EVENT

色々なイベントを捉え、特定の動作をさせることができる。

FIRSTEVENT

ポータブル設定にしていて、初回起動時に壁紙やDLLの場所を指定したい時だとか、

特定のカスタマイズをしたい時などに使う。

PPxフォルダ内のkabegami.jpgを壁紙にしたい時

KC_main = {

FIRSTEVENT , *customize X_bg:Path=%0\kabegami.jpg

}

PPxフォルダ内のDLLPATHフォルダにあるDLLを使いたい時

KC_main = {

FIRSTEVENT , *set PATH+=%0\DLLPATH

}

PPvを起動時最前面表示にしたい時

KV_main = {

FIRSTEVENT,*topmostwindow %N,1

}

ACTIVEEVENT

2画面一体化表示時に、アクティブなペインと非アクティブなペインの比率を70:30にする。

KC_main = {

ACTIVEEVENT , *pairrate 70

}

CLOSEEVENT

PPv終了時にフォーカスをPPcに戻したい時

KV_main = {

CLOSEEVENT,*focus C

}

LOADEVENT

たとえば

    • カレントフォルダのパス

    • カレントフォルダのエントリ数

    • 窓の大きさ

等で分岐し、

    • 背景色の変更

    • 背景画像の変更

    • ソート状態の変更

    • 特定のファイルを非表示に

等の動作をさせたい時に使う。

Musicフォルダ以下にいる時はnagato.jpgに。それ以外の時はharuhi.jpgにしたい時

KC_main = {

LOADEVENT,*ifmatch "/D:\\Music/",%1 %: *customize X_bg:Path=%0\nagato.jpg %: *stop

*customize X_bg:Path=%0\haruhi.jpg

}

Musicフォルダ以下にいる場合は、背景色を青色に。それ以外の時は黒色にしたい時

KC_main = {

LOADEVENT,*ifmatch "/D:\\Music/",%1 %: *customize C_back=_BLU %: *stop

*customize C_back=_BLA

}

SELECTEVENT

連動ビューみたいなことを、外部ソフトでやりたいときに使う。

KC_main = {

SELECTEVENT,%Obi D:\bin\MassiGra\MassiGra.exe %FCD %: *focus C

}

COMMENTEVENT

コメントを一時処理に利用したい時は、COMMENTEVENTを利用する。

大まかには

1.拡張コメントを生成するスクリプトを用意

2.それをCOMMENTEVENTに登録

3.ソートあるいは表示形式を変更する

という流れ。COMMENTEVENTは1~10まで用意されており、別々の用途に用いることができる。

例えば、EXE、TXT、CFG、ZIPを前方に。それ以外は後方に持ってくるようなソートをしたい場合は次のようにする。

以下をScriptフォルダに保存。

excomment.js

//!*scriptfor (var i = 0; i < PPx.EntryAllCount; i++) { if (PPx.Entry(i).Name.match(/.EXE$/i)) { PPx.Entry(i).SetComment(1,1); } else if (PPx.Entry(i).Name.match(/.TXT$/i)) { PPx.Entry(i).SetComment(1,2); } else if (PPx.Entry(i).Name.match(/.CFG$/i)) { PPx.Entry(i).SetComment(1,3); } else if (PPx.Entry(i).Name.match(/.ZIP$/i)) { PPx.Entry(i).SetComment(1,4); } else { PPx.Entry(i).SetComment(1,5); }}

SetCommentで、個々のエントリに拡張コメントを設定している。

次に、このスクリプトをCOMMENTEVENT1に登録する。 以下を編集して取込。

KC_main = { ; PPcメイン窓

COMMENTEVENT1 ,*script %0\Script\excomment.js

}

次に、ソートを実行したいフォルダに行って、以下を実行。

*sortentry -thispath 24,1,0,B11111,1

すると、COMMENTEVENT1が呼び出され、excomment.jsが実行された後に、拡張コメントを用いたソートがなされる。

XC_dsetで、特定のフォルダでコマンドを実行するよう設定すると良い。例えば、PPxフォルダで拡張コメントのソートをしたいなら、次のようになる。cmd より前は無視しておk。

XC_dset = {

D:\bin\ppx\ = B0000,-1,-1,11,-1,-1,B011111,B00000000000000000000000001,cmd:"*sortentry -thispath 24,1,0,B11111,1"

}