編集内容の挿入
「編集内容の挿入」は、ファイルを新規作成したい時などに用いる。
例えば
*makefile %E
とすると、一行編集ウィンドウが出る。そこに適当な名前を入力してEnterで、ファイルを作成できる。
この「編集内容の挿入」について、整理してみる。
%E(空欄でいいとき)
ただ、編集内容を挿入するだけでいいときは、%Eを使う。一行編集ウィンドウが表示されるので、そこに内容を挿入する。
%E
%{...%} (あらかじめテキストを挿入しておきたい時)
あらかじめテキストを挿入しておきたい時は、範囲編集%{...%}を使う。
%{...%} 範囲編集
指定範囲の内容「...」を編集します。
「...」に何も入れなければ、%Eと同じになる。
%{%}
「...」に文字列を入れれば、その内容をあらかじめ挿入した形で、一行編集ウィンドウが表示される。
%{tukasa.txt%}
%| でカーソル位置を指定
範囲編集では、%| でカーソル位置を指定できる。カーソルを置きたい位置に、%| を挟もう。
%{tukasa.%|txt%}
%| を二つ置くと、その間を選択した状態になる。
%{tuka%|sa.%|txt%}
%"..."でウィンドウタイトルの編集
%"..." を範囲編集の前に置くと、一行編集ウィンドウのタイトルを変更できる。
%"テキストファイル"%{%}
%!macroでマクロ文字を展開した後編集
%!macro 部分編集
指定のマクロ文字「macro」を展開した後、その部分だけ編集します。
カーソル下のファイル名を、あらかじめ挿入しておきたい場合は、次のようにする。
%!C
%$macroでキャッシュ付き部分編集
%$macro キャッシュ付き部分編集
上記 %!x と基本的な動作は同じですが、連続実行中に再びこのマクロを実行しようとした時は、以前の編集内容を用いて編集を行いません。 ただし、「x」部分が異なる場合(例えば、%$2 %$P となる場合)は再編集となります。
ファイルを作って、そのファイルをエディタで編集したいという場合は次のようになる。
*makefile %${%|.txt%} %: %Ob editor %${%|.txt%}
%Pで編集したパスを挿入
%P 編集したパスを挿入
パス入力の為に編集を行います。入力されたパスは絶対指定の形式に置換します。
(例)「..\DATA」→「C:\BIN\DATA」
例えば、D:\Workフォルダで一行編集ウィンドウを出し、tukasa.txtと打ち込むと、パスが補完されてD:\Work\tukasa.txtとなる。
%P