投稿日: Feb 02, 2013 5:37:56 AM
平成24年度 文部科学省 数学・数理科学と諸科学・産業との連携研究ワークショップ
「数理科学の政策・経営の意思決定への応用」
日時:平成25年3月12日(火)13時から
場所:同志社大学室町キャンパス寒梅館
プログラム
13:00 – 13:10 開催の挨拶
13:10 – 14:00
椿広計(情報システム研究機構統計数理研究所)
基調講演 「統計数理に支えられた政策科学とは」
本講演では、政策科学、すなわち、社会のための科学のあるべき姿を再確認し、 これまで社会的意思決定のために使われていた不確実性マネジメントの方法論 を概観する。特に適切な意思決定に必要な情報の経済的価値評価の方法論の重 要性を指摘する。その上で、多様な価値観が共存する今日の状況で、あらためてパレート最適化ないしは多目的最適化問題としての定式化や適切な条件付き確率空間を通じたリスクテークの問題について論じたい。
14:10 – 14:50 林高樹(慶応義塾大学)
「経営科学と意思決定分析」
14:50 – 15:30 蓮池隆(大阪大学大学院 情報科学研究科)
「曖昧性を有する情報の妥当な数理的表現と意思決定問題との関わり」
15:40 – 16:20 奥原浩之(大阪大学大学院情報科学研究科)
「モチベーション設計による社会制御・経営管理の数理」
16:30 – 17:10 中野勝行(産業環境管理協会)
「ライフサイクルアセスメントの活用動向と論点」
17:20 – 18:00 津田博史(同志社大学)
「ビッグデータに基づく政策・経営への応用可能性 -観光政策に関してWeb データの活用を考える-」
18:30 – 懇親会
数学、統計科学などの数理科学を用いて実社会からのデータ、情報に基づき社会現象のモデリング、最適化、リスク評価により政策決定、もしくは、企業であれば経営の意思決定とリスクマネジメントの実現が、今後グローバル化が進展し、世の中の不確実性が増していく中、重要となります。
こうした背景から今回のワークショップでは、実社会からのデータ、情報に基づく数学、統計科学などの数理科学を用いた政策決定、もしくは、企業であれば経営の意思決定・リスクマネジメントに関してテーマとしました。
参加される方は無料ですので、ご興味のある方は、ぜひご参加下さい。
なお、ワークショップに参加される方は、事前に事務局までメールでお知らせください。その際、ワークショップ後に懇親会を予定していますので、懇親会(有料)に参加されるかどうかもお知らせ下さい。宜しくお願い致します。
連絡先、講演内容、ワークショップの開催場所などに関する詳細はワーク ショップのホームページ
http://mathsci.doshisha.ac.jp/20130312/index.html
をご覧下さい。