下記は65話時点で翠がどれだけ単語・文法を習得しているかを考察したログである。
第二部は第一部エピローグより数日後(一週間ほど?)経過した後に始めたいと思いう。第一部(一週間)の内にはどうやら約95表現ほどを習得しているようで、これに相当する数の形態素の習得を予想する必要がある。翠は主に用法と意味の論理的推測から単語の意味を解釈するため、辞書からは少数の形態素しか習得しなかった。このためエピローグから一週間後の習得設定に関しては上記の通り、用法と論理的推測のエビデンスとなる単語の頻出度を元に習得する単語や文法を構築することにする。
しかしながら、リパライン語には単語のレベル設定などが無く、適当によく使いそうな単語をピックアップして習得したとしても不正確な情報になる。このため、既にあるリパライン語コーパス(単語数約17395)を利用してjekto.vatimelijuの協力を得て、形態素の頻出度を算出した。按分カウントを取って上から95形態素を取り出すと以下のようになった。しかしながら、これだけでは単語の頻出率が高い上位だけを無意識に取っただけとなり、文法や環境の考慮が不十分である。
とりあえず以下の通りに品詞などに分けてみた。それぞれについて考察していきたい。基本的に上の方に出て来る形態素の方が頻出度が高いものである。なお、既習形態素に関しては★、そうでないものには☆をつける。65話時点で翠がその語をしっているかに関して、文法や環境を考慮して採用・不採用を決める。
理語文法書における品詞語尾に相当する接辞。品詞を変化させたりするやつ。
-o ★、名詞語尾もしくは動名詞語尾、本編#21に記述あり。どちらかというと動名詞語尾として理解している模様。
シャリヤはスープを指して、"Knloanerl"と言った。その後で、シャリヤは食べるふりをして見せて、それを"Knloano"と言った。つまり、"knloano"は「食べること」という意味の単語だと思われる。
-es ☆、動詞語尾、採用しても特に問題ないと思われる。
-en ☆、形容詞語尾、採用しても特に問題ないと思われる。
-on ☆、副詞語尾、採用しても特に問題ないと思われる。
意味を付加するなどではなく文法的な接辞。
-r- ☆、単語連結接辞、そもそも頻出しないため採用に疑問があるが、どうせ出てきても雰囲気で理解するか、無視するだろう。
-j ☆、修飾方向反転、反転語尾は口語文法であるし、翠に向かって使われるかは疑問がある。
-t ★、従属節明示、本編#38に記述あり。-t自体の役目に関しては理解できていないようだ。
動詞の動名詞形を目的語にとって受動態を表すことができる。そして、目的語になった動詞の動名詞形が取る主語と目的語の格には何故かは知らないが-tが付く。
-ss ★、複数語尾、本編#44に記述あり。ちゃんとした理解をしている。
次にレシェールはその絵の下に一つの箱と多数の箱を描いた。
一つの箱の下には"xinirftleシニーフトレ es <stafiort>は"stafiort""とあり、多数の箱の下には"eustiraエウスティーア es <stafiortaSS>は"stafiortass""と書いてある。SSが異様に強調して書かれているのを見るとここが重要な部分らしい。上の絵との相関性を鑑みるにこれは……。
(複数形と単数形ってやつですよね……。)
-te ☆、序数標識、リパライン語自体でそれほど使われない気がしなくもない。特に必要もなければ採用しなくてもいいかもしれない。-sta ☆、部分格、あまり使わないので採用しない。-stan ☆、定性標識、よく使うが翠が理解できているかは不明。-le ☆、数字について確率モダリティ副詞を生成する、使わないので採用しない。
格を表す接辞。
-'d ★、属格標識、本編#10に記述あり。
そういえば、mi'dが「私の」であれば、co'dは「あなたの」のはずだが、よく考えれば、「私」がmiで、「あなた」がcoだったよな……?つまり、単語に-'dを付ければ「~の」って意味になるのか……?
-'i ★、対格標識、本編#35に記述あり。
基本の語順はどうやらSVOらしいが、その語順を崩すことも出来るらしい。例えば、SOVにしたいときは主語に"-'s~は"、目的語に"-'i~を"をつけることでどの単語がどの格に当たるのかを明示することができると。
-'s ★、主格標識、同上の通り本編#35に記述あり。
-'c ★、与格標識、本編#38に記述あり。
第一文は"cene'cセネス"が良く分からないけど、多分与格語尾"-'cス"が存在するのだろう。間に挟まれた"-e-エ"は緩衝音で"cenesti翠よ"のときにも出てきたやつだ。つまり、文意は「シャリヤは文字を翠に教える」で大方間違ってないだろう。
-sti ★、呼格標識、本編#24に記述あり。
この格の仕組みがそのまま異世界語に存在するかどうかは分からないが、-stiの存在がラテン語の呼格に当たることはここから推測できる。
-'l ☆、向格標識、基本五格のうち唯一本編で理解できていないもの。一般的に使うため採用する。
いずれも本編に記述がない。緩衝音に関しては、翠が理解できるようになる地盤はできているため、あとはちゃんとした勉強をすれば理解できるようになるはずである。全部感覚的に理解できているものとして採用とする。cenesti......
-e- ☆
-a- ☆-u- ☆-i- ☆-l- ☆-v- ☆
-ium ☆、~の集合体、主に合成語に使われるためこれ単体での意味が分かるようになること自体が不自然、採用しない。
font- ☆、前の、あまり使わないので採用しない。
-m ☆、何~の、あまり使わないので採用しない。
動詞などにつけて名詞として派生させる。
-er ☆、~する者、よく使われるために採用しても良さそうである。
-erl ★、~する事、本編#21に記述あり。
シャリヤはスープを指して、"Knloanerl"と言った。その後で、シャリヤは食べるふりをして見せて、それを"Knloano"と言った。つまり、"knloano"は「食べること」という意味の単語だと思われる。とすると、"knloanerl"は「食べ物」と訳せばいいんだろうか。
-al ☆、~する場所、よく使われるために採用しても良さそうである。
-il ★、~する時、本編#41に記述あり。
三文目に"ladirrisilラディーリズィル"という単語がある。これも"fasripietil"や"lusvenil"の仲間かもしれない。四文目の"ladirris"と"ladirrisil"はよく似た語形だし、もし、"fasripietil"や"lusvenil"からもこの"ladirrisil"からも"-ilイル"という要素が分離できるとしたら、"fasripiet"と"lusven"と"ladirris"という語幹が出て来る。そもそも、三文目で"kranteerl'it"という形が出てきている時点で、"-o"や"-erl"の仲間であることが分かってくる。
こうなってくると"-il"は「~するとき」と考えることが自然になる。
基本的に翠は省略語を理解していない。口語で多用されるが理解しづらいと思われる。カテゴリ的に不採用。
l'- ☆、lexの省略
elx ☆、eo lexの省略
lexは重要である、la lexもeo lexもlex Vも全然違う意味であるので翠には理解しづらいと思われる。不採用。
lex ☆、色々なものになる。
mi ★、わたし、本編#3に記述あり。
シャリアスティという名前の時には「ミ エス」と言っていて、翠の名前を言っている時に「ソ エス」と言っているあたり、ソが「あなた」を指していて、ミが「自分」を指しているんだろう。
co ★、あなた、同上の通り本編#3に記述あり。
fqa ★、これ、本編#8に記述あり。
シンボルを指しながらシャリヤは言う。ふむ、一単語目の「フクヮ」も三単語目の「ラータ」も当然知らない単語だ。語彙力不足が否めないが未だ、異世界に来て一日経ったかくらいだ。英語に疎い翠でも等式文を覚えられただけ上等だろう。
しかし、教えてもらえるものは習得したいものだ。
シンボルを指しながら言っているということは英語で言う"This is"の構文に当たるのかもしれない。とすると、lartaは人を表すのだろう。
si ☆、かれ、代名詞として基本的なものである。習得していたとしてもおかしくはない。
ci ★、かのじょ、本編#27に記述あり。
多分、"ci"がエレーナを指しているから「彼女」という意味の代名詞だろう。"is pikij."の意味は結局のところ良く分かってないが、とりあえず翠はいきなり席を立って頭を抱えて床を転がりまわるような状態ではない。
dijyk ★、リンゴ、本編#14に記述あり。
"Fqa es......?"
文字を指さしながら、文字の読み方を教えてもらおうとする。
冊子に書いてある五つの文字。その上にリンゴらしき絵が描いてある。いや、異世界にリンゴがあるのかどうかは知らないが、今は難しいことは考えずにリンゴということにしておこう。
(中略)
"Dijyk."
e ☆、虚辞、一応本編#45に記述があるが意味は理解できていないようである。無視してもあまり問題はなさそうだがes e'iみたいな例があるので格組が複雑な動詞は多いわけでもないので習得できていなくても普通だろう。
"e es"と"ers"は発音的に似ている。もしかして省略形とかくっついた形とかそういうのなんだろうか。でもそうなると、"e"の存在が気になる。が、単語的に小さいから文法的なものになるとして説明が煩雑になって理解できる気がしないのと、省略語ということになってくるといよいよ辞書特有の表現な気がしてくるので、それを調べるのは後回しにしておく。次調べるものは"ol"にしてみよう。
1 ☆、panqaのこと、数詞は習得に結構な労力が要る(体験談)、簡単に習得できるとは思わないのでこの時点では不採用とする。
harmie ★、何、本編#26に記述あり。
ん?呼びかけで帰ってきた答えのハーミェは「何」だろうか。
nertnir ☆、国土
donen ☆、交通
karmacist ☆、交通
上記三語おめぇよお、コーパスに含まれる航空法のnertnir ad donen io karmacist(国土交通省)から来てるだろ。不採用。
2 ☆、qaのこと、1に沿い不採用。
larta ★、人、本編#8に記述あり。
シンボルを指しながら言っているということは英語で言う"This is"の構文に当たるのかもしれない。とすると、lartaは人を表すのだろう。
3 ☆、dqaのこと、1に沿い不採用。
cersva ☆、(公官庁などの)命令、これも多分航空法に影響されたものだと思うんですけどね……不採用でしょ。
xal ☆、シャル(人名)、自明に不採用。
es ★、コピュラ動詞、本編#3に記述あり。
エスが英語のBe動詞のような働きをしていると考えると、英語のような単語の並び方をすればいいということが分かる。
lkurf ★、言う、本編#27が初出だが、明確な習得描写はない。流れで理解したものと思われる。
mol ★、ある、本編#16に記述あり。
"Co mol fal fqa."は地図説明をするときに言っていた言葉であるが現在地を指しながら言っているこの言葉は"Fqa esこれは"から始まる等式文よりは存在文らしい。molは多分、「在る」や「存在する」、「居る」のような意味だ。
knloan ★、食べる、本編#21に記述あり。
それぞれ違う部分を分けて表記すると共通部分の"knloan"が出て来るが、これはもしかしたら「食べる」という意味か……?
akranti ★、読む、本編#21に記述あり。
シャリヤは"krante"のところを強調して、懐から出したメモとペンで書くふりをした。
書くふり……そうか、語幹"krant"は誤りで、"kranteerl"の語幹は"krante"でそれの意味は「書く」だと言いたいのだろう。すると「読み物」を意味する"kranteerl"の原義は「書かれたもの」であって、翠が書くものではないから動詞"akranti"をその対象に使う必要があったらしい。
snoj ☆、定義する・規定する、特にあっても問題なさそうであり、辞書にも頻繁に書いてある。採用。ta ☆、立つ・立ち上がる、特にあっても問題なさそうだし、klie, tydiestなどの移動系の動詞を採用するのは大丈夫そう。採用。letix ☆、持つ、基本語なのになぜ習得できなかったのかシリーズ。
is ★、なる、本編#27に記述あり。
最初の文章の"fi co is pikij"の"is"は"es"に似ている。まあ、似ているといって関係があるとは限らないが、重要な情報になりそうだ。それで"fi"が"co"を修飾している……?まあ、「"fi co"が"pikij"に関して"is"である/する」という文章であることは、推測できるような気がする。
qune ☆、知る、基本語なのになぜ習得でき(ry
tydiest ★、行く、本編#46に記述あり。
良く分からないが、確か"tydiest"と"klie"は移動系の動詞だ。前者はレシェールが"selene co tydiest krantjlvil?"と言っていたことから、「行く」という意味であることが予想できる。
vsfafgh ☆、考える、文語であることと古い単語で今はほとんど使わないことから別に採用しなくてもよいかなあ。
la ☆、基本語ではあるが、名詞節とするこの機能が果たされたとは思えない。
io ☆、~において、基本語なので採用。fal ★、~において、習得しているはずなのになぜか言語理解に記述されていない。xale ☆、~のように、基本語なので採用。ny ☆、あまり頻出しないのであまり習得できているとは思えない。eo ☆、単語の強調、lexに共起する以外で単立することがほとんどないので単立としては無い。習得できているとはあまり思わない。mels ☆、~に関して、基本語なのになぜ(ryler ☆、~から、基本語なのに(ry
niv ★、~ではない、本編#9に記述あり。
なるほど、距離的に相手側にあるものはfgirで指すらしい、fqaとは似てるから覚えやすいな。とすると、pernalが椅子を指していることが分かる。多分、否定の感嘆詞はnivなのだろう。
aiar ☆、航空の、航空法から来ているだろこれ不採用。als ☆、~から、基本語なのに(ry
mal ★、そして、本編#29に記述あり。
"mal"という語が文をつなげていて、"ad"を英語の"and"や日本語の「と」と同じ単語を並列する接続詞とすると、"Xalija"と"Elerna"は、"Kranxaiun fendej"で、"Cen"と"Lexerl"は"Kranxaiun pervoj"と例を読むことができる。
i ☆、節の終了など、頻出するわけでもないので不採用。ad ★、と、上記の通り本編#29に記述あり。
pa ★、しかし、本編#41に記述あり。
確か「しかし」の意味である反接の接続詞"pa"は何回も聴いてきたからここで使えるはずだ。
y ☆、節の終了など、頻出するわけでもないし、古語なので不採用。fi ☆、もし、基本語だが習得していた気がしなくもないが、まあ採用にしておこう。ol ☆、または、同上、なぜ習得判定になってないのか良く分からない。
zu ★、つまり、本編#45に記述あり。
"zu"は見るからに関係代名詞っぽい何かだ。関係節なんで英語で散々理解に苦しめられてきたあれじゃないかと思うが、一応今見たzuは"plasi"が"kranteerl"を修飾するためにつけられている単語なのだろう。
fua ☆、普通に頻出語だろう。何故習得できなかったのかシリーズである。
cene ★、できる、本編#30に記述あり。
"cene co lkurf......"という構文を今まで何回も翠は見てきたが意味は断定できていない。"lineparine"は"Fal lineparine......"と緩衝音の表を説明するときに前置きをして話し始めたシャリアが使っていたから分かるように多分言語名だ。文脈から鑑みて「リネパーイネが話せる?」ということになるだろう。すると"cene"は"deliu~"や"selene~"と同じ仲間の単語で文頭について可能を表すのか……。
liaxa ☆、したedioll ☆、したliaxu ☆、している
edixa ★、した、本編#34に記述あり。
"cerke'i"は「心配な」じゃなくて、"cerke"と"-'i"からできていて、"cerkeセーケ"はこのボードゲームの名前だったのだ!"mi es cerke'iセーケ…… pa nilirs edixa"とか言っていたけど、"es ~-'i"で多分「~をする」という意味になるはず。"nilirs edixa"は良く分からないけど、「負け続けた」とかそのあたりだろう。
上記四つの助動詞は確かに頻出するが、文法上の時制の体系学習とは別に雰囲気で習得している気はする。
deliu ★、しなければならない、本編#27に記述あり。
元の文章に戻って、区切られた二つ目の"elx deliu knloan tektal zu letix asnast fua pikij."について考えてみよう。"deliu"という単語は"deli君u co lkurf <krante>.は"krante"と言ったほうがいい"という文章にも出てきている。"co君"が主語で、"krante"が目的語として考える。すると、"lkurf"が動詞で、"deliu"が「~するべき」という表現に見えてくる。
selene ★、したい、本編#27に記述あり。
確か、"kranteerl"から間違えて"krant"を動詞語幹として取り出してしまった時に"deliu co lkurf <krante>."と言われて修正されていたっけ。「~したい」と言いたい場合は"selene"を文頭に置くんだろうか。
jol ☆、しよう、割と頻出だが、色々な表現に使うので容易に理解できるとは思えない。不採用。
ja ★、はい、本編#9に記述あり。
"mer"というのは今まで何回か出てきているが多分英語のwell......に当たるような表現なんだろうと推測した。あと、jaもどうやら今までの反応を見ていると肯定を表すらしい。ということは否定表現も聞き出せるはずだ。
基本的に不採用。理解できるようになるまでには時間が掛かりそうである。
n ☆
a ☆
残った形態素は以下の通り、30形態素である。
-es, -en, -on, -'l, -e-, -a-, -u-, -i-, -v-, -l-, -m-, -rg-, -er, -al, si, ta, letix, qune, fal, mels, ler, xale, io, als, fi, ol, fua, liaxa, edioll, liaxu
jekto.vatimelijuとかなんか話していて、コーパス偏り過ぎじゃね?という話が出て来る。nertnir ad donen io karmacist(国土交通省)だったり、aiar(飛行の)だったり、dijyk(リンゴ)はそれぞれ航空法とリンゴ文から来ていると思われる。ただdijykは作中で翠が理解しているのだけども、航空法という分量が多く、構文も似たものばっかりが続いている一般的じゃない文をコーパスに含むと酷く偏る。さすがにこの偏りは酷すぎるということで、j.v.が特徴のある文章(航空法、リンゴ文二種、いせにほ)をコーパスから抜いて、純化コーパスを作って集計しなおしてくれたわけでそれが以下。
見たところだいぶマシなコーパスになってる。
-単一分解
lex, mi, la, -'s, es, -'d, -'i, -o, mal, niv, -e-, lkurf, mol, co, -a-, pa, -en, fqa, ad, liaxa, -ss, als, -on, si, xale, -es, -j, -'c, ny, y, edioll, liaxu, fal, elx, edixa, -'l, qune, -t, ja, zu, is, vsfafgh, -u-, cene, fua, letix, ledz, -afa, harmie, mag, -stan, jol, ler, mels, -er, lot, tydiest, -al, ci, fhasfa, selene, xel, tisod, -erl, adit, edixu, -il, -ium, cyfoi, fi, zest, deliu, icve, cun, snenik, 1, -i-, fai, lap, ol, set, e, klie, kynte, -sti, aklurpti'a, panqa, -sta, akranti, celdin, fon, ly, senost, leus, plax, l'-, vynut, dijyk, liaxi, skurla
-按分配分
-o, lex, la, -'s, -'d, mi, -'i, es, -r-, -e-, mal, -a-, niv, -es, -en, i, -j, -l-, lkurf, -on, co, mol, -t, -ss, io, e, pa, fqa, ad, -'c, -er, liaxa, si, als, xale, -u-, -i-, ta, ny, n, -'l, y, a, eo, edioll, fal, liaxu, elx, -stan, edixa, ja, ci, larta, qune, fi, -al, is, zu, ler, vsfafgh, -erl, letix, -ium, cene, fua, -m, xel, -il, ledz, -afa, -sta, harmie, mag, -sti, l'-, jol, -v-, mels, lot, tydiest, -te, selene, -le, font-, fhasfa, tisod, vel, akranti, adit, cyfoi, edixu, fai, zest, m'-, deliu, icve, le, cun, snenik, -me
非純化コーパスを取り除いた単語一覧。
・単一分解
ledz, -afa, mag, lot, fhasfa, xel, tisod, adit, edixu, cyfoi, zest, icve, cun, snenik, lap, set, klie, kynte, aklurpti'a, celdin, fon, ly, senost, leus, plax, vynut, liaxi, skurla
・按分配分
xel, ledz, -afa, mag, lot, fhasfa, tisod, vel, adit, cyfoi, edixu, fai, zest, m'-,icve, cun, snenik, -me
上記に書かれた非純化コーパスの抽出単語に対しても文法や環境を考慮して採用・不採用を決める。なお、下記の項目に関しては前述の規則の通り不採用とする。
-afa ☆、命名語尾、xalijaがxal-ijaであることさえ理解しづらいのに命名語尾をそんな初期に理解できるのか?不採用。
-me ☆、再帰語尾、頻出するとは云いづらいし、翠君には難しそうだ。不採用。
ledz ☆、通貨単位レジュ、環境と関わるところではあるがこの時代では地域によってレジュは使われていた。とはいえ、翠の地域は既に集産体制が確立していたためあまり関係しなさそうである。
fhasfa ☆、何か、めっちゃ出て来る一般名詞of一般名詞だけどあまりにも意味が曖昧なので理解できているかは不明。辞書には出て来そうだし、とりあえず採用にしても大丈夫だろう。
cyfoi ☆、木、普通の一般名詞だけどまあ習得していても不思議ではないので採用。
j.v.「調べます」
fafs「え?」
j.v.「一般名詞は疑って掛かれの原則なので……えーっと」
fafs「なるほどね?んでコーパスのどこから来てるんだろう。」
j.v.「『星の王子様』かなあ、特定のコーパスというより、木を題材にしたのが多かったのかも。まあ習得していても問題ないやろ~」
fafs「なるほど……。」
j.v.「16回、登場回数の半分はmelnilarta……?『第三者』から来てますね。」
fafs「あー、第三者。」
zest ☆、賃金、上記の通りユエスレオネ主義的集産体制が確立している状態で賃金という概念が思想的に好まれるかというとそうでもなさそうに見える。辞書でわざわざ調べれば出て来るのだろうがあまり翠は聞く機会がなさそうである。不採用。
j.v.「zestは偏りっぽいですね。」
fafs「えぇ?」
j.v.「akrantiiumsta'd……ってなんだろうこれ、労働法?ってあります。」
fafs「ああ……あるねえ…労働基準ほ――」
j.v.「労働基準法ですな。31、全部労働法でーす☆彡」
fafs「はぁww」
j.v.「やっぱり、すごくやっぱり。」
snenik ☆、日、一般名詞であり、思想的問題もなさそうである。採用。
kynte ☆、教師、シャリヤたちのことをどう呼ぶかという問題だが、翠はそもそもkantiという動詞を知っているのでkanti-erという単語を生成して、シャリヤか誰かに修正されてそうである。採用。
fafs「これ、kynteさ、『最後の授業』でしょ。」
j.v「unde memylo chirfar……?」
fafs「はあなにそれ」
j.v「世界人権宣言ですね……に一回出てきて、残りは全部『最後の授業』です!」
fafs「」
aklurpti'a ☆、絵、snenikと同じように一般的名詞であり思想的問題もなさそうであるので採用とする。
xel ☆、見る、一般的な動詞であり、思想的問題もなさそうであるので採用する。
tisod ☆、感じる、同上
icve ☆、受け取る・貰う、同上
klie ★、来る、本編#46に記述あり。
良く分からないが、確か"tydiestトュディェスト"と"klieクリェ"は移動系の動詞だ。
celdin ☆、助ける、一般的な動詞であり、思想的問題もなさそうであるので採用する。
senost ☆、聞く、同上
skurla ☆、描く、同上
lot ☆、~しく、lotは2015年時点で古語化されている。不採用。
lap ☆、~のみ、翠君が意味を簡単に理解できるとは思えないので不採用。
fon ☆、~の、意味が理解できたとしても-'dを使い続けそうな気がするのと、この時代においてはユーゴック語起源のこの単語が定着しているのかということが疑問なので不採用。
leus ☆、~を使って、レトラでの労働において使う道具などが指定されたりするとき自ずと理解が進みそうな気がする。採用。
set ☆、とても、一般的な程度を表す形容詞であり、思想的問題もなさそうであるので採用する。
vynut ★、良い、本編#58に記述あり。
"Cenesti...... xace. Mi es vynut……."
多分話の雰囲気から考えて、大丈夫と言っているのだろう。
mag ☆、なので、一般的な接続詞であり、思想的問題もなさそうであるので採用する。
adit ☆、~と~と、文語でのみ使うのとあまり一般的じゃないので不採用。
cun ☆、なぜなら、一般的な接続詞であり、思想的問題もなさそうであるので採用する。
下記、43形態素が残った。残り52形態素である。
-es, -en, -on, -'l, -e-, -a-, -u-, -i-, -v-, -l-, -m-, -rg-, -er, -al, si, ta, letix, qune, fal, mels, ler, xale, io, als, fi, ol, fua, liaxa, edioll, liaxu, fhasfa, cyfoi, snenik, kynte, aklurpti'a, xel, tisod, celdin, senost, skurla, leus, set, cun
未だに第一部で習得できた単語数95に達していないので、コーパス外から適当な単語を持ってくる必要がある。そこで、tarf.klan氏が作ったリパライン語基礎単語108語を参照することにした。以下がその全容である。
selene, cene, jol, lecu, shrlo, fe, deliu, mole, fenxis, -'s, -'i, -'c, -'d, -o, -en, -on, -es, -er, -erl, -el, -il, -j, -ss, -stan, -ste, -sti, -me, -nerfe, -nasch, -t, at, fal, fon, la, lap, lap at, lex, mels, ny, mi, co, ci, si, fqa, fgir, la lex, mors, iulo, als, harmie, harmae, fhasfa, larta, e, lineparine, lkurftless, aloajerlerm, es, ers, mol, is, akranti, anfi'erlen, firlex, knloan, krante, letix, lkurf, lus. rifle, tisod, tydiest, xel, fqiu, fgiu, vynut, xorlnem, niv, set, ekce, cirla io, ad, ol, mal, pa, cun, mag, fi, vatimel, lirs, zu, eo lex, elx, harmoe, harmue, harmy, ja, lu, esm, dea, tea, iska, nace, plax, salar, salarua, xace, YD
思ったより削れて出てきたものがまともだった。tarf.klan氏は初期からリパライン語に触れていたし、集計をする前から先見の明があったのだろう。
lecu, shrlo, fe, mole, fenxis, -ste, -nerfe, -nasch, at, lap, lap at, la lex, mors, iulo, harmae, lkurftless, aloajerlerm, anfi'erlen, lus, rifle, fqiu, fgiu, xorlnem, ekce, cirla io, vatimel, lirs, harmoe, harmue, harmy, iska, YD
文法や環境を考慮して採用・不採用を決める。諸々は今までやったのに従うよ。
-ste ☆、不定性、定性に関して翠が理解できているかどうかについては疑問があるため不採用。
-nerfe ☆、欠格「~なしで」、欠格だけではなく広範囲に使われているので簡単に理解できるとは思えないが、思えば基本的な意味を辞書で表す時は大体簡単な形になるので辞書を見れば習得できることは容易に想定できるので採用とする。
la lex ☆、前文引用、日本人は前文引用と指示代名詞を区別しないため翠には習得が難しいと思われる。小ネタの話外に基づきファイクレオネ人も翠に対しての配慮をしているものと思われるので不採用。
mors ☆、物・物体
iulo ☆、事・出来事
上記の二語はあいまいで確かに様々なものを指す際によく使うため、習得していてもおかしくはないので採用とする。
harmae ☆、誰
harmoe ☆、何時
harmue ☆、何処
harmy ☆、何故
上記の四語はharmieと同じ疑問詞である。生活のうちに習得していてもおかしくはない。
lkurftless ☆、言語、普通に習得できそうなので採用とする。
aloajerlerm ☆、名前、普通に習得できそう。元々何を指していたかは置いておくとして採用にしておこう。
anfi'erlen ☆、頑張る、格組があれだがまあ習得していてもおかしくはない。採用。
lus ☆、使う、まあ基本語なので習得できているだろうな、採用。
rifle ☆、好き、本当に習得できた時が素晴らしいのでこれはまだ置いておくことにしよう。不採用。
at ☆、~も
lap ☆、~だけ
lap at ☆、~すらも
上記三つ+-'tjの使い分けが混同している可能性がある。確定して使えるものとしては扱いたくないので不採用。
fqiu ☆、この・その
fgiu ☆、あの
上記二語はfqa'd, fgir'dで置換可能なため、もし翠がこの単語の意味を覚えたとしても印象深く記憶したと考えづらいため不採用とする。
xorlnem ☆、素晴らしい、習得していてもおかしくはない。採用。
ekce ☆、少し、習得していてもおかしくはない。採用。
cirla io ☆、本当に、習得していてもおかしくはない。採用。
vatimel ☆、更に、習得していてもおかしくはない。採用。
lirs ☆、そもそも、話し始め等によく使う単語であるか翠はmerを多用するので覚えなさそうであるので不採用。
lecu ☆
shrlo ☆
fe ☆
mole ☆
fenxis ☆
あまり文法的な単語を覚えさせると以降の作中で文法習得描写が疎かになりそうな気がしたのでここらへんは総じて不採用にしておこう。
iska ☆、ヒンゲンファール「あまり汚い言葉は使わないようにしましょう。」、不採用。
YD ☆、古語的なのでそもそも使われていない可能性が高い略号、不採用。
15形態素が追加されて、58形態素になった。残り37形態素。
-es, -en, -on, -'l, -e-, -a-, -u-, -i-, -v-, -l-, -m-, -rg-, -er, -al, si, ta, letix, qune, fal, mels, ler, xale, io, als, fi, ol, fua, liaxa, edioll, liaxu, fhasfa, cyfoi, snenik, kynte, aklurpti'a, xel, tisod, celdin, senost, skurla, leus, set, cun, -nerfe, mors, iulo, harmae, harmoe, harmue, harmy, lkurftless, aloajerlerm, anfi'erlen, lus, xorlnem, ekce, cirla io, vatimel
翠はいくつかの単語を理解するために辞書を芋づる式に引くと思われるので、ただ単に頻出したり、よく使いそうな単語を追加するだけではまだまだリアリティに欠ける。なーのーで、まず、翠がどのように辞書を引き、単語を理解していったかという経過を習得語考察においても考えなければならない。これに沿った語彙の増加があるとも考えられるからである。
面倒だが、いままでの翠の言語習得描写を見ていくことにしていこう。
#43
《原文》
levip
【fto.e】Ers kranteerl zu plasi kraxaiun ol meiaqerz ad et.
Kantecergen kraxaiun : lkurlos
:Mi melfert <levip> fal levip.:
《対訳》
辞書
【蒼クラス名詞】単語や熟語などを説明する本
類義語:lkurlos
「私は”levip”を辞書で引く」
図書館の閉館を理解した翠は、次の日に図書館へと向かうことを決心した。ヒンゲンファールと再会し、呼ばれ方を訂正されながらも、本来の目的である言語学習のために図書館に入っていく。そこでシャリヤの家にもあった辞書を発見し、背表紙を読めるようになったためにとりあえず"levip"という意味の解らなかった単語を探すことになる。
辞書の例文の分かる範囲で理解し、類推し、melfertが「辞書を引く」の「引く」(実際は「探す」)であると理解する。また続けて語釈中のkraxaiunを以前のシャリヤの緩衝母音説明に基づき「単語」であると理解した。レシェールが翠に話しかけ、何をやっているのかと訊いてきたところで翠はレシェールにplasiの意味を尋ねた。
#44
《原文》
Meiaqerz
【fto.e】Ers qanteerl leus eustira'd kraxaiun.
:Ales lersse lineparine'd meiaqerz.:
《対訳》
熟語
【eクラス名詞】複数の単語によって表現するもの
アレスはリパライン語の熟語を勉強する。
レシェールの解説によってkraxaiunとplasiの意味を理解する。meiaqerzの意味を理解しようとし、辞書を更に引く。例文からこの単語が「リパライン語の」で修飾できることを理解し、学べるということも理解した。Ersの意味を理解することは保留したらしく、語釈中のqanteerlとeustiraを理解することが大切だと思ったらしくレシェールにこれを訊いた。レシェールの説明中にskurla, xinirftle, stafiortを理解したすえに両単語を理解した。
#45
《原文》
Ers
【kan.e】Zu es :e es:.
:Ers kranteerl.:
《対訳》
である
【eクラス表現】つまり、"e es"である。
「本である。」
語釈からe esの省略であることを理解する。eに関しては理解できないと察して保留にした。
《原文》
ol
【krt.a】(P ol FH) larta text faller P ad FH.
:Fqa es larta ol dolum.:
《対訳》
または
【aクラス接続詞】(PまたはFH)人がPかFHから選び出す。
「これは人かドルムである。」
過去理解していたfelifel textを語釈から考えて間違えて理解していたのではないかと思い始める。レシェールに尋ねると、textとfallerをすぐに説明した。levipの語釈に戻って、zuは文脈的に意味を理解した。
《原文》
Et
【ftl.e】Ers niv lesditekston lkurferl.
:Mi firlex ete'd duxienerl.:
《対訳》
他
【eクラス名詞】記述でないいうことである。
「私は他の仕事を知っている」
etの語釈は、lesditekstonの解釈で遮られたが、レシェールが寝ており、訊くことはできなかったため理解できていない。
#51
《原文》
lesditekst
【krf.e】Ers xelvin kranteerl ol lkurferl.
:Xakant es lesditekst.:
《対訳》
先述の
【蒼クラス形容詞】既に書かれた、言われたこと。
「タイトルは既出です。」
やっと辞書が引けるようになるのはここから、レシェールにリパライン語を勉強すべきだと言われ、訊き忘れたlesditekstonを辞書で引くことに。そのままでは辞書にはなくlesditekstの語釈を確認することになる。xelvinが理解できず、これも引くことに。
《原文》
xelvin
【fto.e】Ers eso e'i edixa.
:Mi xelvin firlex co.:
《対訳》
「私は既にあなたを知っている。」
既に
【蒼クラス副詞】したことである。
大体理解できたためlesditekstの意味は理解できたことになる。ただこの後裁判だの、なんだのが続くためまた辞書引きは中断されることになる。levipから始まる辞書解読はここで切れている。
#59
また飛んで59話、第一部の辞書参照はこれで終わりになっている。翠が解放され、シャリヤに突き放されたのちにフェンテショレーによる攻勢があったわけだが、それでシャリヤと再会するまで謎の置き手紙の存在に関してはあまり注視していなかった。ただし、ここまで来て余裕が出来た翠はいくつか事態を整理して理解することを望むようになる。置き手紙に会った一番理解できそうな最後の行の文章"En niv el fi'anxa."を理解しようとして、まずenを辞書で引いた。
《原文》
En
【ft.i】(S-'s I-'i C-'c)Ers eskavon amolo S'st I'it C'ct.
【ft.i】(S-'s I io) Ers S molo faller I.
【ft.i】Ers veleso elminal's ternejafnao'i.
【ft.s】(S-'s C-'c/eska) Ers tydiesto S'st eska C.
:Mi en ietost'i arfecalexe'c.:
《対訳》
入る
【他動詞】-'sは-'iを-'cの中に置くことである
【他動詞】-'sが-'iの中から選ばれて存在することである
【他動詞】軍隊が準備されることである
【自動詞】-'sが-'cの中に行くことである
「私は水を瓶に入れる」
翠は語釈の多さに戸惑うが、「~から選んで~が存在すること」、「~が~……行くこと」ととりあえず仮定して次にelを辞書で引いた。
《原文》
El
【krx.】(el S)Ers S'l, S'c.
:Miss tydiest el alefis:
《対訳》
まで
【接続詞】Sへ、Sに
「私たちはアレフィスの元へと行く」
elが-'c/-'lとほぼ同じであるとして理解できた。
第一部の辞書検索描写はここまでである。
levip "Ers kranteerl zu plasi kraxaiun ol meiaqerz ad et."
->melfert
->kraxaiun
->plasi
->meiaqerz
-->qanteerl
--->skurla
-->eustira
--->stafiort
--->xinirftle
->ers
-->(中断)e
->ol
-->text
-->faller
->zu
->et
-->(中断)lesditekston
--->lesditekst
---->xelvin
"En niv el fi'anxa."
en
el
levipの語釈の理解の過程を考えると10形態素の文を理解するために19形態素を理解することになった。"En niv el fi'anxa."のほうはそれに対して4形態素文に対して2形態素の理解のみであった。辞書を芋づる式に引く場合の例がlevipの語釈解釈のみなのでそれが強くなるが、現在採用している語彙の二倍となると規定の語彙数を超えてしまう。というかよく考えると採用した文法的要素はパズル的に(或いは緩衝音などは慣れや間違えた時の気持ち悪さとして)習得しそうなものである。というのも、筆者も子供のころからタミル語を聞いて習得し、話すとき人称に合わせて無意識に動詞の語尾を変化させていたからである。これは話者である私が主語人称と動詞語尾を合わせようと意識するのではなく、合わなかった時の発話が気持ち悪く感じられてくるもので正しさを認知している。というわけで専ら辞書を引いて理解するのは内容語ということになる。如何なる言語学習においてもそうだが、私のタミル語学習においても、機能語の雰囲気で文の流れは分かるものの内容語が分からないので内容が分からないということは頻発した。このように翠も頻出する内容語に関しては曖昧な解釈に留まり、正しい意味を知ろうとして辞書を引いたはずである。
というわけで、上記採用単語から内容語らしいのを取り出してみた。20形態素で単純に二倍とすると全て理解するまでに習得する全ての形態素数は78形態素で、残り17形態素残るが上記はlevip語釈解釈に基づく単純計算なので増えたり減ったりしそうである。というか機能語を辞書で引いたことにすればもうちょっと増えるのでまあ足りなかったら足せばいい話である。
ta, letix, qune, cyfoi, snenik, kynte, aklurpti'a, xel, tisod, celdin, senost, skurla, lkurftless, aloajerlerm, anfi'erlen, lus, xorlnem, ekce, cirla, vatimel
次の通り、追加語彙の参考とするために理理辞書を書いている。言語理解への未収録形態素及び上記の選定形態素以外の形態素は赤字になっている。
ta
【ft.s】ers iso cystfechen ziechija.
(【自動詞】直立した姿勢になること)
letix
【ft.i】ers eno s io.
【ft.i】ers icveo i cixj s'd mors.
(【他動詞】-'sに含むこと
【他動詞】-'sの所有物としてiを受けていること)
qune
【ft.i】s letix i cixj paltdzarl.
(【他動詞】-'sは-'iを知識として持つ。)
cyfoi
【ftl.e】E es snekuv zu aleron niejod faller aturko'it veleserl stysj zu letix rivosnassi ad faistass.
【ftl.e】Ers fitarkotiel. Ers fiezkatele'd fka lex roft kotiel.
(【名詞】葉と枝を持つ、高く植えられた植物のうち、長年生きた植物である。
【名詞】惑星のこと、恒星の周りをまわる天体。)
snenik
【ftl.e】Ers 24'd liestu zu faikleone'st sisnesto'd fhaoto'd panqa'd stevyp io liestusnej zu es junafla josnynil ler junafla josnynil el liestu.
(【名詞】24時間、つまりファイクレオネが自転する一周期における時間の量、日の出から日の出までのことである。)
kynte
【ftl.e】Ers kantier.
(【名詞】教える人である。)
aklurpti'a
【ftl.a】Ers skurlaverl leusj chai adit firja fal rakar.
(【名詞】平面に線や色彩を使って描いたものである。)
xel
【ft.i】s es flyrces'i leusj fiurs mels -'i.
【ft.s】s jel o senost e'c o tisod e'c o vsfafgh
【ft.s】("cene"'tj) l'd furdzvok mol s's.
【ft.s】s cystfechenon tydiest l.
【krc.】Ers chirfar mels molo voklisen else fal xeu'd dire.
(【他動詞】-'sは目を使って-'iを知覚する。
【自動詞】-'sは感じるか、感じるか、感じるか、感じる
【自動詞】(ceneを伴って)lはsに到着する
【自動詞】sはlへ直線的に向かう
【間投詞】次の手でエルゼが取れることの宣言)
tisod
【ft.i】Lkurftless ol ny fisart leus s es fryrcerlex'i unsarl o disien fal fasafal mels i.
(【他動詞】-'sが-'iを言語または不定形のものを用いて心が存在するところで理屈か感情を認知すること。)
celdin
【ft.i】s is ny arterletrisen fua i.
(【他動詞】-'sは-'iのための利益になる。)
senost
【ft.i】s es flyrces'i leusj lulas mels i.
【ft.i】s's i'i senoston tisod c s's.
(【他動詞】-'sはiに関して耳を使って知覚する。
【他動詞】-'sが-'iを聞いて、sがcを感じる。)
skurla
【ft.i】s qante i leusj chai adit firja fal rakar.
(【名詞】-'sは-'iを平面に線や色彩を使って表現する。)
lkurftless
【ftl.e】Ers qanteel kanteterl'i leusj akrapt.
(【名詞】(意味論的)記号によって意味を表現する方法)
aloajerlerm
【ftl.e】etollen lipalain mors zu farteven es inistieserl aloajerle's i faller ferlk.
(【名詞】名前の内、語源がアロアイェールが命名したものである伝統的なリパラインのもの)
anfi'erlen
【ft.i】s es i'i aus mevau.
【ft.s】s veles eso c's aus mevau.
(【他動詞】-'sは-'iを苦労して行う。
【自動詞】-'sは-'cが苦労して行うことをされる。)
lus
【ft.i】s penxenon destek leusj i zu es mors adit lesur, laaxm.
(【他動詞】sはiを使って役立つように行動する。)
xorlnem
【krf.】【krc.】Ers armath e le vynutu'c laj jelerl.
[xale:snyror, tijiest]
(【形容詞】【間投詞】主観的により良く感じさせるものである。
[類義語:snyror, tijiest])
ekce
【krf.】Murtmirstan es vers ol garcierl es evist.
【fto.】(Ers ny la lexe'd ftonaolen fisart)
【krc.】Edixa voklisenerfe nun pelx lartastan selene quneo ol firlexo elx es. Jeie ol mevau eso fuaj lus <ekce>.
【krc.】Ers deroko veleser lkurfo mels fhasfa. Deroko es niv maceluato.
(【形容詞】その量が少量である
【副詞】(上記の副詞形)
【間投詞】意味がなく聞いたが、当人が知りたいか、理解したいということである。面倒や苦労にならないことを表すために「少し」という。
【間投詞】呼ばれた人を何らかの理由で呼び出すこと。Derokoは雇用することではない。)
cirla
【ft.e】Ers ny fanxen iulo o feanerl.
【krc.】(Ers nuno la lex.)
(【名詞】適当でないこと、そのままのこと。
【間投詞】(上記を尋ねているということである。))
vatimel
【fto.】【krt.】Ers veleso atakeseso'i.
【fto.】(durxevirel)Ers lkurfer's karxo iso'i desteker feat arterletrisen yst edioll.
(【副詞】【間投詞】加えられることである。
【副詞】話者が動作主に不都合な結末を願う)