Edixa lex dosnud jeskasti xici小ネタ

#1

「300レッジュもあればパンくらいは食べられるだろうと思った」
  • ショレゼスコ以前のレートだとするならば、600円程度に換算できる。
「「腹が減っては戦はできぬ」というから、……」
  • 原文では“Shozhyer fenxergerl reto vaifist.”で「料理人はヴェフィサイトを殺す」という意味、ヴェフィサイトはファイクレオネの伝統的な騎士階級のこと。

#3

「皆がみんなリパライン語を話せない上にユミリアがいくら待っても来ないのである」
  • ターフ・ヴィール・ユミリアはイェスカの妹、史実ではイェスカの死後にユエスレオネ社会党の党首となってユエスレオネ連邦を先導する。
「リパライン語の「しかし、~のために場所になる」という句の動名詞を「しかし、~のための場所になこと」と間違えたらしい」
  • 原文では"Lineparine io niss nix “pa c’polt-es”’d ftono “pa c’polt-o”’c ly."である。原文がリパライン語だからこそ日本語では分かりづらく、笑えないところ。

#4

私はウェールフープ可能化剤を使ったことが無い。何故なら、私はファークが嫌いだったからだ
  • ファーク(fhark)はサームカールト(tharmkarlt)と呼ばれるサボテンの一種から取れる成分を生成した向精神薬であり、ウェールフープ可能化剤の性質を併せ持つ。
「ウェールフープ学はシェルケンの訳の分からない妄信の時代からは高度に進化している」
  • シェルケンはファイクレオネの保守派のこと、魔法生神論と呼ばれる非科学的なウェールフープの解釈をしていたためにイェスカからは批判の対象になっている。
「だから、レスプリもパイグ人の血飲みの儀式を真似なくなったという訳だ」
  • レスプリはウェールフープ医学者のことであり、パイグ人の血飲みの儀式はおそらくリパラオネ人レシェール氏族のお互いの血を飲む儀式のことを指している。おそらくイェスカは良く分からない迷信に基づく儀式ということを言いたいのだろう。
「そもそも、私の武器は鏃ではない」
  • おそらくSkyl.4:4 3:3に影響を受けた表現で文脈上から見れば、「思想家の武器は思想である」を裏返したことを言いたかっただけなのだろう。

#6

「ヴァルカーザもホートシェートも、植えられてるところを見ることもなかった」
  • ヴァルカーザ(valkarsa)もホートシェート(hortxert)もリパラオネ人にとっては一般的な木である。詳しくは理日辞書を参照のこと。
「フィアンシャに帛䘜を運びに通る阿呆も居ない」
  • 祈るときに用いられる巨大な布である帛䘜(flaniety)は一定期間後にフィシャ派リパラオネ教では聖職者の衣服(flanisa)として用いられる。イェスカはリパラオネ教的な価値観にあまり賛同していないためである。
「フィシャ祭りの後の陽気さの残滓も、アレス・リュズーラート・シェムシヤのローシャヘラ法の香りも、白銀の民の母が練ったバネアートも、ここにはない」
  • 文化依存な文章が連続し過ぎである。これでは訳されても誰も分からない。
  • フィシャ祭りはリパラオネ教の教祖であるフィシャ・レシェールの生誕を祝う祭りのことである。
  • アレス・リュズーラート・シェムシヤはファイクレオネの分類学の始祖であり、ローシャヘラ法と呼ばれるリンネ分類に似たシステムを構築した。
  • バネアートはどんぐりの餡のことである。いせにほの第二部にも登場している。白銀の民はリパラオネ人のことを指しており、その髪が銀色であることを形容している。
「フィシャ・ステデラフから続く革命の血はピリフィアーのうちで我々の世代で一番の成果に至った」
  • ピリフィアーは暦の一つで人類がその働きを受け継ぎ続けてきた有史の流れを指す。
  • フィシャ・ステデラフはピリフィアー歴1979年の改革派教法学者であり、スキュリオーティエ叙事詩に基づいて革命権の提唱を行った。イェスカの考えを継ぐ社会主義ではステデラフをその考えの始祖とし、その思想をイェスカが仕上げたと考える。ユエスレオネ連邦の憲法においても前文で「人民とレシュト主義の努力の末に生まれたステデラフ教法学的革命権の発明に続き、ピリフィアー21世紀のターフ・ヴィール・イェスカによる偉業によって革命は明瞭に完成した」とある。

#7

「この風景が、馬鹿で気が狂った政府派の悪辣な偽装工作でないとすれば」
  • 政府派とは、ユエスレオネ内戦で革命派が交戦していた勢力のことであり、共和制政府のことである。フェーユ政府、アル政府、クワク政府であり、ユエスレオネ内戦では全てが革命政府に降伏した。
「地上に残った国家は無いと思っていたが、ここは地上の国家なのだろう」
  • ユエスレオネが出来た理由はそもそも地上から逃げるためであった。地上はパンデミックと怪物の出現によってほぼ滅びた。
「この地がクワイエだろうが、大陸側だろうと」
  • いずれも地上の地形のこと、クワイエはオーストラリアのような大きな島になっており、クワイエ共和国という政府が存在していた。
「私がヴェフィス国立研究院大学に居たとき、よく帰り道の道中にある古本屋に行っていた。ローシャヘラ氏の分類学本やら、スキュリオーティエ叙事詩の註解書、などなどそこで読んだ本は数えきれない」
  • ヴェフィス国立研究院大学はリパラオネ共和国にあって、後にPMCFヴェフィス共和国に移転した大学の名前、イェスカの他にもターフ・ヴィール・イェスカ(政治家)、ユレイシア・アレス(言語学)、ローシャヘラ・アリェシ・セムシヤ(分類学)、レクタール・ド・シャーシュ(言語政策)などの名だたる歴史的偉人を輩出している。
「キャスカ・ファルザー・ユミリアの時のように過ぎた記憶は邪魔者と一緒に焼き払ってしまったのではないだろうか?」
  • キャスカ・ファルザー・ユミリアは独立国家戦争時代の燐帝字母研究者であり、戦時中に図書館で籠城戦をして燃え盛る本と共に死んだ。

#8

「まあ、この少女は奇妙だがリパライン語を喋り、フラニザを着るということは教養あるリパラオネ教徒なのだろう」
  • フラニザはリパラオネ教の聖職者であるシャーツニアーの制服である。シャーツニアーは教学についてよく学ぶため、一般的に教養があるとみなされている。

#9

「こういう人間はホートシェートの元で誓いをたてるのに向かない」
  • スキュリオーティエ叙事詩において主人公のユフィアはホートシェートという木の元で副将たちと誓いを立てたために契約の象徴となっている。「異世界語入門」の登場人物紹介ページの左側に立っている木はホートシェートである。

#11

ピリフィアー2003年のアルとクワクでの反革命主義者による虚しい反抗の処分を熟考する時間のような一瞬も無かった」
  • ピリフィアー歴2003年というと丁度ユエスレオネ内戦の真っ最中である。フェーユ、アル、クワクの三政府のうちフェーユ政府は一番最初に降伏を宣言するもアルとクワクは戦闘を継続し、イェスカは革命軍を向かわせて政府軍を殲滅させることになった。
人民の木のような語源を想起しているうちに男の拳が私の顔の前に現れていた」
  • 木のような語源とはユエスレオネ中央大学のカラムディア衛星名翻訳のことを言っているのだろう。その前に来るユエスレオネ内戦の回想が必要のない民間語源の存在に似ているということを言いたいのだろうがセンスが良く分からない。


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