Post date: 2015/05/23 6:24:19
効果的なブレンド型ラーニングを構築する
—カリキュラム作成の大展開とICT—
ICTを利用したオンライン教育が注目を浴び、中でも反転授業(Flipped classroom)といった言葉が流行する昨今ですが、「とにかく反転授業すればよい」というわけではありません。反転授業以外の様々な形態を含めたオンライン教育、そして対面による教育の特徴を踏まえ、その両者を効果的にブレンドすることが大切なのです。
また、効果的なブレンド型ラーニングを考える際に、学習の目的を意識してカリキュラムをデザインすることが重要となります。
昨年夏のワークショップでは、Understanding by Design (UbD) を意識しつつICTを少しでも活用して各自がカリキュラムや教材をデザインするという活動に取り組みましたが、今年はUnderstanding by Design (UbD)の枠組の中で、ブレンド型ラーニングの効果的な活用を意識したカリキュラムや教材のデザインに取り組みたいと思います。
期日:2015年8月8日(土) 10:30-17:00
8月9日(日) 10:30-16:30
場所:三鷹ネットワーク大学 https://www.kouza.mitaka-univ.org/
※アクセス https://www.kouza.mitaka-univ.org/info/access.html
講師:国連国際学校 津田和男先生
参加資格:8月8日と8月9日の両日参加できる方
参加費用:2日間 合計で2,500円
(MHB-IS部会メンバーは500円割引がありますので、2,000円になります。)
※当日会場受付にてお支払いください。
推奨持参品:教科書など教材作成のための資料、PCやタブレット (PCやタブレットの貸し出しはいたしません)
※会場では有線LAN、WiFiが利用可能です。
定員:20名(先着順)
申込みサイト:http://kokucheese.com/event/index/299992/
プログラム内容(予定)
第一日 8月8日(土)10:30-17:00
講義
1. ブレンド型ラーニングとは何か
( Face to Face、Online、その組み合わせの様々な形と特徴)
2. Understanding by Design (UbD) とは何か
3. ブレンド型ラーニングを取り入れたカリキュラムデザイン
(留意点の説明、 ICTのアプリとその使い方の紹介など)
グループによるカリキュラム/教材作成活動
4.グループ分けと各グループの課題の絞り込み
5.翌日の発表に向けて作成開始(各自教科書や教材持参)
※会場は20時半まで使用可能
第二日 8月9日(日) 10:30-16:30
グループ発表とコメント、ワークショップ全体の振り返り
1.発表に向けたデザイン活動
2.発表セッション
3.振り返りと意見交換
4.ワークショップ修了証書授与
【参考資料】
1.ブレンド型教育
· 文部科学省のサイトにある「ブレンド型教育」の説明(PDF、日本語)
· The basics of blended learning(動画、英語)
· Blended learning: personalizing education for students(Courseraの授業、英語)
https://www.coursera.org/learn/blended-learning
⇒アカウント登録が必要ですが無料で受講可能
· 『最適モデルによるインストラクショナルデザイン―ブレンド型eラーニングの効果的な手法』(鄭仁星他著 2008年、東京電機大学出版局)
http://www.amazon.co.jp/dp/4501543906
· 『最新ICTを活用した私の外国語授業』(吉田晴代・野澤和典著、2014年、丸善プラネット)http://www.amazon.co.jp/dp/4863451970/
2.反転授業
· Flipped Classroom(動画、英語)
https://www.youtube.com/watch?v=iQWvc6qhTds
· 反転授業(動画、英語)
https://www.youtube.com/watch?v=miXh_1xIsII
· 反転授業(動画、日本語)
https://www.youtube.com/watch?v=HrnHTrPPNRA
3. UbDによるカリキュラム・デザイン
· 2014 MHB-ISワークショップのレクチャー(動画、日本語)
4.講師の津田和男先生の教科書