2021年3月19日(金)に第30回オンライン茶話会を開催します。
オンライン茶話会は、毎夏開催されるMHB学会研究大会には参加できないという方が部会メンバーに多いということで企画しているものです。茶話会という名前の通り、気軽に情報交換などをしています。ご都合のつく方はどうぞご参加ください。
開催時間は東京(UTC+9)の夜8時から10時で、各地域の開催時間帯はTimeanddate.com による世界主要都市における開催時間をご覧ください。
大山全代(NPO Movement for Language and Culture (MLC) Japan, Chairperson
・New York, Board Member Nagano Namiai International Camp, Director)
*大山先生より
昨年のコロナ感染拡大寸前の1/8-18日まで南アフリカ絆プロジェクトとして、ケープタウンのタウンシップから大学生を日本に招聘し高校3校(地域で国際学生会議を主催している学校、日英イマージョン校、インターナショナル校)で南アフリカの貧困についてのワークショップを開きました。その中のインターナショナル校での社会科の先生とのコラボでのワークショップを中心に話題提供させていただきたいと思います。
2018年夏にケープタウンで2ヶ月間滞在し、多言語政策の調査をして記事を書くボランティアをした時、実際のタウンシップの劣悪な環境に驚き言葉を失いました。その時インタビューをしたタウンシップに住み、ドロップアウトもギャングも経験し、今政治を学ぶ大学生の「今、学校にもどって勉強をしているのは、将来南アフリカの貧富のギャップをなくしたいから」という夢を聞きました。そして、日本の若者にも南アフリカの貧困の現状を伝えたい、そして、みんなが行動の一歩へつなげられたらと思い、その大学生の招聘を決めました。
倉田尚美先生(モナシュ大学)には7月にお話いただく予定です。(内容は「継承語話者のアイデンティティーと学習動機」あるいは現在進めておいでのプロジェクトのご報告を予定しています。)日時の調整ができましたらまた告知いたします。