り分けられてインストールされるようです。

configure に成功したら、

あとは、以下のように打っておしまい。

[UNUSB@centos files]$ make

[UNUSB@centos files]$ su

[UNUSB@centos files]# make install

環境としては、以下のライブラリが必要のようです。

    • Zlib 1.2.1

    • libpng 1.2.5

    • libjpeg 6b

    • libtiff 3.6.1

私の環境では問題なく、インストール成功・動作しました。

インストールがうまくいったら、やっぱりすぐになんか動かしてみたい。

そこで、scenes/ ディレクトリに移動してみると、サンプルファイルがたくさん!

それを適当に選んで、以下のように打つとすぐになんかできます。

[UNUSB@centos files]$ povray 'hoge.pov'

Linuxバージョンでは、Linuxバージョンらしく、CUIベースに作ってあります(CUIメインの私にぴったり!)。

Linuxに限らず、Windows版やMac版も存在するので、

よっぽどへんなOSを使っていなければほとんどの方が使用できると思います(こういうの素晴らしいと思います)。