- 筆者は(日本に居た頃の)高校時代は毎週レベルでカラオケに行っていたが、大学に入ってから忙しくてさっぱり行けなくなってしまった。悲しいかな……。
- 「世紀末司書伝説」→「世紀末英雄伝説」から。
- 「ステータスだ……」→らき☆すたより、詳細。
- ヴェフィス語名は名前、名字、省略名称で構成されており、一般的に微妙な親しさの人間に対しては省略名称で呼びかけることが多い。逆に名前をいきなり呼ぶのは馴れ馴れしいだとか、恥ずかしいと思われがちである。リパライン語名にも省略名称が存在するがシャリヤたちはそれで呼ばれることはあまり気にしていないようである。
- 「ふぇ?」を教師は"fer"と受け取って、肯定の意であると見なしたから頷いている。
- flanijurna(鶺鴒)はここでは「特別警察の警察官」を指している。シェルケンの関係者である先生は翠を特別警察官だと思っている。
- iska lut xelkenerは直訳すると「クソのシェルケン!」となって、名詞の単立禁止規則にも反する。この言葉はfafs.lavnutlartの小説「はふりの書」において、主人公のガルタ=ケンソディスナルがウェールフープを使うときにいつも唱える言葉で当時はその面白さで悠里勢に広まっていた。
- "mi ad perneon sulaun"は非文ではないが、古語的。
- "fgir'd liestu"は不自然、この場合の「あの時」は"liestustan"を使うのが自然である。
- skurlaveniju.mylonijuの省略名称はskurmyで、ガルタは彼の省略名称で呼んでいる。基本怒られないはずだが、ミュロニユが嫌がっているのは彼がヴェフィス系リパラオネ人だからだと思われる。
- 2003fというのは、イェスカが先導した「革命的計算機計画」に基づき作られたコンピューター・アーキテクチャー。2003f'd nonerと言っているのは、2003lkを指している。「悠里OSプロジェクト」では異世界のコンピューターアーキテクチャーを制作しているので、詳しくはサイトを見られたい。
- ヴェフィス人は反革命的であるという印象が強かった上、保守的な服装である黒装(Dixalv)に似た服装をしていたために叱責されていた。ただ、これは本来行き過ぎた反応であり、適切ではない。
- "~'d viojなんとか"という言い方は、ヴェフィス人や古理語らしい語法である。ユナ・リパラオネ人だと"es viojなんとか fua 名前"という言い方をしそうだ。
- シャリヤの文法認識はここでは間違っている。lia-系助動詞は現在形の相助動詞ではなく、時制無標での単純な相のみを表す。時制・相無標は口語でも文語でもよく使われるために、リパラオネ人は文法概念として現在時制と混同している場合が多い。
- カリアホの速習はガルタやハフリスンターリブ関係者によるデータの蓄積と応用があってこそのことである。翠のように無の状態から言語を習得するという過程を経てはないので、簡単ではあろう。
- シャリヤの辞書を引く方法はシャリヤ自身がユエスレオネ前に生まれたために言語翻訳庁の配列に慣れていなかったために非効率なものとなっている。
- 「キンキンキンキンキンキン!」、九頭七尾氏による小説『無職の英雄~別にスキルなんかいらなかったんだが~』における描写より。口語で書こうとした作家というものは東西南北どこでもこのような扱いを最初に受けるのだろう(適当)
- リパライン語では擬音を使うことは殆ど無いのでそもそも「キンキンキンキン」と言われても何を言っているのか理解されないだろう。
- ガルタが"krantjlvil"の用法に疑問を持ったのは、これをユーゴック語の"kittabwa"と同義と思ったためである。ガルタ自身ある程度、ハタ王国で生活した経験があるので混同した。ユーゴック語の"kittabwa"は「一般的に国が建てた図書館、国立図書館のことを指す」ためにそれに当てはまるのはレトラの図書館ということになる。
- 「神は「自存」という意味である」という副題は、タミル語箴言詩集「ティルックラル」の解説書「ティルックラル・アラム」(ティルックラルのあらまし、とでも訳すべきか)の最初の章「神」の一文目に由来する。